キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

ぼくのりりっくのぼうよみの炎上について、今一度考えてみよう

こんばんは、キタガワです。

 

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“あの炎上騒動”のとき、僕はぼくのりりっくのぼうよみ(以下ぼくりり)に対して怒りを覚え、同時に失望したのを覚えている。


騒動を知らない人のため、そしてブログを円滑に進めるため、まずはこの炎上騒動を振り返ってみようと思う。


ぼくりりが引退を表明したのは9月のことだった。事前に公式アカウントにて『NEWS ZEROの番組内で重大発表あり』と告知されており、ファンが固唾を飲んで見守る中彼が語ったのは、『ぼくりりを辞める』という趣旨の発言。それは事実上の引退宣言だった。


その後は『僕はもう……』と題されたツアーが行われ、このライブをもってぼくりりの活動に終止符を打つかに思われた。


そんな矢先、驚愕の発言がTwitterに投稿された。

 

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このツイートは「ファン以外に聞きます。ぼくりりに対しての印象は?」というアンケートを取った後のものである。


僕個人としては、これを見た瞬間に腸が煮えくり返るような気分だった。正直言うと、今までCDを購入したりカラオケで彼の曲を歌って「ぼくりり好きだなあ」などと語っていた自分自身を、ぶん殴ってやりたい気分になった。


ミュージシャンの存在は、ファンありきのものだ。ファンなしではここまでの地位は築けなかったろうし、CD売上もライブ動員も振るわなかったことは明白。感謝して然るべきなのだ。それを何だ、この言い方は。


当時の僕は怒りに身を任せ、彼のTwitterアカウントへのリプライや、攻撃的なツイートをした。普段は決してやらない行為だが、このときばかりは感情を抑えられなかったのだ。

 

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その後は謝罪するかと思いきや、火に油を注ぐ発言の数々が並ぶ。


この3つのツイートにより、彼の名前は悪い意味で広まっていった。いわゆる『炎上』だ。瞬く間にリプライ欄は『クソリプ』で埋め尽くされ、騒ぎたいだけの馬鹿共の格好のおもちゃと化したのだ。それだけでは飽きたらず、

 

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エゴサーチで拾ったツイートを引用リツイートで煽ったり、

 

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悪びれもしない発言。

 

 

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しまいには近しい友人にTwitterを管理させ、ツイートをさせるなどの暴挙に出たのである。


僕はリアルタイムで彼のファンの動向を追っていたのだが、「ファンやめます」、「ライブチケット捨てる」など、悲観こもごものツイートばかりで悲しくなったのを覚えている。


ラストアルバムの発売を控え、ツアーも行っている最中。そんな状態でファンを悲しませる行為をするのは、理解しがたかった。


許せない。心の底からそう思った。


それからというもの、僕は何度もブログに書こうと思った。思うがままに書きなぐり、下書きに保存した『ぼくりりふざけるな!』と題したブログの内容は、誹謗中傷の嵐となった。


しかし結局、そのブログは公開しないまま終わった。理由は、ただの悪口だと思ったから。彼の発言の深意を知らずしてボロクソに書いただけの文章を投稿するのは、ナンセンスだと。


とりあえず、彼自身から“あの発言”についての弁解なり深意なりが聞けるまでは、彼に対するブログは公開するまいとした。


そんな折、音楽雑誌『MUSICA』にて、ぼくりりへのインタビューが行われるとの情報を知った。


このインタビューは炎上真っ只中の9月30日(炎上ツイートをしたのは28日)に、決行されたものである。


このインタビューには新作アルバムや今後のツアーへの心持ちなども書かれているが、初めて公にした『炎上騒動』という部分にのみ着眼した彼の発言部分を、以下に抜粋して紹介したい。


「ファーストを出した頃は、『ぼくりり』と『普通の自分』がいるっていうことだったんだけど、そのバランスがどんどん崩れてきて。最初は50対50だったのが、どんどんぼくりりの占める割合が大きくなっていって」(MUSICA・76ページ)

 


「『リプライの説教ババア軍団ウザすぎワロタ』は③(ずっと思っていたことがすごくダイレクトに出てしまった)が非常に強かったですかね。マジで『ファンを大切にしろ』って何も考えず言ってくるんだなっていう。そういうことは何度も何度も何度も考えた上で発言してるんで、昔からのファンの人にはせめてそれくらい思いを馳せて欲しいと思いました」(MUSICA・78ページ)

