キタガワのブログ

島根県松江市にて、ライターを目指し勉強中。音楽と面白い事が好き。人と関わるのが苦手。Twitter……@psychedelicroc2

『紅白歌合戦』初出場組の紹介と曲予想

こんばんは、キタガワです。

 

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本日、ついに年末の恒例番組、紅白歌合戦の出場歌手が発表された。


『U.S.A.』で一躍注目を浴びたDA PUMPや、今年デビュー45年目に突入した松任谷由実など、今年注目されたミュージシャンが内定。


平成最後の紅白歌合戦。そんな時代を象徴するように、今年は若者からの人気、メディア展開を重視したラインナップとなった印象。


その中で今回取り上げたいのは、初出場組。主な本編に出場する6組についてまとめたいと思う。

 

 

あいみょん

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弱冠23歳のシンガーソングライター。時に目をそらしたくなるほどの恋愛表現と、口ずさみやすいメロディーラインが魅力。


今年は多くの音楽番組への出演や、ドラマ主題歌『今夜このまま』の提供など、メディア露出も増加。曲を知らずとも、『あいみょん』という名前は世間的に認知されているのでは。


あいみょんの紅白内定は、個人的に最も嬉しいニュースだった。僕自身が以前より応援していたとか、CDを買い揃えているとか、そういう理由もあるのだが、一番は『口コミで出場権を得た』点。

 


あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】


今回歌われるのは『君はロックを聴かない』だと予想するが、重要な点としてこの曲は、タイアップ(ドラマ主題歌やCMソングなど)が一切ついていない。つまり、人に聴かれる機会が非常に少ないということだ。


結果的にこの曲がほぼ口コミで広まり、今回の紅白内定に繋がった。ドラマ主題歌やCMソングから人気を獲得する現在の音楽業界において、この売れ方は評価に値する。


当日はソウルフルな歌声と卓越したメロディーセンスで、お茶の間の観衆を惹き付けてほしい。初見の人はビックリするんじゃなかろうか。音楽に興味のない人たちにもぜひ聴いてもらいたい。


「日本の音楽は死んだ?」大丈夫。まだあいみょんがいる。

 

DAOKO

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21歳の女性歌手。かつてはラッパーのポジションだったが、去年の暮れに発売されたアルバムあたりからは、歌に重きを置くようになった。


彼女の音楽の始まりは、中学時代に素顔非公開で投稿していたニコニコ動画。そこからあれよあれよと有名になり、今回の紅白内定に至る。まさにシンデレラストーリー。

 


DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO


紅白で歌われる楽曲は、予想するまでもなく『打上花火』である。この楽曲は劇場アニメ主題歌として提供されたものであり、某動画サイトではなんと2億回再生されているというバケモノ曲。


で、この紅白内定はちょっと納得していない部分もある。それは「米津玄師ありきで売れたのでは?」ということ。


この楽曲は『DAOKO × 米津玄師』名義で発表されたのものであり、DAOKOの名前が知れ渡ったのははっきり言って米津玄師の存在が大きい。


だから何というか、メディア露出完全NGである米津玄師のバーター的存在として、NHKが起用した感が否めないのだ。うーむ……。


しかし実は彼女『打上花火』をソロで歌唱するのは極めて珍しく、CD音源にも収録されていない。そのため彼女オンリーの『打上花火』がテレビ放映されるのは初めてなんじゃなかろうか。


なので今回の放送では、DAOKOの魅力を存分に発揮してもらいたい。ささやくように歌われるウィスパーボイス、息づかい、妖艶さ。コラボ楽曲もいいが、ひとりの歌手として見たとき、彼女の魅力は一層際立つと思うのだ。


今回の紅白歌合戦は『シンガー・DAOKO』を世に知らしめる最大のチャンスだ。いろんなしがらみをまとめてぶっ飛ばしてほしい。

 

King & Prince

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今や飛ぶ鳥を落とす勢いの男性アイドルグループ。所属はジャニーズで、まさかのデビュー1年目にして紅白大抜擢。これには驚いた。


元々は『Mr.King』と『Prince』というふたつの別ユニットであったが、去年に合致。晴れて『King & Prince』となった。


僕は男なので男性アイドルの流行には疎いのだが、それでも名前と曲は知っている。聞けばデビューシングル『シンデレラガール』は発売初日に30万枚以上売れ、チャートランキングでも常に上位。今年の上半期の時点で8.7億円もの売り上げを記録。まさに異例づくしのアイドルグループだ。

 


King & Prince「シンデレラガール」Music Video


楽曲はもちろん『シンデレラガール』と予想。これは間違いないだろうと思う。


24年連続出場していたTOKIOが落選し、新世代のルーキーKing & Princeが内定した今年の紅白。ジャニーズの次の顔は彼らなのかもしれない。そんな彼らの初紅白、目に焼き付けるべし。

