キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

雑記

イヤホンのイヤーピースが耳にハマって取れなくなった話

事件が起こったのは、突然だった。思い返せば、仕事から帰宅してビール缶を空けたのは夜の22時頃だったか。スマブラで勝ちが続いたことが伸ばす手に拍車を掛けたのかもしれない。気付けば1本、また1本と空けてしまい、午前2時頃には泥酔状態に陥ってしまった…

ポッポLv.100でポケモンマスターを目指すサトシになりたい

「今日天気いいっすね」 「あ、明日は雨なんすか?いやーキツいすね」 「でも雨の日ってめっちゃ寝れたりしません?◯◯さんって夜寝るときのルーティーンとかあります?」 僕が人に話を振る。相手が答える。それに相槌を打って僕がまた質問する。次は相手が深…

終末時間

『一生懸命』という言葉がある。正確な意味としては『真剣に物事に取り組むこと』とされ、自分が使うよりはむしろ相手側。「一生懸命だねえ」と褒める形で使われることが多いように思う。もちろん、端から見た姿そうだろうから否定はし辛い。でも頑張ってい…

『魔法のiらんど大賞2022』、シナリオ作品賞の予選を通過した話

こんばんは、キタガワです。 先日、とあるシナリオ賞の予選通過作が発表された。最近は意識的に考えないようにしていたため、いつが発表なのかも不明瞭だったのだが、とにかく。自身初のシナリオ作品『裏目と語れ』が無事一次選考を通過しました。初の何かし…

ブログ更新が激減した9月と、新しい活動の話

夏の暑さも落ち着きを見せつつあった9月。ブログの更新頻度はたった1回、ナナヲアカリのライブレポのみに留まった。これは当ブログ開設から5年が経った現在のワースト記録であり、ある意味とても悪しき記録を打ち立ててしまった。 1ヶ月まるまる文章と距離を…

バックファイア

まだ空も明るい17時。予約していた焼鳥屋に向かうと、何故だかとてつもなく閑散としていた。確かに『営業中』の札は掛かってはいるものの電気は点いていないし、中を覗けば段ボール箱が見える。周囲を見渡しても車も停まっておらず、これは何だかおかしいと…

コロナ禍のいろいろ、ライブのいろいろ、衝突のいろいろ

フジロックが終わり、ロッキンが始まり、サマソニが最後を締め括る夏!アルコールも解禁。マスクも取り外しOK。まだまだ規制はあれど、ようやく夏らしい思い出が作れそうな雰囲気だ。 特に先日無料配信された、フジロックの興奮は格別だった。そもそもフジの…

『フジロックフェスティバル2022』を観て泣きそうになった話

フジロックの生配信を観て、何だか泣けてきてしまった。思えば昨年はコロナの爆発的感染を受け、演者側も参加者側もかなりの逆風に晒されたフジロックだった。実際、会場である苗場には「ニュースですっぱ抜いたろ!」というアクセス数目的のメディアが多数…

前日に溜めた書類仕事を含む業務にかまけ、粗方やり終わったのは昼過ぎ。小腹が空いてきたので一旦外に出ると、土砂降りの雨が聞こえてきて驚いた。そう言えば、出勤前に観た天気予報では「午後から大雨被害に警戒」と表示されていた気もするが、こうなって…

音楽やフェスとは無縁の人たちに囲まれる、夏。

眠気眼で飯を食い、髭を剃る。歯を磨いてカッターシャツに腕を通し、仕上げにネクタイをキュッと締めて真っ黒なスーツを装着する。「さあ今日もクソッタレな人生が始まるぞ」……そんな躁鬱入り乱れた感情になりながら扉を開けると、異様な熱気がダイレクトに…

くだらないたられば

「いらっしゃいませー!」 今日も今日とて、ニコニコして過ごす。嫌なことでも何でも、取り敢えず二つ返事で答えて文句を言わなくなったのはつい最近である。そしてその甲斐あってか、周囲の評価もある程度はついてくるようにはなった。けれども自身を取り繕…

コロナワクチンを打った20分後にライブハウスに向かった話

「接種番号23番のかた前の方へどうぞー」。受付の大声で意識を戻された僕は、思わず一瞬自分がどこにいるのか分からなくなり、辺りを見回した。老若男女が椅子に座って、何やら数枚の紙と身分証明書を握る光景。そうだ、僕はワクチンの接種会場に来ていたの…

『いのちの電話』は本当にいのちを救ってくれる存在なのか

某日、大好きな芸人さんが亡くなった。昔から彼が出演していた番組は欠かさずチェックしていて、一時は彼の笑いに勝手ながら助けられていた。あれから数日が経った今でも「嘘であってほしい」とは思うけれど、それについて個人的に何かを書き記すことはしな…

TRICERATOPSと奥田民生の事件に見る、アーティストがステージ上で酒を飲むことについて

こんばんは、キタガワです。 TRICERATOPSの和田唱のツイートを見た瞬間、これまで特段触れられてこなかったナイーブな部分に、遂にバッと火が燃え移ってしまった感覚があった。先日のとある春フェスで発生した不測の事態。後輩であるトラセラ和田が大御所で…