 


「僕、朝方に『説教ババア軍団ウザすぎワロタ』ってツイートした時に自分の中で圧倒的に何か欠けていたものがやっと満ちた感があったんですよ。あの感覚は忘れられないですね。だからやらないとダメですね。そうしないと自分の中に呪いを非常に残すことになってしまうし、その憎しみはいずれ時を経て他の何かに転嫁されてしまうだけというか」(MUSICA・79ページ)

 


「これだけ破壊する様子なんかみんな見たことないだろ、みたいなのはありますね。行くなら行くとこまで行かないとダメだっていうのはずっと思ってるんで。っていうか、それがぼくりりとしてできなかったことなんで、最後にやろうかなって感じですね。それに炎上しても人生意外とどうにかなるのかどうか?も楽しみ。その実験でもある」(MUSICA・79ページ)


このテキストから察するに、まず第一として、彼は『ぼくりりという偶像に苦しめられていたこと』がわかる。


思えば、彼のデビューは劇的だった。10代でメジャーデビューし、数々の楽曲を産み出してきた。ここだけ見ると、シンデレラストーリーと呼んでも差し支えないだろう。


しかし彼を取り巻く環境は、次第に心を蝕んでいった。メディアでは常に天才と称され、アルバムのチャート成績やCMへの楽曲起用……。ハードルも上がり、本名としての自分ではない『ぼくりり』という存在だけが一人歩きする感覚があったのではなかろうか。


そして引退を発表し、彼の偽ってきた本心が爆発したのが、あの炎上発言なのだろう。彼の発言は全て『ぼくりり最期の大いなる実験』であったことがわかる。


彼は頭がいい。炎上することは分かりきっていたはずだ。しかし、やらざるを得なかった。いわばぼくりりの投身自殺とも言うべき『殺人行為』を、彼はどうしても犯さなければならなかった。


ファンに嫌われるのも重々承知の上で、あの発言をした。その結果残るのが僅かな人数だとしても、『偶像のぼくりりのファン』でなく『裸の自分』を見てくれる人が残るなら、それでいいと。


それこそがぼくりりが選んだ全てだった。


このインタビューを見たあと、僕の心からは怒りが消え去っていた。僕は何も分かっていなかったのだ。表面上の彼の姿だけを見て一喜一憂し、本当の姿を見ようとしなかった。全ては彼の掌で踊らされていた。全ては計算ずくでの出来事だった。


そうとも知らず、僕は彼を罵倒し、あろうことかCDを聴かなくなるまで軽蔑した。何と愚かなことだろうか。深く反省したいと思う。


彼の発言の深意を知った今、かつてないフラットな気持ちでぼくりりを見ることができそうだ。


僕ができることは、華々しく散るであろうぼくりりの葬式を、しかと見届けることだけである。


もし現段階で、ぼくりりに怒りや悲しみを抱いている人がいるならば、今月のMUSICAを手に取ってみてほしい。そして彼の全てを知ってもらいたい。話はそれからだ。

 

 

ぼくりりのへきトラハウス辞職と今後の予想についてはこちら

沢田研二のドタキャンは、正直分からなくもない

こんばんは、キタガワです。

 

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沢田研二氏のドタキャン騒動が話題になっている。現地民のツイッターの投稿から端を発し、今ではYahooトップやテレビのニュース番組でも取り上げられるほど、大きな問題となった。


そもそも今回のドタキャン騒動は、どのようなものだったのだろう。以下に、現在までに分かっている状況をまとめる。


今回のライブのタイトルは、『OLD GUYS ROCK』。彼の70歳記念コンサートであり、7月から年明けの1月まで、約半年をかけた大規模なツアーとなる予定だった。


そんな折、10月17日のさいたまスーパーアリーナ公演にて、悲劇は起こった。

 

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会場に詰め掛けたファンは驚いたことだろう。会場には貼り紙がされ、そこには『中止』の文字があったのだから。会場に集まったファンは7000人。事前に発表があったのならまだしも、ギリギリになっての間接的発表。まさに『ドタキャン』といっていい所業に、怒りを覚えた人も多いと思う。