 

Suchmos

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ダンサブルなサウンドと妖艶なボーカルで、国内外問わず人気を獲得しているSuchmos(サチモス)が紅白内定。


彼らの存在は、2016年以降の日本のロックシーンに大きな影響を与えた。『速い曲調の四つ打ちダンスロック』が主流だったロックシーンの中、改心の一撃的1曲として放たれたのが『STAY TUNE』である。ホンダのCMにも起用され、去年にも「紅白内定か?」との声が囁かれていた。


……結果は落選。しかし今年は新曲『VOLT-AGE』でもって『NHKサッカーW杯』のテーマ曲に抜擢され、NHK全面協力のPVまでもが製作された。同じNHK系列ということもあり、階段を駆け上がるように紅白決定。

 


Suchmos VOLT-AGE


……というわけで、歌われるのはほぼ確実に『VOLT-AGE』。ファン的には『STAY TUNE』の方がよほど売れている印象なのだが、仕方ない。NHKなので。


Suchmosの魅力はメロディーライン。総勢6人のメンバーによる音像が、日本最大級の音楽番組でどう響くのか見物である。


あと世のお母様方。『スッチモス』じゃないですよ。『サチモス』ですよ。『サチモス』。お願いしますね。

 

純烈

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主にスーパー銭湯を活動拠点とするアイドル、純烈。苦節11年、結成当初から掲げていた紅白歌合戦に、ついに辿り着いた。


彼らの特徴は、その特異なファン層にある。通常アイドルは若年層をターゲットにするのが定石だが、彼らのファンは世のおばさまたち。全国のスーパー銭湯を渡り歩き、『会いにいけるアイドル』としての立場を不動のものとした。


去年も紅白最有力候補と呼ばれてはいたものの、声はかからなかった。一説によれば、落選直後からNHK関係者に「どうやったら紅白に出れるのか」と熱い思いをぶつけていたと聞く。その苦労の甲斐もあり、念願叶って紅白出場を勝ち取った。

 


純烈「プロポーズ」MV フルバージョン


楽曲は累計出荷枚数10万枚を記録した『プロポーズ』と予想。時点で『愛でしばりたい』あたりか。


彼らの万感のパフォーマンスに期待したいところ。ちなみに僕の母親は当日、テレビにかぶりつきで見る予定だそうだ。母親いわく『純烈のメンバーに恋してるかも』という始末。なのであまり興奮させるような色気は出さないようお願いしたい。家庭が崩壊するので。

 

YOSHIKI feat.HYDE

 

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X JAPANのドラマーとL'Arc~en~Cielのボーカルという、とんでもない経歴のふたりが手を組んでしまった。お互いグループでの紅白出場経験はあれど、ふたりでの出場は初である。


昨年は頚椎症を患ってまでも、首にコルセットを巻いてドラムを披露したYOSHIKI。当時彼を見た際は感動したものだが、まさか2年連続で出場するとは思ってもみなかった。

 


RED SWAN full


現状『YOSHIKI feat.HYDE』名義の楽曲はひとつしかないので、演奏曲は間違いなく『Red Swan』だろう。これはアニメ『進撃の巨人』のオープニングテーマとして起用されており、X JAPANファンやL'Arc~en~Cielファンは当然として、それ以上に若年層からの支持を得ての内定であると想像する。


ライブや音楽番組においてもほとんど実現しなかった、YOSHIKIとHYDEのツーショット。これが紅白で見れると言うのだから垂涎ものである。国内外問わず幅広い評価を受けているふたりが、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。期待が高まる。

 

さて、いかがだっただろうか。


まだまだ特別枠として『椎名林檎と宮本浩次』、企画枠として『Aqours』と『刀剣乱舞』が内定しているものの、公式サイトにて明確な『紅組・白組』として区別されているアーティストに関して、上記6組として紹介させていただいた。


さて、初出場組をざっと見た瞬間個人的に思ったのは、『今っぽくなったなあ』ということ。アイドル枠もそうだが、DAOKOやYOSHIKI feat.HYDEなど、若者のネット経由で知名度を獲得したアーティストが多かった印象だ。


純烈にしてもバラエティー番組で評判が良く、ネット上で取り上げられたことで火がついたようだし、企画枠のAqoursや刀剣乱舞はその最たるものだろう。


今後はさらにネット上の意見を踏まえたブッキングになっていくのだろうと予想する。『紅白は大人が見る時代』というのは、すでに消滅しつつあるのかもしれない。


ともあれ、平成最後の紅白歌合戦。出場者を見るといくぶんフレッシュになった感は否めないが、今年もいろいろなジャンルの音楽を聴きながら、年を越すことができそうだ。


まだ時期的にもまだ早いが、この言葉でもって締め括りたいと思う。


来年も良い年になりますように。

はてなブログProにしました~内容と理由と変化~

こんばんは、キタガワです。


このたび『キタガワのブログ』は従来のはてなブログから、『はてなブログPro』というサービスに移行いたしました。


『はてなブログPro』とは、無料で使えていた今までと違い、僕自身が料金を支払って運営するものです。


今回は『そもそもProって何ぞや』ということと、なぜ移行したのかという理由、具体的に何が変わるのかの3点について語りたいと思います。

 

