キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

雑記

真っ昼間から酒を飲む俺を子供が笑っている

広島の大学時代、僕の生活は音楽と共にあった。沼に片足を突っ込んだのはもうかなり前のことだし、今も変わらず音楽愛は強い自負はある。ただ大学時代は特に音楽に関しての執着が強かったために、それ以外をほとんど見ようとしていないレベルの依存ぶりだっ…

オミクロン株の急拡大で、正直なところ2022年のライブシーンはどうなるのか?

こんばんは、キタガワです。 そろそろ出社しようと身支度を始めた某日の朝、けたたましく流れたニュース速報に思わず声を上げてしまった。出演者がキャッキャと笑う画面の上部に表示されたのは『沖縄県600人以上感染の見通し』というその内容とは似ても似つ…

三が日とノープラン

11時。けたたましいアラームが鳴り響き、僕はモソモソとベッドから起き上がった。久方振りの休日だったので本来であれば昼過ぎまで寝ている筈なのだけれど、こうして珍しく昼前に起きたのは当然、理由があった。 この日は年末年始で地元帰省しているという小…

来年を指し示す王将

「ただ今ご予約いただいたお客様優先になっておりまして。カウンター席ならすぐご案内できますがいかがいたしましょう?」 家族連れでごった返す店内を見て、思わずタイミングを誤ったと後悔する。……今日は12月29日、年末年始はゆっくり過ごすことが世間一般…

ライブという娯楽は本当に不要不急なのか?

松江駅から揺られること3時間。広島バスセンターへ到着した僕は、ロックバンドのシールが貼り付けられたキャリーバッグを降ろした。平日であるためか人は疎らで、外では遠路はるばる来た僕を歓迎するように、パラパラと小雨が降っている。……待ち望んでいたこ…

どん詰まりの死にたい夜の中で

辛くて、逃げたくて、死にたくて仕方が無い人間の気持ちについて、推し量ることの出来る人間は少ない。「そんなこと考えんなよ」「相変わらず暗いな」と直接声を掛けてくれる人がいればまだ良い方で、実際はなあなあにあしらって本人に聞こえないように、さ…

音楽文アーカイブ記事移行のご報告と、この4年間のキタガワという人間の歩みについて

こんばんは、キタガワです。 音楽文 powered by rockinon.com – 「音楽について書きたい、読みたい」音楽専門投稿サイト 先日から少しずつ、これまで4年間書き溜めてきた音楽文の記事の移行を始めた。……が、上から下までビーッとコピーし、下書きファイルに…

遠征

11月某日、僕は広島に赴いた。新型コロナの影響で思うように遠征が出来なくなって約2年。これまで毎月当たり前のように見ていた風景は、猫カフェが出来たりフタバ図書が消滅していたり、ガラス張りの喫煙所が出来たりと多少の変化もあったが他は概ね、自分が…

胃腸炎患者が新型コロナウイルスの抗原検査を受けてきた話

こんばんは、キタガワです。 言いようもない違和感が体中を襲ったのは、突然だった。いつも通りの機械的なレジ打ちもどこか身が入らない。どころか、自分が何を話しているかも何をスキャンしているかも、よく分からない時間が続いた。ただ、「多分何かの風邪…

『死にたい 夢 年齢 理由』

人生はまだまだ続く。いや、『続いてしまう』というのが意味としては正しいのかもしれない。どうせ明日になれば取り繕った笑顔で「おはざすー」と月収15万のバイト先の同僚と関わるだろうし、悩みを相談されれば「何とかなるから大丈夫よ」と他者を励ますに…

「人生楽しいよ」と笑顔で語る人の気持ちが心底分からない、という話

「今の人生楽しいですか?」……このほぼほぼ禅問答みたいな問いを、これまで僕は多くの人に交わしてきた。帰ってくる答えは基本的には「分からん」。第一印象の時点で明らかにポジティブオーラが醸し出されている少数派の人からは、時たま「楽しい」だ。そん…

ライブにおける紙チケットと電子チケットの話

こんばんは、キタガワです。 2019年に成立したチケット不正販売禁止法、更には新型コロナウイルスの世界的蔓延により、かつてはライブ参加の必需品となっていた『紙チケット』の流通は激減した。言うまでもなく、その代替を担ったのがスマートフォンを提示す…

『はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」』を通じて、4年間の歩みを今

こんばんは、キタガワです。 早いもので、気付けば当ブログ『キタガワのブログ』の運営を始めてもうじき4年が過ぎようとしている。未だ大きな結果を出す事は出来ておらず、弱小ブログの底を人知れずもがいている感は否めないが、とにかく。自分の全てをベッ…

サブスク全盛期のこの時代にCDを買う、ということ

こんばんは、キタガワです。 「CDを買う」……。かねてより公言してきたこの行動が、周囲の人々頻りに異を唱えるようになったのはいつからだっただろう。なお彼らの言い分は決まって「サブスクでも聴けるじゃん」「YouTubeもあるし」「そもそもCDって高くない…

コロナ収束後の冬フェス開催とその音楽的未来

こんばんは、キタガワです。 東京都の本日の感染者数が速報で発表された瞬間、思わず声を上げて喜ぶ学生を駅前で見た。それもそのはず、感染確認の一桁代は昨年5月以来であり、コロナ収束という誰もが諦めかけていた未来を我々は掴みかけているのだから。言…