ここで問題となるのは、貼り紙の『契約上の問題』という一文。この一文が果たして納得できるものなのか。それとも理解しがたいことなのか。この部分をはっきりさせた瞬間、彼の明暗が分かれることは間違いなかった。


そして本日18日の直接取材により、「客席が埋まらなかったから」という旨の説明があった。


さいたまスーパーアリーナは、収容人数は1万人~3万7000人。日本国内においては、トップクラスのキャパシティを誇る会場である。彼の言う『契約上の問題』とは、「当初聞いていた集客よりも少なかったから」という意味らしかった。


具体的には「9000人と聞いていたが、実際は7000人だった」とのこと。案の定、炎上中である。

 

www.nikkansports.com


……以上が大まかな流れだ。この問題は、もちろん悪いのはドタキャンした側にあると思う。集まったファンは一切悪くない。でも、でも。


沢田研二氏の気持ち、ちょっと分かる。ここからは一個人の話として聞いてほしい。


ライブにおいての『集客が満たない』という問題。これはかなりメンタルに来る。


ライブハウスに行く人なら分かると思うが、かなり寂しいものである。メジャーで活躍するミュージシャンならいざ知らず、インディーズで頑張るミュージシャンのライブでは、ガラガラな状態は当たり前。


そんなときはスタッフが柵を寄せたり機材を増やしたりして客席を狭め、『集客が多いように見せかける』手法をよく使う。


ステージに立つ人間はたまったものじゃない。あからさまに増えた機材、ギチギチに狭まった柵……。僕も数十人しかいないステージに立った経験があるが、死にたくなるレベルである。


だから、沢田研二氏の気持ちもわかるのだ。彼は大きな舞台を誰よりも経験した、一流アーティスト。何十年も第一線で活躍してきて、代表曲もある。そんな人がガラガラのステージに立ったとき、何を思うだろうか。モチベーションが下がり、キャンセルしたくなるのも頷ける。


でも、それだけはやっちゃダメなのだ。


ライブに参加するファンは、1日の貴重な時間を使って集まってくれた存在。その中には「彼の音楽が生き甲斐」という人、「一生かけて付いていく」という思いで来ている人、いろんな人がいる。そんなファンの思いを蔑ろにはしてはいけない。


たとえ集客が数人であろうと、来てくれた人には最大限の感謝を伝える。それこそがミュージシャンなのではないだろうか。


今回の騒動、まだまだ終息には時間がかかりそうである。今のご時世、1度ついたイメージはどう足掻いても消すことはできない。集客以外の理由もあるだろうが、『自己都合でドタキャンをした』という事実は、ファンの頭の片隅に残り続けることだろう。


あと3ヶ月、ツアーは続く。これからのライブは一切自己都合のドタキャンはせず、集まってくれたファンに真摯に向き合ってほしいと願うばかりである。


それでは。

100記事突破!~ブログ開設のきっかけと今後の展望~

こんばんは、キタガワです。

 

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ついに『キタガワのブログ』は今回の記事を持ちまして、100記事を突破いたしました。いつも応援していただいている皆様のおかげです。本当にありがとうございます。


正直ここまで続けられるとは思っていませんでしたし、1日に200近いアクセスがあることにも驚いております。


そこで今回は100回記念として、今まであまり語ってこなかったブログ開設までの経緯と、今後の天望について書いていこうと思います。暗かったり長かったりしますが、どうぞお付き合いください。

 

①ブログ開設のきっかけ~社会と僕~

少し暗い話になってしまうので申し訳ないのですが、きっかけを語る上では避けられないので語ります。


ブログを開設したのは2017年の11月。この月は僕が新卒で入社した会社に、辞表を叩き付けた時期でした。


初めて社会に出て直面したのは、僕は『社会不適合者である』という事実でした。


まず第一に痛感したのは、自身のコミュニケーション能力の低さです。


世間話すらまともにできず、話せる人は誰もいませんでした。ゲラゲラ笑いながら楽しそうに働いている先輩たちを端から見ながら、いつも疎外感を抱えて生きてきました。


相手がどう思っているか、これを今話したら迷惑なんじゃないか。そんなネガティブな考えに支配され、結果的に、話せる人は誰一人いなくなりました。昼食も外で立って食べ、極力人と関わらないようになり、心はどんどん病んでいきました。全てはコミュニケーション能力の低さが招いた弊害でした。