はてなブログProとは

はてなブログProは雑に言うと『収入を得ることが出来るシステム』です。僕はこのブログを今までの趣味の領域から脱し、副業ツールとして生かす決意を固めたわけです。


月額費用がかかる変わりに、今後はブログを誰かが訪問するたびに、広告をクリックされるたびに、僕に僅かながらお金が入る形になります(審査に通るまで時間がかかるみたいですが)。


現段階では完全に赤字ですが、今後続けていってどうなるか?という感覚です。


さて、次は『何でこんなリスキーなことをしたんだ?』という理由について述べたいと思います。

 

理由①良い節目であったこと

2017年の11月からこのブログを開始して、今月でちょうど1年が経過しました。僕自身それほど長くやってきた実感はなかったのですが、実際に数字として目にしたときに、「ああ、ここまでやったのか」と感慨深い気持ちになりました。


2018年も終わりにさしかかり、平成の終わりも近付いてきました。おそらくこの機会を逃すと、ズルズル現状に満足する状況が続くと思ったので、今回の決断に踏み切った次第です。

 

理由②自信がついた

先日記事数が100を超え、1日あたりの閲覧者数も200人程度をキープ。初めはTwitterで身内に読まれる程度でしたが、今ではGoogleやYahooからの検索流入が95%となりました。


ここで一般的に言われる『ブログの最初の壁』は超えたと感じました。ここからは現状維持ももちろんですが、更なる飛躍が必要であると思っていたのです。


当初は「辞めたい」と思うことが多く、精神的に辛い状況で無理矢理文章を絞り出す日々でした。しかし現在はある程度コンスタントに更新できるようになり、常に頭の片隅でブログのことを考えるようになっていきました。


極論ですが「あと1年ブログやれますか?」、「一生やれますか?」と聞かれた際に「やれます」と即答出来る程度には、自信がついたように感じました。


だからこそもう一歩。『収入』という目に見える形で、自分自身の行動が評価されるようにしたいと思ったのです。

 

理由③ブログ界への宣戦布告

よく言われる『稼げるブログ』というのは、全て似通った傾向にあります。


『新社会人に人気の家電◯選!』や『面接に絶対に受かる方法!』といったタイトルで検索に引っ掛かりやすくし、最後にはamazonのリンクを貼り付け、収入を得るために躍起になっているブログ。皆さんも何度も目にしたことがあると思います。


もしくは交流をさかんに行い、仲良しグループで収入を得ているブログ。読者数200人とか、Twitterでリプライ送ったりとか。


これは完全にエゴなのですが、僕はそういった人たちが心から嫌いです。下心が見えてしまうというか。


僕がブログを辞めようとした理由もこれです。社会でうまく立ち回れる、コミュニケーション能力が高い人間が現実でもブログでも成功する。これは紛れもない事実だと思います。


……僕にはそれが出来ません。一匹狼で、人に媚びたような行動を嫌ってしまう。現実でも、ブログでもそうです。


そんな人間がどこまで行けるのか、試してみたいと思いました。これはいわばブログ界への宣戦布告です。ネガティブな人間が自分の得意なこと、興味のあることだけを書くブログ。それで収入を得られるとしたら、大きな意味を持つだろうと。


人の中に入れず取り残された人間の、精一杯の足掻きです。


……以上が『Proにした理由』です。ちょっと暗くなってしまって申し訳ありません。続いては、皆さんから見た今後の『キタガワのブログ』について語ります。


変化①広告が一時的に消える

まずはこの部分。目障りな広告を消しました。


まだ未定ですが、変わりに新しい広告を入れます。これは大きさや配置、内容に至るまで、僕個人が実際に吟味したものを入れる予定です。


ちなみに現在は審査に通っていないので、その間は一切の広告は表示されません。広告が出る際は、またブログ内で報告します。出来るだけブログを読む上で邪魔しない程度のものにしたいと考えています。


変化②キーワードリンクの削除

ブログの本文に、たまに下線が表示されますよね。あれを消しました。


見映えも悪いし、気になってしまうので。


変化③ドメインの変更

これはまだよくわかっていないので申し訳ないのですが、今までは『kitagawanoblog.hatenablog.com』という表記でした。


それをhttps://www.kitagawanoblog.com/に変えました。いろいろ理由はあるのですが、それはそれとして。少しカッコよくなった気がします。


後程いろいろ調べてみるつもりですが、もし『キタガワのブログが見れなくなった!』という人がいれば、おそらくこれが原因です。すいません。

 