泣かないでロストボーイ

前略、この話(友人をふたり亡くした話)の続き。 ライブが終わったその足で、僕はリョウと会った。大学を卒業してからリョウは東京にそのまま残り、対して僕は地元島根県にUターンしたのでもう長いこと会ってはいない。けれども風の噂でリョウが数日ほど地…

フリーターから正社員になった生活のリアル

「○○さんって家帰ったら何されてます?」……。沈黙を繋ぎ止めるが如き役割を果たすこの質問に対し、未だかつて満足の行く回答を得られた試しがない。少なくとも筆者調べである程度多かったものとしてはYouTubeやゲーム、アニメ等。そして圧倒的大多数を占めた…

アルコールを5杯飲んで泥酔した客にライブを台無しにされた話

こんばんは、キタガワです。 「ライブハウスの利点って何だろう」と、歓声も密集も禁止された最近のライブシーンで、改めて考えることがある。もちろん人それぞれ思う部分はあれど、個人的にはライブハウスの素晴らしさは『誰も置いていかないところ』にある…

友人をふたり亡くした話

常日頃から、死にたいと心から思っている。こうした気持ちを不特定多数が見る媒体で綴ってしまうのは良くないとは分かっているけれど、それでも。このストレスだらけの生き地獄のような人生に価値を見出だせないし、何より、そんなことを考える自分が今日も…

カネか自分か、自分かカネか

新しい職場で働き始めてから早いもので、数日が経過した。勤務前こそ一抹の不安も過ったものだが、有り難いことに人間関係的にはストレスフリーな環境に身を置いていると思う。もちろんまだぺーぺーなので肉体的にはハードだけれど、それでも。これまで約5年…

魅惑のデスドライブ

その日、僕は本気で死を覚悟していた。昨晩は緊張で眠れず、いざ行かんと意気込む裏側では「何かあったら終わりだ」と心が叫ぶ。電話口から爆笑と共に延々続くグループ通話に参加していたふたりは、顔面蒼白な僕をよそにあっけらかんとした口調で「じゃあ家…

無いのはライブだけ

バイトを辞め有給消化期間に入ってから、早くも10日が過ぎた。未だにどう過ごすのが正解なのかは不明だが、これまではずっとダブルワークをしていたりもしてバイトバイトの生活だったので、取り敢えずは忙しさにかまけて今まで出来なかったことをやっている…

We can go to the place, Where we're forgiven

5年間勤めてきたバイト先の退職の日が近付き、次第に日々も慌ただしくなってきた。仕事の引き継ぎやら何やらをこなしていくうち、仕事仲間の方々からも力強い言葉をかけていただくことも増えて、中には「えっ?キタガワさん有給消化中も出勤されるんですよね…

28歳夢追いフリーターがようやく諦めて就職した話

こんばんは、キタガワです。 今年初めに『全く新しいことにチャレンジする』と書かれた御神籤を引いたのを、まるで伏線回収のように思い返す。もちろんあの時は自分の行動を予期していた訳ではなかったし、何か漠然と「新しいライター募集に応募するのかな」…

休日備忘録

こんばんは、キタガワです。 先日、数年ぶりに長期休暇を取得した。これまではちょこちょこ有給を使い遠征していたし、ある程度は休んでいるつもりではあったのだが、コロナの影響で気付けば未消化の有給が20日以上溜まっていたためである。どこへ行こうかと…

真っ昼間から酒を飲む俺を子供が笑っている

広島の大学時代、僕の生活は音楽と共にあった。沼に片足を突っ込んだのはもうかなり前のことだし、今も変わらず音楽愛は強い自負はある。ただ大学時代は特に音楽に関しての執着が強かったために、それ以外をほとんど見ようとしていないレベルの依存ぶりだっ…

オミクロン株の急拡大で、正直なところ2022年のライブシーンはどうなるのか?

こんばんは、キタガワです。 そろそろ出社しようと身支度を始めた某日の朝、けたたましく流れたニュース速報に思わず声を上げてしまった。出演者がキャッキャと笑う画面の上部に表示されたのは『沖縄県600人以上感染の見通し』というその内容とは似ても似つ…

三が日とノープラン

11時。けたたましいアラームが鳴り響き、僕はモソモソとベッドから起き上がった。久方振りの休日だったので本来であれば昼過ぎまで寝ている筈なのだけれど、こうして珍しく昼前に起きたのは当然、理由があった。 この日は年末年始で地元帰省しているという小…

来年を指し示す王将

「ただ今ご予約いただいたお客様優先になっておりまして。カウンター席ならすぐご案内できますがいかがいたしましょう?」 家族連れでごった返す店内を見て、思わずタイミングを誤ったと後悔する。……今日は12月29日、年末年始はゆっくり過ごすことが世間一般…

ライブという娯楽は本当に不要不急なのか?

松江駅から揺られること3時間。広島バスセンターへ到着した僕は、ロックバンドのシールが貼り付けられたキャリーバッグを降ろした。平日であるためか人は疎らで、外では遠路はるばる来た僕を歓迎するように、パラパラと小雨が降っている。……待ち望んでいたこ…

どん詰まりの死にたい夜の中で

辛くて、逃げたくて、死にたくて仕方が無い人間の気持ちについて、推し量ることの出来る人間は少ない。「そんなこと考えんなよ」「相変わらず暗いな」と直接声を掛けてくれる人がいればまだ良い方で、実際はなあなあにあしらって本人に聞こえないように、さ…