それに加えて、僕はプライドが著しく高かった。携帯会社に勤めていたのですが、ノルマ達成のために売らないといけなくても、僕自身が少しでも「良くないな」と思う商品は、頑として売りませんでした。


僕が暮らす島根県は、高齢者が最も多い県。ノルマに達するには高齢者に対して、iPhoneや2万円近くのSDカード、タブレットの販売をする必要がありました。


それは、僕にはどうしてもできなかった。ちゃんと理解してもらって買うならまだしも、パッパとさばいていかないといけない。それはいわば、売り逃げや詐欺に近いものを感じたんです。


結果的には僕だけ売上はほぼなし。店長からは何度も叱責され、同期の実績と比較されました。そこで至った結論こそが、「俺は社会では生きていけない」というものでした。


結局、心が限界になり退職。店側としてはいわば、クビに限りなく近い自己退職でした。


この頃から、生きている意味や向いている職業について、自問自答する日々が続きます。


②ブログ開設のきっかけ~未遂と音楽~

そこからの僕は、いろいろな会社に履歴書を送りました。社会では生きれないのは重々承知でしたが、『正社員』というのは一種のステータスです。


フリーターやニートは、好意的な目で見られません。特に島根県のような田舎では。それが嫌で、仕事を探しました。毎日ハローワークに通い、志望動機を考え、履歴書を送る。


……結果は出ませんでした。会社は半年で辞め、ニート同然の生活をしている。そんな人間が好意的に見られるはずがなく、何通ものお祈りメールが届きました。無情にも月日は流れていきます。退職から3ヶ月が経ち、10社以上落ち、部屋に積み上がった履歴書と職務経歴書の山を見ながら、僕は毎日『最悪の行為』を考えていました。


3月、とある企業の面接に落ち、電車を待つプラットホームで、漠然と「今なら逝ける」と思いました。そういうことを考えてなかったわけではありませんが、本当にふと思ったのです。それほどに精神がすり減っていたのだと思います。


そのとき、ウォークマンを取り出し「最期の1曲」として聴いたのが、amazarashiの『フィロソフィー』という曲でした。

 


amazarashi 『フィロソフィー』“Philosophy” Music Video


彼らの歌は「死ぬな、頑張れ」と耳元で訴えているかのようでした。イヤホンを外すと、最悪な思考は消え去り、心にメラメラと炎が燃え盛り、何かを書きたい欲求に襲われたのです。


フリーターでもいい。生きてればいい。あの頃大した努力もせずに諦めた夢に向かって、頑張ろうと思いました。


誇張でも何でもなく、僕の命は音楽が救ってくれたのです。


目指すはライター。中でも、音楽の文章を書くことを一番の目標にしました。


『自分の好きなことを仕事にするべきだ』という意見をよく耳にします。僕にとって好きなことは、『何かを表現すること』と『音楽』でした。ゴミ同然の人間だけど、このふたつだけは誰にも負けない知識を持っている自負がありました。


人生に光明が見えた瞬間でした。


③ブログ開設のきっかけ~定期更新へ~

それからは、音楽ライターへ辿り着く方法を模索しました。そして至った一番分かりやすい方法が、『音楽雑誌を発行する会社で書く』というものでした。


しかしどの会社にも『募集要項』が存在します。音楽雑誌の会社は、どれも『正社員経験を3年以上積んだ者』というのが、暗黙の了解としてありました。僕は半年で辞めた身です。募集要項を満たしていないため、音楽ライターへの道は閉ざされたかに見えました。


ですがやっと見つけた『やりたいこと』を、諦めるわけにはいきませんでした。僕は別のベクトルから、『逆オファーを待つ』という作戦を考えました。募集要項を満たしていなければ、逆に声がかかるのを待てばいい。残された道はそれしかありませんでした。


僕はとある音楽雑誌サイトに、定期的に文章を送ることを決めました。そのサイトは音楽の文章を書きたい人が集まる場所。しかもそのサイトは、大手出版社にも繋がっています。もしそこで『キタガワという人物が定期的に文章を書いている』と認識されれば、いずれ何かアクションを起こしてくれるかも。そんな期待がありました。


それだけでは弱いと考え、11月に開設し、手付かずになっていたブログの定期更新を決めました。音楽サイトに定期的に文章を送り、加えてそれに『キタガワのブログ』のURLを貼り付ける生活がスタートしました。