……さて、いかがだったでしょうか。僕自身の心境の変化はあれど、読んでいただく皆さんに関しては、特に変わったことはありません。今まで通り読んでいただければ幸いです。


これからも『キタガワのブログ』を宜しくお願い致します。

【最終章】amazarashi小説『新言語秩序』を分かりやすくする

こんばんは、キタガワです。

 

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さて、不定期に更新してきた小説解説記事。第一章第二章第三章と続いてきたが、ついに今回で最終回となる。


今回の話をもって、小説『新言語秩序』は終演を迎える。そして、11月16日の武道館公演へと繋がるのだ。


今までの各あらすじはこちら。


第一章

・今の世界は「使っても良い」と認められた言葉(テンプレート言語)しか使えない決まりがある

・決まりを無理して、自由に言葉を使う集団『言葉ゾンビ』がいる

・『言葉ゾンビ』に対し、彼らを探し出して“教育”する集団『新言語秩序』がいる

・主人公の実多は『新言語秩序』の仲間。幼い頃父親に暴言を吐かれたりレイプされた経験から、『言葉ゾンビ』を全員殺したいと思っている

 

第二章

・言葉ゾンビと新言語秩序は、お互い大規模な組織となり、抗争を続けている

・ネット上の表現は新言語秩序に監視されており、閲覧に制限がかけられている

・対して言葉ゾンビは、その閲覧を解除するアプリを配布している

・主人公の実多と、言葉ゾンビのリーダー的存在である希明が直接対決。実多は言葉ゾンビに暴力を振るわれたものの、希明を確保することに成功

 

第三章

・捕まった希明は、拷問じみた“再教育”を受けていた

・実多は自身の心の中に“テンプレート逸脱”した感情があることを知る

 

……運命の最終回。新言語秩序の実多と言葉ゾンビの希明。ふたりの静かな戦いに終止符が打たれる重要な話となっている。


それではどうぞ。

 


その日、十九時。首相官邸前は騒がしかった。


警察の発表では二万人。プラカード、旗、看板……。それらに書かれた主張は様々だった。


「首相は辞めろ」「皇国日本建国の精神に還れ」「No nunes」「仇ナス敵ハ皆殺シ」「移民受け入れ反対」


あらゆる異なる主張が書かれていて、彼らの怒りはすさまじく、誰も手が付けられなかった。


それぞれ違う主張にも関わらず、発せられる声は皆同じだった。


「言葉を取り戻せ!」


私はその騒ぎにまぎれて、“テンプレート逸脱”者たちの顔を次々と動画におさめていった。“新言語秩序”のメンバー達の多くが同じようにこのデモの中にまぎれている。この騒ぎの中では、スマートフォンで写真や動画を撮っている人は珍しくない。


しかし言葉ゾンビたちの勢いがこれほどまでになるとは思っていなかった。言葉ゾンビの若き英雄である希明が捕まり“再教育”されたという事実は、仲間たちの怒りに火をつけた。


“テンプレート逸脱”活動は全国に広まり、結果、今日のデモへと結びついた。


拡声器やスピーカーから音が割れた叫び声。ハウリング。集まった人々の叫びがあちこちで聞こえる。ここで私が“新言語秩序”だとばれたら殺されるかもしれない。


簡単に作られたステージの上に希明を見つけた。マイクを握り、言葉の自由が必要だということを語っている。


“再教育”による顔の傷も治らないまま、“テンプレート逸脱”を繰り返した彼は、若者たちのカリスマとなった。暴力に負けない勇敢な戦士として、言葉ゾンビのリーダー的存在となった。彼に共感した若者がステージを取り囲み、彼の言葉に耳を傾けていた。


私が動画を撮りながらステージに近付いたとき、ステージ上にいる希明の仲間の一人が私に気付いて、私を指差して叫んだ。


「言葉殺しがいるぞ!」


辺りの人々の目が、一斉にこちらに向いた。まずい。殺されるかもしれない。


話を中断した希明が「待て」と言い私を見つめる。マイクを通して私に話す。


「言いたいことはあるか?」


私は首を横に振り叫んだ。


「言いたいことを全て言うのは正しいとは思えない」


途端に周囲から汚い言葉が私目掛けて飛んできた。私は学生の頃、いじめられていた教室を思い出していた。


私は助けを求めるように辺りを見渡す。“新言語秩序”のメンバーが数人スマートフォンを掲げて動画を撮りながら、事が収まるのを見守っていた。私は助けを求めるように彼らを見つめたが、彼らは何もしようとしなかった。