今日も嘘をついたのだ。

今日も嘘をついたのだ。 「仕事楽しい?」……。久方振りに再開した友人にこの言葉を掛けてYESと答えるのはごく少数で、大半は「楽しいわけないじゃん」とかぶりを振りながら、以降仕事の不平不満をぶち撒ける。方や職場で同じことを同僚に聞くと、決まって「…

埃被った最後のボタン

死ぬことばかりを考えている。毎日、毎時間、酷い時には数分に一回。仕事をすればコミュ力のある同僚と幸せに笑う家族。家に帰ればハッピーなバラエティ。現実逃避の先として行き着くYouTubeや漫画を見ていても、決まって襲い来る。そしてそうした生き地獄に…

夜風の中、ゲームで導く思考変換

昼夜問わずゲームに没頭していた学生時代を終え、仕事の日々に忙殺されるようになって久しい。あれほどプレイしていた代物はいつしか週に数時間程電源を入れれば満足するようになり、そんな限られた時間しかないものだからストーリーを進められるはずもなく…

コロナ禍に開催されたフェスは全て赤字です、という話

こんばんは、キタガワです。 ワクチン接種率が全体の64%を超え、全国の感染者数も下火に。2021年10月現在、コロナウイルスによる悪しき年にも渡る戦いもようやっと見通しが立ってきた。今思い返してもこの期間はずっと辛い制限に四苦八苦してきたので、時間…

某夜

「すみません、3名行けますか?」脳内をアルコールが支配しすっかり呂律の回らなくなった口で、友人が店員を呼ぶ。この日の飲み会は友人の久方振りの帰省に伴って何となしに発案されたもので、3名ともがワクチンを打ち終え、なおかつ翌日も揃って休みという…

『LOST JUDGEMENT:裁かれざる記憶』で幸福な寄り道

嗚呼、自分が欲しているのはこれなのだと、コントローラーを握るたびに日々思う。特に最近は「やるゲームもないから」と取り敢えずの妥協案として、SEROAのレースゲームやヒゲのおっさんがぴょいーんと飛ぶ横スクといった代物ばかりプレイしていたけれど、そ…

未来はTSUTAYAの棚の中

こんばんは、キタガワです。 長年使い続け、すっかり車輪が軋みを上げるママチャリに乗り、いつもの場所に向かう。目的地はかねてより通い続けているTSUTAYAで、この日はレンタル商品の新作が店頭に並べられる、週に1度のラッキーデイだった。辿り着くなり、…

自分から出会って好きになった音楽は絶対に愛せ

こんばんは、キタガワです。 音楽特化型の当ブログを無我夢中で書き続けて、もうじき4年になる。開設当初に思い描いていた理想とは程遠いけれど、現在では少しばかり新たな音楽を知る契機となったとの報告もちらほらあり、微力ながらも閲覧者に何かを与えら…

『良い歳した男が男性アイドルの曲を聴く』ということ

こんばんは、キタガワです。 思えばヒットチャートに毎週必ず誰かしらのアイドルグループが出現するようになって、もう随分経つ。ある程度の年代感の人間からすれば『アイドル』として爆発的に世論を巻き込んだのはAKB48による握手券やセンター総選挙生中継…

誕生日を迎えて回顧する、4年目の夢追いとブログ運営について

こんばんは、キタガワです。 最近「どうしようかな」と漠然と思考する日々が特に増えてきた。これは、そう。言うなれば諦めの気持ちに近い。お笑い芸人なりミュージシャンなり、様々な業種の所謂『夢追い人』と呼ばれる人々が夢を諦める場面を見るたびに「何…

俺が望む全てと異形の者

「ほら!そっち行ったわよ!」 パン、パンという音と共にどこからともなく聞こえるスカーレットの声に心底辟易しながら、俺は道中で入手した高威力ショットガン・SG12を忙しなくリロードしていた。畜生、何だって俺がこんな目に……。確か金庫まで行き着いた時…

音楽文とキタガワ

こんばんは、キタガワです。 音楽文、サービス終了……。公式にアナウンスされた瞬間、今までに感じたことのないような喪失感が心を襲った。総投稿数は『ONGAKU-BUN大賞』時代とボツも含めて97本(採用数75本)、総受賞数は5本。おそらくは最多受賞者・最多投…

このコロナ禍に、敢えてバンドマンが地方をツアーで回ることについて

こんばんは、キタガワです。 本日、東京都の新型コロナウイルス感染者が3000人を超えた。おそらくは超える、でも出来る限り超えて欲しくないと考えていた2000人の大台を軽々超えてこの数字。どうも現状を見るにそのスピードは我々が思ったよりも圧倒的で、果…

コロナ禍でのモッシュ・ダイブの是非をENTHとPaleduskの炎上から考える

こんばんは、キタガワです モッシュと、ダイブ。ポップスはともかく世界のロックライブシーンを語る上で、このふたつはかつて紛れもなく必要不可欠な存在として位置していた。もはや語るも野暮だが補足的に説明すると、モッシュは観客同士がぶつかり合いなが…

不要不急のライブ

約1時間後に迫る米子laughs行きの電車を待つプラットホームで、この文章を書いている。前日はなかなか眠れず、昼になってもどこか無思考。それではいかんと道中でゲームセンターや書店に足を運んだりもしてみたものの、どこかフワフワとした思考が拭えなかっ…