自分がいくら「頑張ってます!」と言ったところで、目に見える証拠がなければ信用されません。僕としては「音楽の文章送ってるよ。しかも定期的にブログも書いてるよ。だから仕事をくれ!」という真剣さをアピールするためのひとつの手段としてのブログでした。


全ては『認められるため』の行為でした。


④ブログ開設のきっかけ~その後~

そこからは、皆さんが承知の通りです。真面目な文章、馬鹿な文章、音楽の文章。『書きたいことを書きたいときに書く』というスタンスで活動していきました(特に未遂から生還したあとの5月くらいから、ブログへの向き合いかたが変わった気がします)。


自分は心が弱い人間です。『毎日更新』や『5000文字以上』などの縛りを設けると、また病んでしまう。そう思い、無理しない範囲でブログを書くことを心がけました。


僕のブログは自慰行為に近いものだと認識しています。前述したように、僕は人との関わりが苦手です。バイト先の人とも友人とも、親ともまともに話せない。でも『話したいこと』は山ほどあるんです。


そんな『話したいこと』を好きなだけ発散する場所が『キタガワのブログ』でした。


だからそんな自分の書きたいことだけを書きなぐるようなこのブログを「面白い」と思って見てくれる人がいることに、とても感謝しています。


いろいろありましたが、とりあえずは、100記事書きました。ひとまず皆さんに「ありがとう」。自分に「よくやった」と言いたいです。


⑤今後の展望について

今後もブログは辞めません。むしろどんどん更新していきたいと思います。


基本は今までと変わらないスタンスで。それでいて今後は新しい試みもやるかもしれません。ゲームの攻略記事や、インタビューとかもやってみたいですね。


本来であればこのような雑記ブログはアクセス数が稼げないことから、タブーとされています。なので少しずつ、『自分本意なブログ』から『ユーザー目線のブログ』にシフトしたいなとも考えています。


あわよくば、Googleアドセンスで収益が発生したら嬉しいですね。……あと1年くらいかかりそうですが。


音楽にしろブログにしろ、始めた当時から「2年はやらんと結果が出ないだろう」と思っていたので、まだまだ続ける所存です。


未だ目標となる声はかかっていません。今はまだまだ種を撒いた程度です。ですが少しずつ成長して、いずれは芽を出して花を咲かせられるように頑張っていきたいと思います。


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。

 

キタガワ

悪魔を倒しにホテル一畑のケーキバイキングに行った話

こんばんは、キタガワです。


「甘いもん食いてえ……甘いもん食いてえ……腹一杯食いてえ……」


人間はみな、脳内にとある悪魔を飼っている。彼の名は『スイーツ・デビル』。普段はおとなしく眠りについているが、ふとした瞬間に目覚め、スイーツを求める邪悪な存在である。

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特に理由もないのに、無性に甘いものが食べたくなることはないか?カロリー表記を悉く無視し、コンビニでアイスクリームやポッキー、シュークリームをバカ買いしたことは?


そう。人間の大半は気づいていないが、それらは全てスイーツ・デビルがもたらした思考なのである。


我に返ったときにはもう遅い。辺りには大量のお菓子の袋が転がり、体重は激増。一時の快楽に身を任せた後悔から、人間は一様に頭を抱える。それを見ながらスイーツ・デビルは笑みを浮かべ、またひっそりと眠りにつくのである。


……前述したように、スイーツ・デビルは誰の脳内にも潜み、思考を操作する悪魔である。それは毎日夜食と称してチョコクッキーを貪り、それを肴にアルコールをあおる自堕落な生活をしているキタガワにも、同様に訪れるのであった……。


10月某日、僕の脳内はスイーツ・デビルの温床と化していた。


「ロールケーキ……ババロア……プディングが食いてえ……」


今年で24歳になる男からは本来決して出ないであろう、最近のJKが憑依したような言葉の数々。無論それらはスイーツ・デビルがもたらした思考であるのだか、次第に僕は我を忘れつつあった。


「ア"……ア"……ズイーヅがだべだい"……」

 

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人格さえも変えてしまうのがこの悪魔の恐ろしいところである。これはマズいと察したのだろう。まるで女神転生の悪魔属性のやつのような発言を繰り返す僕を見かねて友人が誘ってくれたのは、島根県松江市にあるホテル一畑の、ケーキバイキングだった。