私は、教室で私がいじめられている間、見て見ぬふりをしていた教師を思い出していた。


ステージ上の仲間の男が私にどなる。


「カタワにしてまるどオメエ」


私は父親の姿を思い出し、ふいに涙が溢れた。


希明が制するように叫ぶ。


「ちょっとまて、言葉殺しだって自由に話す権利はある」


そういって彼は私にマイクを渡した。


私はその瞬間を見逃さなかった。彼の手首を掴み、反対の手でポケットからナイフを取り出した。ためらわず、希明の首にそれを突き刺した。


希明は目を見開いて、倒れて死んだ。


私は成功した。言葉を殺したのだ。


[了]

 


さて、いかがだっただろうか。今回の話で重要なポイントはひとつだけ。それは『希明の殺害』である。


今までの章の繰り返しになるが、実多は言葉に対しての恨みが強かった。それは幼少期にいじめられた経験や、父親にレイプされたことが原因だった。だからこそ、言葉ゾンビの抹消を願っていた。


そんな彼女の感情は、第三章で揺さぶられることとなる。希明への「お前は死ぬべきだった」との発言により、自身の中に『言葉ゾンビと同様の思考』が眠っていたことを自覚したからだ。


要は『言葉を殺す』ということは、自分を殺すことと同じなのだ。そして最終章で彼女はそんな思いを退け、言葉を殺した。


……少なくともこの小説内では、『言葉を殺す』側が勝利した結果となったわけだ。


さて、それでは現実世界の僕らはどうだろう。おそらく、その意義を問いかけるのが11月15日の武道館公演なのだろうと思う。


言葉は死んだ。『リビングデッド』も『独白』も、ざらついた砂嵐でまともに聴けず、歌詞もわからない世界。自己表現もままならず、自分の意思を伝えられずに飲み込んでしまう世界に僕らはいる。


そんな中、僕らには『言葉ゾンビ』派の武器である『検閲解除アプリ』が与えられた。ライブ中はこのアプリを使い、意思を発する権利を得たわけだ。


言葉が死んだ世界で、僕らは抗う。それがどんな結末を生むのかは、いよいよもって当日にならないと分からない。明白なのは、僕らには『言葉を発したい』という強い思いがあるということだけだ。


……以上で全ての小説解説は終了。あとは11月16日、日本武道館で事の顛末を見届けようではないか。


長い間付き合っていただき、ありがとうございました。皆さんと武道館で会えるのを、心待ちにしております。


それでは。

【第三章】amazarashi小説『新言語秩序』を分かりやすくする

こんばんは、キタガワです。

 

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今回は小説『新言語秩序』第三章について、分かりやすくまとめたいと思う。


第一章第二章に続いての第三章なわけだが、この章で折り返し地点に突入する。つまり、次回は最終章である。早いなあ。


今までの各あらすじはこちら。


第一章

・今の世界は「使っても良い」と認められた言葉(テンプレート言語)しか使えない決まりがある

・決まりを無理して、自由に言葉を使う集団『言葉ゾンビ』がいる

・『言葉ゾンビ』に対し、彼らを探し出して“教育”する集団『新言語秩序』がいる

・主人公の実多は『新言語秩序』の仲間。幼い頃父親に暴言を吐かれたりレイプされた経験から、『言葉ゾンビ』を全員殺したいと思っている


第二章

・言葉ゾンビと新言語秩序は、お互い大規模な組織となり、抗争を続けている

・ネット上の表現は新言語秩序に監視されており、閲覧に制限がかけられている

・対して言葉ゾンビは、その閲覧を解除するアプリを配布している

・主人公の実多と、言葉ゾンビのリーダー的存在である希明が直接対決。実多は言葉ゾンビに暴力を振るわれたものの、希明を確保することに成功


これを踏まえて、第三章を書き進めたいと思う。


それではどうぞ。

 

 


一ヶ月後、“再教育”中の希明に会いにC区の病院を訪れた。個室のベッドに座っていた希明の顔には大きなアザがあり、目は震えていた。


口元には唾液とゲロがこびりつき、嫌な臭いが部屋に溢れていた。


希明「この国は終わりだ。こんな拷問が許されるはずがない」


あの日ライブハウスで見た目の光はすっかり消え、弱々しく言った。


実多「更生はまだまだ先みたいですね」


私がそう言うと、彼は私を睨んだ。


希明「暴力で言葉を奪えると思うなよ」


私はため息をついた。


実多「何故、汚い言葉を使うのです?」


希明「何故、言葉を殺す?何故、言葉を憎む?」


私は椅子に座った。パイプ椅子がギシッと音を立てた。


実多「私は幼い頃からいじめられて育った。だからこういう人間になった。言葉を憎む人間を作ったのは言葉だ」


希明「言葉を憎む人間を作ったのが言葉だとしたら、人は言葉で変われる。人を殺す言葉もあれば、人を生かす言葉もある」


実多「あなたが人を救うというの?今巷で溢れるあの醜い、下品で卑猥で低俗な言葉たちが人を救うというの?馬鹿馬鹿しい」


希明「少なくとも、言葉でしか人は変われない。言葉を殺すということは、変わる機会を殺すということだ。言葉は自由でなければならない。君は言葉を殺すことで、君自身の未来を殺しているんだ」


