さて、1年ぶりの音楽アルバムランキングである。昨年は音楽自体に触れる機会が少なかったので選出どころではなかったのだが、今年は一転して音楽を聴く余裕があり、心から音楽を楽しめるようになったため、再開の運びとなった。 今回は20作品ではなく10作品…
『RADWIMPS、メジャーデビュー20周年』……。今回のツアーが発表された瞬間、思わず「そんなやってたの!?」と驚いたファンは少なくないはずだ。なぜならRADWIMPSはデビュー当時からロックシーンの最前をひた走る第一人者。“いいんですか?”が流行歌になった…
好きなバンドを追っていると、どうしても『昔』と『今』を比べて考えてしまうことがある。けれどもPOLYSICSに関しては多くの人にとって、きっと「昔から一切変わらないバンド」という解釈で一致しているように思う。サウンドもワードセンスも、その限界突破…
思えばYOASOBIの全国ツアーが大々的に発表されたのは、昨年の12月のことだった。そこには東京や大阪といった様々な大都市圏の会場が当然ながら多かったが、その中にあった『鳥取県米子市』の文字に、やけに驚いたことを覚えている。今回のツアータイトルとな…
今年もサマソニの季節がやってきた!毎年恒例のサマソニレポ。今年は2日目のみの参加のためこの日のみの記載である。 大阪公演のみソールドアウトという結果からも分かる通り、万博記念公園駅に着いた瞬間、溢れんばかりの人が長い列を作っていた。個人的に…
8月某日。久方ぶりの休日にも関わらず、僕はボケーっとしていた。『ボケーっとする』は言わずもがな、『ボケている』という意味ではあるが、言い得て妙である。何故なら僕はまさしく、ボケていたからだ。ゲームを起動するも数分したら切り、それではいかんと…
『サンボマスター、結成25周年』。この情報を知ってもあまり実感がないのは、彼らがロックシーンの第一線を走り続けてきたからに他ならない。ともすれば活動が長くなると人気は下火になりがちだが、今ではライブの熱狂がライブキッズの再評価を受け、今最も…
この度、Web小説サイト・カクヨムにて、拙作『イマジン・ヒューマン!』を連載開始しました。本来であればカクヨムのプロフィール内でいろいろと書くべきだとは思いましたが、それはそれで「僕こんな人間だよ!見て見て!」とアピールしているようでもあり………
ニューアルバム『Channel U』を引っ提げた大規模なツアーを敢行中の緑黄色社会。去る6月1日、待ちに待った島根公演が開催された。かつてインタビューで彼らが「必聴盤にしたいから、今回のアルバムタイトルは『緑黄色社会 2』にしようと思っていた」と語った…
夏前に開催されるフェスはあれど、中でも『無料』という金額ゼロの括りで、なおかつロックを主体としたフェスは日本にふたつしか存在しない。名古屋で開催される『FREEDOM NAGOYA』。そしてもうひとつが阪神淡路大震災の復興支援のために立ち上がった、今回…
とりわけ20代後半〜30代の一部のロック好きにとって、andymoriはバンド界に舞い降りた革命だったように思う。文学的な歌詞、1分弱で駆け抜けるスピード感。またある時には涙腺を緩ませるバラード……と、彼らのリリースした楽曲は他に類を見ないオリジナリティ…
今や多くの音楽好きに知られるようになったシンガー・yamaの2025年はここから始まる。……モラトリアム3部作の最終章として位置付けた3枚目のアルバム『awake&build』を経て、ニューアルバム『; semicolon(読み:セミコロン)』をリリースしたyamaによる全国ツ…
これまで幾度もライブレポート関係を執筆しているけれど、今回のDNA GAINZのメンバーに対しては個人的な縁を感じている。彼らにインタビューを敢行したのは、今から約2年前。偶然耳にした“Sound Check Baby”を聴いて、えも言われぬ感動を覚えたことがきっか…
ずとまよ、遂に山陰へ上陸す……。今や音楽チャートの中心を担うずっと真夜中でいいのに。が次に選んだアクションは、過去最大となるホールツアー!都市部はもちろんのこと、これまで訪れていなかった地方都市含めた新たな場所を居住地とすべく動き始めた今回…
12月24日、世間はクリスマスムード一色。ただ唯一この場所だけは、全く違う喜びに満ち溢れていたように思う。羊文学による恒例イベント『まほうがつかえる』。その最終日となった大阪公演には、世間一般の人とは別に「このライブでクリスマスを締めよう!」…
今年も気付けば終わりに近づいた。振り返ると何も起こっていないようで、はっきりと何かが変わった2024年。過去は過去のものとして風化させるべきとも思うけれども、ここで一旦の総括。……言うなれば2024年全体を備忘録として残しておきたいと思い筆を執って…