 

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ケーキバイキングとは、限られた時間内であればスイーツが食べ放題という、夢のようなサービスである。ちなみにこのケーキバイキングはかなりの人気のようで、チケットにも『完全予約制』の文字が踊る。そんな貴重なチケットを握り締め、僕らはホテル一畑の内部へと足を踏み入れた。


バイキング会場付近は、なかなかの混雑ぶりだった。周囲はカップルや親子連ればかりで、この非現実的な環境を体現しているようだ。途中俺らは男ふたりで何をやっているんだという思いもチラついたが、来てしまったものは仕方ない。

 

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中に入ると、結婚式の披露宴や大学の卒業パーティーのような様相だった。ところ狭しと机が配置され、部屋の中心には大量のスイーツが鎮座。この光景には、正直テンションが上がった。僕らは今からここで1時間半、至福の時間を過ごすのだ!


僕らの席までは、スタッフの人が案内してくれるようだ。意気揚々と案内された席に向かうと、

 

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えっ


何このモヤモヤした配置。本来このテーブルは5人とか6人とか、それくらいの人数で囲むようなもののはずである。何この……ぼっち感。

 

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時計で言うところの3時までの範囲しかいらない。いや、ここに座るのがカップルとかだったらまだ良い。今日ここに座るのは、ガチガチの男ふたりなのだ。めちゃくちゃ目立つ。

 

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中央の『♥️』が哀愁を誘う。

 

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さて、ここからは待望のバイキング開始である。まずはババロアを攻めることに。

 

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そもそも『ババロア』の意味が分からなかったので調べてみると、要するに『プディングです』とのこと。この瞬間「いや、プディングって何よ?」という新たな疑問が生まれたため、考えるのをやめる。ひとついただく。

 

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いろいろ見て回ったが、『THE うまいやつ』とばかりにカタカナだらけのスイーツがこれでもかと置いてあった。適当に見繕って取る。

 

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さて、こちらが1周目の皿である。真っ昼間にスイーツを山ほど食べれる感動。もちろん味も最高で、食べている間は終始「ウマーベラス、クウー!」という川平慈英のモノマネをしたり、ふいに脳内に『おっぱい』の単語が出たり消えたりするほど、理性を失っていた。


肝心のスイーツ・デビルだが、大満足のご様子だった。まるでエサを与えた後のネコのように沈静しており、心から「来て良かった」と思った。


さて、2周目も同様にスイーツのみでお送りしたのだが、やはり甘いものばかり食べていると塩気のあるものを欲してしまう。何かないかと辺りを見回すと……。

 

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あった。


甘いものだらけの空間の中、ポツンと置かれたカレーとナポリタン。「食べてくだせえ」と言わんばかりの立ち位置。お前たち、さぞかし辛かったろう。お前らだって食べられたいよな。うんうん。

 

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食べますとも。


結果的には2杯食べた。純粋にうまかったのもあるが、何より『この環境下でカレーを食べている』という背徳感がエグい。隣の友人がスイーツの食べ過ぎでダウンする中、僕はカレーをバカ食いしていた。もう一度確認しておくが、ここはケーキバイキングだ。


お互い腹いっぱいになり、各自ツイッターFGOをやり始めたころ、ついにタイムアップ。最終的にはかなりの量のスイーツを食べた上、カレーまでいただくという完璧な時間を過ごすことができた。


気付けばスイーツ・デビルはすやすやと寝息を立てていた。我々の完全勝利である。


こうして戦いは終わった。1時間半の壮絶な死闘の末、ついにスイーツ・デビルの撃退に成功したのだ。僕たちは晴れやかな顔で、ホテル一畑を後にした。


機会があれば、また行きたいものである。願わくば、スイーツ・デビルがまた目を覚ました頃に。


ちなみに余談だが、友人はその後スイーツが腹にたまに動けなくなり、僕はバイトで死にそうになっていた。


結論・スイーツデビルは一生寝とけ

サメ映画『ロスト・バケーション』感想(ネタバレなし)

こんばんは、キタガワです。


たまにサメ映画を観たくなることはないか?あるよね?あるはず。ありますよね。あるだろ。


あの非現実的な環境と手に汗握る緊張感は、決して現実では得ることが出来ない。しかし、気軽に観れるものでもない。予算や何やらの関係から、ドラマやテレビ番組で日常的に目にすることは、まず難しい。やはり多額の資金をもってして、破格のスケールで作らなければリアリティーは生まれない。