実多「お前に何が分かる。やはりあのとき死ぬべきだった」


希明「今のは“テンプレート逸脱”じゃないか?君の頭の中は自由な言葉で満たされているじゃないか」


私は怒っていた。


希明「言葉で君という人間が出来上がったのなら、これからの君を変えるのも言葉のはずだ。その証明を君はすでに持っている」


私は怒りに耐えかねて立ち上がった。そして言った。


実多「更生にはまだ時間が必要ね。“再教育”の期間を長くする手続きをしておく」


そう言うと希明は急に黙りこみ、“再教育”についての恐怖を隠そうともしなかった。


希明「こんなことは間違ってる。絶対に間違ってる」


またひとつ呟いて、顔を両手で隠した。


私は病室を出た。


このイライラは何だろう。この憎しみは誰に対してだろう。希明に対してか、言葉ゾンビ共に対してか、父親に対してか、それとも言葉に対してか。行き先のない憎しみは常に私を取り囲み、進む道を迷わせる。そしてこういう考えこそが『言葉』であることにイライラし、私は考えるのをやめた。言葉を消した。


「言葉を消した」という言葉は消えなかった。
「『言葉を消した』」という言葉は消えなかった。という言葉も消えなかった。


[了]

 

 


この章のポイントは『“再教育”の苦痛』『実多の心の揺らぎ』といったところか。

 

第二章の後、新言語秩序に捕らわれた希明。彼はそのあと、“再教育”にかけられたらしい。まだ“再教育の途中”とのことだが、ゲロにまみれた口元や“再教育”の名前を出すだけで怯えていることから、この時点で相当な拷問を受けていることがわかる。

 

要は新言語秩序は、言葉ゾンビの活動を力でねじ伏せようとしているわけだ。新言語秩序に説得や理解は無意味。悪しき者は罰せよとばかりに、考えを改めるまで拷問を繰り返す。

 

これはまさに検閲解除した『リビングデッド』のPVそのものであり、今後希明は『あのPVのラストのような状態』になるのだろうと推測する。

 

次に『実多の心の揺らぎ』について。

 

一貫して『言葉を殺す』と考えてきた実多だが、この章の希明との会話によって、気持ちに陰りが見えてきた。

 

そう。思い返せば実多は、第一章の時点から「言葉は殺さなければならない」という“テンプレート逸脱”した言葉を使っていた。強い言葉は、本来自分が憎むべきもののはずだ。しかし彼女は、それを無意識に使っていたのである。


そして今回の「お前は死ぬべきだった」との発言により、はっきりと実多は自身の中に『言葉ゾンビ側の思考』があることを自覚した。


それを認めたくない実多は、考えを消しさろうとする。しかし消せない。そんな終わり方だ。


実多はイジメられたり、父親にレイプされたりした経験から、言葉を嫌うようになった。だからこそ汚い言葉を使う人間を嫌い、今まで新言語秩序の活動に協力してきた。


そんな実多に、ついに陰りが見えた。思っている本心は言葉ゾンビと変わりない、真っ黒な感情だった……。


さて、次回はついに最終章。実多は自分自身にどんな決断を下すのか。そして希明はどうなってしまうのか。乞うご期待。

 

最終章はこちら

 

↓amazarashi『朗読演奏実験空間 新言語秩序』のホームページはこちら↓

http://www.amazarashi.com/newlogosorder/

欅坂46『アンビバレント』から見る、同調圧力への「NO」の意思

こんばんは、キタガワです。


アンビバレントという言葉がある。意味は同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くことだ。


こと日本では、そういった思想は蹂躙される傾向にある。友人間、SNS、職場……。集団で形成される全てのコミュニティの中では、『周囲と同じであること』を強要される。


少しでも異なる言動を取った者に、平穏はない。半ば言論統制じみた手段でもって、徹底的に思考は塗り潰される。それでも改善しない者には、無視や噂話などを用いて直接的に、時に間接的に、心ごと殺しにかかる。

 

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……欅坂46の7枚目となるシングル『アンビバレントは、そんな当たり前を真っ向から否定する1曲となった。普通になれない社会的弱者へ贈る、壮大な応援歌だ。


曲調こそハイテンポなポップソングという印象だが、歌われる内容はあまりにも攻撃的で、アイドルの楽曲らしからぬ破壊力を持っている。ナイフのような鋭い言葉でもって、隠し続けてきた本心を抉り取ってくる。

 


