キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大成功に終わった『コーチェラ・フェスティバル 2022』について

こんばんは、キタガワです。 世界最大規模の音楽の祭典こと『コーチェラ・フェスティバル 2022』が先日終幕した。懸念されていた混乱も特になく、ビリー・アイリッシュがデーモン・アルバーンと共にゴリラズ曲をやったり、宇多田ヒカルが代表曲を披露したり…

【ライブレポート】秋山黄色『一鬼一遊TOUR Lv.3』@広島クラブクアトロ

こんばんは、キタガワです。 秋山黄色による恒例の全国ツアー『一鬼一遊TOUR Lv.3』。今回はニューアルバム『ONE MORE SHABON』のリリースを記念して行われるもので、当然ながら披露された楽曲の大半は『ONE MORE SHABON』収録曲。ほぼアルバム再現と言って…

【ライブレポート】あいみょん『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』@広島グリーンアリーナ

こんばんは、キタガワです。 1階も2階も特別席も、とにかくありとあらゆる場所が人で埋め尽くされたあいみょん史上最大規模となる全国ツアー。老若男女問わず、カップルも子供連れも。果てはプラカードを掲げた熱心なファンも全身全霊で抱き締めたこの日のラ…

泣かないでロストボーイ

前略、この話(友人をふたり亡くした話)の続き。 ライブが終わったその足で、僕はリョウと会った。大学を卒業してからリョウは東京にそのまま残り、対して僕は地元島根県にUターンしたのでもう長いこと会ってはいない。けれども風の噂でリョウが数日ほど地…

【ライブレポート】Official髭男dism『ONE-MAN TOUR 2021-2022 -Editorial-』@松江市総合体育館

こんばんは、キタガワです。 https://higedan.com/ 半年以上にも及ぶ全国ツアー、その千秋楽を彼らの地元である島根県松江市で行うと知ったとき、漠然と「感動的なライブになるだろうな」とイメージしたことを改めて思い出す。これは延期の果てのツアーであ…

サカナクションのかつてない最高の名盤『アダプト』が凄すぎたので全曲解説した

こんばんは、キタガワです。 『最高傑作』『大名盤』『渾身の一作』……。サカナクションが新作をリリースするたびに、そうした考え得る限り最大級の褒め言葉は使われてきた。もちろん彼らが生み出す楽曲が心を震わせないはずがないというものだが、とにかく期…

『SUMMER SONIC 2022』邦楽アーティスト再追加は、逆にサマソニらしい大英断だった

こんばんは、キタガワです。 「今年は洋楽アーティストが例年に比べて少なくなる」というクリエイティブマン代表・清水氏の発言を裏付けるように、前回の追加出演者発表は基本的に邦楽が中心で、対して洋楽アーティストの起用は圧倒的に減少した。ちなみにこ…

【ライブレポート】バックドロップシンデレラ・八十八ヶ所巡礼『2ndカヴァーアルバム「よりいろんな曲でウンザウンザを踊ってみた」リリースツアー』@広島CAVE-BE

こんばんは、キタガワです。 確かに事前情報として、最強のロックバンド・バックドロップシンデレラが対バンツアーを行うと知った時点で忘れられない1日は確約されていた訳だし、チケットが早い段階でソールドアウトした事実を知っても、特に驚きはなかった…

フリーターから正社員になった生活のリアル

「○○さんって家帰ったら何されてます?」……。沈黙を繋ぎ止めるが如き役割を果たすこの質問に対し、未だかつて満足の行く回答を得られた試しがない。少なくとも筆者調べである程度多かったものとしてはYouTubeやゲーム、アニメ等。そして圧倒的大多数を占めた…

ジョナス・ブルー、ジャック・ホワイト、そしてまさかのホールジーまで……。第一弾発表から見る『フジロック2022』の注目ポイント

こんばんは、キタガワです。 フジロック、カムバック!先日遂に発表された第1弾発表アーティストを見て、思わず何度も画像を見返してしまった人は少なくないだろう。フジロックにピッタリ嵌まる自然派アーティストから、全く予想もしていなかった大物アーテ…

アルコールを5杯飲んで泥酔した客にライブを台無しにされた話

こんばんは、キタガワです。 「ライブハウスの利点って何だろう」と、歓声も密集も禁止された最近のライブシーンで、改めて考えることがある。もちろん人それぞれ思う部分はあれど、個人的にはライブハウスの素晴らしさは『誰も置いていかないところ』にある…

友人をふたり亡くした話

常日頃から、死にたいと心から思っている。こうした気持ちを不特定多数が見る媒体で綴ってしまうのは良くないとは分かっているけれど、それでも。このストレスだらけの生き地獄のような人生に価値を見出だせないし、何より、そんなことを考える自分が今日も…