ライブが終わって数日経つが、今でもフワフワしていて掴みどころがない、というのが正直な気持ちとしてある。言葉を食べながら、サウンドと映像の海を泳ぎ続けたあの時間は……そう。例えるなら、回遊する魚になったかのようだった。あれは音楽ライブだったの…
今思い返せば、2024年はアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の動きに熱視線が注がれる年だった。実際にアニメ自体が終了したのは、一昨年ほど前のこと。ただ今年は新たな試みとして劇場総集編『ぼっち・ざ・ろっく! Re:』を、その数ヶ月後には後編となる『劇場総…
2年ぶり。指折り数えて2年ぶりである。山口一郎(Vo.G)の鬱病発症に伴い、実質的な活動休止状態となっていたサカナクションによる全国ツアー『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』。それはこれからのサカナクションを語る上で、決して外せないトピックになったのは…
去る5月26日、今や若手ロックバンドの中心部とも言えるマカロニえんぴつによる島根公演が開催された。『マカロックツアーvol.18』とのタイトルに冠されている通り、このツアーは今回で18回目を数える毎年恒例の全国行脚の一環ではある。ただ今回のツアーがこ…
去るゴールデンウィーク、高橋優の弾き語りツアー『ONE STROKE SHOW 〜一顰一笑〜』に足を運んだ。タイトルにも冠されている通り、今回のツアーは高橋にとって初の47都道府県ツアー。それも全公演が『ONE STROKE(ひとつの弦を弾く)』……つまりは高橋優ひと…
「この仕事を辞めたいと思うんです」。そうAさんから伝えられたのは、3月も終わりに差し掛かろうという頃だった。「本当に申し訳ないんですけど、僕にはこの仕事が向いてないと思うので」と語る目と口調で、どれだけのストレスを彼が抱えていたのかは、想像…
【ライブレポート】浜崎貴司 vs. 奥田民生 vs. 岸田繁(くるり)vs. トータス松本 vs. 山内総一郎(フジファブリック)・小泉今日子『浜崎貴司GACHIスペシャル in 国宝松江城2024』
一昨年に行われた伝説のアコースティックイベント『GACHIスペシャル』が帰ってきた!浜崎貴司(FLYING KIDS)が総指揮を取るこのイベントは、元々は『アーティスト同士がギター1本で対決する』をコンセプトに2008年から行われているもので、松江公演は一昨年…
日本のライブシーンにおいて重要なバンドは数多くいるが、その中でもROTTENGRAFFTYの足跡はあまりに大きい……というのは、全ライブキッズに知られるところだ。京都大作戦を含む各種フェスにはすっかり常連、更には全国ツアーも毎年開催。気付けばフェスのバン…
そう言えば、と会場に向かう途中ふと考える。何故なら10-FEETやヤバTなどライブハウスを主戦場とするバンドは数あれど、本来そこに常に名前が挙がるはずのDragon Ashの全国ツアーは、随分久方ぶりの参加のように思えたからである。実際それは事実で、ロング…
完全燃焼。今回のライブを一言で表すとすれば、この言葉しかあり得ない。……そもそもこの日集まったファンも、おそらくは誰も思っていなかったはずだ。演奏曲が1時間半ジャストでなんと28曲、美麗な紗幕もMCも、水分補給やチューニングの時間すらも徹底的に廃…
ヤバイTシャツ屋さんが47都道府県ツアーを敢行してから数ヶ月経ち、今回の広島公演で気付けば終盤戦。通常ではあり得ない短スパンで叩き込まれたスケジュールを消化していく様は『ロックバンドかくあるべし』の感があるが、実際に行うとなるとその過酷さは言…
サカナクションの絶対的フロントマン・山口一郎が精神的な病気を発症してから、もう2年が経つ。その間山口個人としての活動(CMやYouTube配信)こそ行われてはいたものの、サカナクションは活動休止となり、開催予定だったツアーも中止を余儀なくされた。202…
主演俳優が好き、PVが良かったから、有名な賞にノミネートされているから……などなど、映画を観に行く際には大きな理由が存在するものだ。ただ逆に言えば数ヶ月経てばサブスク配信が確約されている現在、わざわざ映画館で観る必要性もない訳である。たとえそ…
『松山千春が全国ツアーを行う』……。その情報こそ元々彼の年間ルーティーンのひとつとして知られてはいるが、今回が地方都市も含めた大規模なツアーになることは、誰が予想できただろうか。特に今回筆者が参加した鳥取県米子市でのライブは約8年ぶりであり、…