おそらくサメ映画に詳しくない人でも、『ジョーズ 』という作品はご存知だろう。正直、サメ映画はあれと『ディープ・ブルー』の2作でほぼ完成しきっている感がある。


ではなぜ僕らはサメ映画を観ようとするのか。無論、それは『ジョーズ』と『ディープ・ブルー』を超えるような、もしくは匹敵するような作品に出会いたいからだ。

 

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今回借りてきたのは2016年公開の作品『ロスト・バケーション』である。


サメ映画における人間の状況というのは、主に2パターンに分かれる。『陸に辿り着けない』か、あるいは『閉じ込められている』か。それ以外となると、砂漠にサメを出現させたり、空から降ってこさせたりといったようにイロモノ化することがほとんどだ。


今回紹介する『ロスト・バケーション』はそれらのパターンで言うと、『陸に辿り着けない』という状況下にある。所持品はカメラのみで、大海にたった一人きり。


しかし岸までの距離は200m足らずしかなく、時間もわかる。サメは1体。歴代のサメ映画と比較すれば、恵まれている環境ではあると思う。にも関わらず、恐怖心を感じる工夫が随所に散りばめられており、怖さが減退することはない。


今作は『ディープ・ブルー』といったアクション性の高い作品とは真逆で、ひたすらスローペースな展開が続く。直接的な怖さではなく、全体の雰囲気的な恐怖を感じたい人にオススメだ。


しかし、この作品も『ジョーズ』、『ディープ・ブルー』には遠く及ばないと感じた。個人的なアレで申し訳ないけれど。サメ映画は数多く製作されているが、40年が経った今でも『ジョーズ』が一番の知名度と人気を得ていることを考えると、やはりサメ映画を作るのは難しいんだろうなと改めて思った。


まあいろいろ書いたが、人が死にまくったり拳銃をぶっぱなしたりするサメ映画が多い昨今、こういうスローな作品もたまにはいいかなと思った。


でもやっぱり一番は『ディープ・ブルー』かな。うーん。

 


『ロスト・バケーション』特別映像

KREVAの『存在感』から見る、“ある”人間が紡ぐ音楽

こんばんは、キタガワです。

 

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皆さんはKREVAという男について、どんな印象を抱いているだろうか。僕は彼に対して、太陽のような人物だと思っていた。


彼はいつもポジティブで、いつでも明るかった。ライブでは自ら扇動して会場の一体感を求め、ステージの中心でスポットライトを浴びていた。2017年からはKICK THE CAN CREWの活動も本格化し、フェスではメインステージで圧巻のパフォーマンスを魅せた。


そんな彼は今、公私共に充実していると思っていた。それこそ全盛期を彷彿とさせるようなポテンシャルで、ポジティブな感情に満ち溢れているのだと、勝手にそう思っていたのだ。

 

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ところが8月22日にリリースされたミニアルバム『存在感』は、予想に反してダークな雰囲気を纏う作品となった。全体を通してBPMは低めに設定され、重々しい低音に覆われている。 彼の代名詞とも言える矢継ぎ早に捲し立てるリリックは、日々感じる不安や困難、葛藤といったネガティブな感情を、限られた文字数でもって直接的に伝えるスタイルに変化していた。

 


KREVA『存在感』Music Video+Trailer


特に今作のリード曲である『存在感』は衝撃的だ。中でも一聴しただけで頭をグルグルと駆け巡るのが、以下のフレーズである。


〈存在感はある 存在感はある 存在感はある 存在感は…〉


世の中に仕事は数あれど、ミュージシャンほど存在感が重要な職業は他にない。知名度と名声が収益に直結するミュージシャンという職業は、飽きられたら終わりだ。だからこそシングルやアルバムリリース、ツアーの開催、果てはSNSの更新など、リスナーに忘れ去られまいと工夫を凝らし行動する。


努力の末に出た結果も一過性ではダメだ。結果は出し続けなければならない。現在最前線で光を浴びる有名ミュージシャンはみな、過去に血の滲むような努力を繰り返して、やっと栄光に辿り着いた一握りの存在であることは、疑いようもない。