欅坂46 『アンビバレント』


〈誰かと一緒にいたって ストレスだけ溜まってく〉

〈だけど一人じゃずっといられない Ambivalent〉


今作で歌われているのは『人間関係の煩わしさ』である。


この世はとかく生きにくい。十人十色という言葉はあれど、コミュニティ内では本音を殺し、取り繕った感情で周囲に迎合する必要がある。


しかし、中にはそんなコミュニティに属せない人間もいる。そういった社会的弱者は、辛い思いをする一方である。この世はコミュニケーション社会だ。1にコミュニケーション、2にコミュニケーション。周囲に溶け込めず、疎外感を抱えて生きているそんな人たちにとっては、地獄の環境と言っていいだろう。


一人の方がずっと楽に生きられる。少なくとも人間関係のストレスを感じることはないし、やりたいことだけをやっていればいいのだから。


しかし、それは不可能だ。何をするにも人間関係は付きまとう。誰とも関わらず生きていくことは不可能と言っていい。


だからこそ己を殺し、さらけ出したい本心を隠しながら、日々を生きているのだ。


社会的弱者が無意識に目を背け続けているそんなリアルを、心の底から剥き出しにするのが『アンビバレント』だ。


〈ずっと自分だけの世界に引きこもっていたいのに〉

〈大空の下でまだ 無理をしなきゃいけないか〉


思えば欅坂46は、一貫して社会に異を唱え続けてきた。人生経験を積んだ大人の意見、学校生活での上下関係、社会の仕組み……。そんな『当たり前』への反発と言わんばかりに、タブーに切り込み、世間に牙を剥くようなメッセージ性の強い楽曲の数々を世に送り出してきた。


総じて欅坂46は、異端者の集まりだと思うのだ。


……そんな彼女たちが提言する『アンビバレント』だからこそ、心に刺さる。笑顔の裏に闇を抱えた彼女たちだからこそ、説得力を孕んで直接的に届く。


今の日本に必要なのは、こんな曲なのかもしれない。同調圧力に明確に「NO」と言えるような、こんな曲が。

【第二章】amazarashi小説『新言語秩序』を分かりやすくする

こんばんは、キタガワです。

 

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前回は『第一章についての紹介』を行った。今回はその続きである『第二章』について、分かりやすくまとめたいと思う。


さて、前回述べた第一章の内容は以下の通りだ。


・今の世界は「使っても良い」と認められた言葉(テンプレート言語)しか使えない決まりがある

・決まりを無理して、自由に言葉を使う集団『言葉ゾンビ』がいる

・『言葉ゾンビ』に対し、彼らを探し出して“教育”する集団『新言語秩序』がいる

・主人公の実多は『新言語秩序』の仲間。幼い頃父親に暴言を吐かれたりレイプされた経験から、『言葉ゾンビ』を全員殺したいと思っている


これを踏まえて、第二章を書き進めたいと思う。


それではどうぞ。

 


“新言語秩序”は私のような人間の集まりだ。


“新言語秩序”は、初めは過激な発言を注意する程度の活動だったが、今では多くのボランティアが日本中で活動している。


今では、私たちの活動は“国民に広く受け入れられている”*1。警察と“新言語秩序”が作ったテンプレート言語矯正プログラム“再教育”*2も行われ、最近では小学校から高校までの授業にも、『テンプレート言語教育をやるべきでは?』という話があるくらいだ。


今ネット上の多くの表現は、とある企業によって初めから監視されており、『見ること』自体に大きな制限がかけられていた。それに対して言葉ゾンビたちは“制限を解除するアプリ”*3を配っていて、お互い決着がつかない状態だった。


『日本の良さを踏みにじるバカどもめ』
まとめサイトに書いた十四歳の若者は、“再教育”されて、見事なテンプレート言語を身に付けて生まれ変わった。


『今の政権は狂った宗教のようだ』
とライブハウスで叫んで捕まった“希明”*4は、今日からまさに“再教育”される。


通報があったライブハウスに着くと、すでに入り口はバリケードテープで閉ざされていた。数人の男たちに取り押さえられた希明は、深く被ったパーカーのフードを振り乱して叫んでいた。


「この“言葉殺し”*5どもめ」
その声と目つきは、怒りに震えていた。


彼は路上の落書きやネットの書き込み、音楽や本など、言葉を使った様々な“テンプレート逸脱”活動をしていた。彼こそが多くの仲間を生み出した言葉ゾンビの若き活動家、希明だった。


このままではどんどん仲間を増やし、過激な行動をしかねない。そのため“新言語秩序”は彼を拘束することに必死だった。


「おい女。お前も言葉殺しか」


彼の角が、私に向いた。彼は口を開く度に“テンプレート逸脱”する。


「やっと捕まえましたよ希明。“再教育”を受けてもらいます」


彼の角には価値があった。この角をへし折って、今後活動させないようにするのが、私のやるべき行動だ。


彼は諦めたかのように見えた。だが彼は連行される際、ひとつの言葉を残した。


『言葉を取り戻せ』


彼がそう言った瞬間、ライブハウスにいた若者たちが声を揃えて叫びだした。


「言葉を取り戻せ!」
「言葉を取り戻せ!」
「言葉を取り戻せ!」


その言葉は仲間たちの怒りを、さらに大きくさせた。希明の仲間は私たちをあっという間に取り囲み、暴力を振るった。私は若い男に馬乗りされ、頬を殴られた。
一発。二発。三発。四発……。


私はポケットに手を突っ込み、持ち歩いていたナイフを握った。しかしその時、外で待機していた“新言語秩序”のメンバーが助けに入ったため、結局ナイフを使うことはなかった。


私にはその騒動の全てについては分からなかったけれど、頭の中で殴られた数を数えながら、父親のことを思い出していた。


痛みも、屈辱も、もう感じない。ただこの嵐が過ぎるのを待ちながら、父親が苦しんで死ぬ場面だけを想像した。


私は父を殺さなければならない。
私は言葉を殺さなければならない。


十一、十二、十三、十四、十五、十六、十七、十八、十九、二十、二十一、二十二、二十三……。


[了]

 


さて、いかがだっただろうか。


第二章では、主に言葉ゾンビの中心的人物である希明の存在と、『言葉ゾンビ』と『新言語秩序』の抗争について描かれている。


まず冒頭では、ふたつの組織が非常に大きなものであることが分かる。僕は前回ソ連北朝鮮のようだ』と表したが、まさにそのイメージ。自由に言葉を使いたい『言葉ゾンビ』と、それを許さない『新言語秩序』。これらは真っ向から対立し、被害を拡大させている。


そして言葉ゾンビの主導者である希明は、新言語秩序に捕らわれの身となった。逆に実多は、言葉ゾンビの反撃を受けて暴行を振るわれてしまう。そのとき頭を支配していたのは、自分をレイプした父親の顔だった。ちなみに希明の「おい女」という発言から、主人公である実多は女性だということが初めて明言された。


さて、ここでひとつ考えてみてほしいことがある。


もしあなたがどちらかの組織に属さなければならないとしたら、どちらを選ぶだろうか?


言葉を自由に使える『言葉ゾンビ』と、ニュース番組で使われるような、キッチリした言葉しか使えない『新言語秩序』……。


答えは明白。全員が『言葉ゾンビ』と答えると思う。


さて、amazarashi側から配布されたとあるアプリをご存じだろう。大事なのはこの後。皆さんはこの第二章、どんな方法で読んだだろうか。


思い出してほしい。閲覧には制限がかけられていなかったか?そして、あなたはそれを『解除』しなかっただろうか?


第二章では『言葉ゾンビたちは制限を解除するアプリを配っていて~』と記されている。


そう。おそらく今の僕たちは『言葉ゾンビ』側の人間なのだ。つまり、新言語秩序と実多とは敵対関係にあると考えられる。


ここでもうひとつ。先日『リビングデッド』のPVが公開された。この曲は武道館公演のテーマ曲となっているにも関わらず、ちょっと異質な方法で観るようになっている。

 


amazarashi 『リビングデッド(検閲済み)』Music Video | 新言語秩序 テンプレート言語矯正プログラム


上に挙げた『リビングデッドの』PVは、聴いてもらうとわかるが全く意味不明なものだ。歌詞は新言語秩序によって変貌し、メロディはグシャグシャ。秋田ひろむの「クソ喰らえ」という声だけが鮮明に聞こえるばかりで、ただの雑音だ。


これをアプリで開くと、検閲が解除された状態で見ることができる。観た人なら分かるが、かなりショッキングな内容である。


内容をざっくり書くと『新言語秩序によって言葉ゾンビの誰かが“再教育”される様』について描かれる。“再教育”される誰かは、頭を振り乱し、叫び、暴れている。


そして“再教育”する側は、薄ら笑いを浮かべた女性……。


……何かが見えてきた気がしないか?でもまだはっきりとは分からない。次回は第三章。ご期待ください。

 

→第三章はこちら

→最終章はこちら

 

↓amazarashi日本武道館公演『朗読演奏実験空間 新言語秩序』のホームページはこちら↓

http://www.amazarashi.com/newlogosorder/

*1:現在では『新言語秩序の批判はタブー』との考えが優勢

*2:薬物を使って精神を破壊する、拷問のような取り調べ

*3:言葉ゾンビとその仲間が作った、検閲対抗アプリ

*4:新言語秩序から最重要再教育対象と見なされている人物

*5:言葉ゾンビが新言語秩序を呼ぶ際の名前。「言葉から人は作られる」とする彼らからすると、新言語秩序は殺人者と同じ