じゃあ、KREVAはどうだろう。


思えばKREVAは、常にヒップホップシーンの中心で活躍していた。紅白歌合戦にも出場し、人気を博していたKICK THE CAN CREWが休止すればすぐさまソロ活動を開始。僅か2年後にはヒップホップソロアーティストで初のオリコンチャート1位を獲得。大規模なライブも次々と成功させ、おそらく周囲の印象は長い間『成功者』だっただろう。


そんな彼に影が差したのは、2017年のKICK THE CAN CREW再結成の後。彼はKICK THE CAN CREWのライブにおいて、「『かつての代表曲』と『新曲』で、オーディエンスの反応に如実な差があった」ことについて、悩むことが多くなったという。


絶大な存在感がある人物として君臨し続け、結果を出し続けてきたKREVA。現在の環境はかつて輝いていた自分自身と、少し違って見えたのかもしれない。


今回のミニアルバムのタイトル、並びにリード曲を『存在感』と名付け、メッセージ性の強い歌詞を詰め込んだのにはそういった理由があると推測する。


だが、僕はこのミニアルバムをリリースしてくれたことに対して、心から感謝したい。


KREVAには、何通りもの行動を起こすチャンスがあった。例えばリリースを遅らせたり、もしくは活動を休止して一時的に休養したり。そうしてネガティブな気持ちにケリを付け、快復した後にリリースすることもできたはずだ。


にも関わらず、KREVAはそうしなかった。今まで見せてこなかった部分も全てひっくるめた、裸の自分をさらけ出すことを選んだのだ。


何枚もの作品を世に送り出してきたKREVAだが、僕個人としては、ある種の人間臭さを感じるこのミニアルバムが一番好きだ。


彼は『存在感』のサビ部分にて、「代表作がないような気がした」と歌っている。僕がKREVAに伝えたいことはひとつ。「少なくともあなたのファンのひとりにとっては、『存在感』こそが代表作です」と。

梅沢富美男のCMで話題。『レモンサワーの素』は本当に美味いのか?

こんばんは、キタガワです。


最近、よく観るCMがある。

 

名前はよく分からないが、レモンサワーがなんたらかんたらという商品名だった気がする。というか、梅沢富美男しか印象に残っていないが、妙に気になった。

 

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とりあえず『梅沢富美男 CM』で検索をかけてみる。すると、ヤバいやつが視界に入ってきた。何だこいつは。道で睨まれたら即座に1万円札を差し出したくなるような、純度100%のヤバさ。梅沢富美男だからこそ出せる、この異質さ。梅沢さん、もう少し仕事選びましょうよ……。

↓CMはこちら↓


こだわり酒場のレモンサワーの素 『レモン沢富美男・オフィス』篇 15秒 梅沢富美男 サントリー CM

 

 

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……というわけで、正式名称は『レモンサワーの素』だそうだ。発売元は信頼のおけるサントリー。何でもこれと炭酸水を混ぜるだけで、居酒屋で出てくるような本格的なレモンサワーを作れるという。


飲みの場では決まってレモンサワーを注文する僕としては、願ってもない商品だ。しかし、値段は約700円。ちょっと高い気もするので、ひとつ計算してみることにする。


バーで飲むとしたら1杯500円ほどだから、正直言って高い。だが、このレモンサワーの素はひとつ買うだけで、何回でも楽しむことが出来る。「これで700円はお得なのではないか?」と思った。


しかもこのレモンサワーを作るのに必要なのは、炭酸水。これだけだ。炭酸水はスーパーで100円で売れているし、倍の1リットルのものでも150円ほどで買える。おいおい。結果的に店で飲むより安上がりじゃないか?


……てなわけで、買ってきた。

 

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梅沢富美男の主張が激しすぎたので、この黄色いビラビラは即座にゴミ箱にシュートした。


よく見たら割る際に使うものは『炭酸水しかダメ』だそう。トニックウォーターやロックなど、様々な飲み方が出来るのがレモンリキュールの特徴である。


しかしこの商品は、あえて『レモンサワーのみ』を追及しているらしかった。これは期待できそうだ。

 

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炭酸水に関しては何でもいいらしいのだが、今回は最も信頼のおけるブランドであるウィルキンソン炭酸を使うことにする。

 

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実は僕は、酒のリキュールを買ったことがあまりない。なので『美味しく割る比率』に関しての知識はあまりないのだが、瓶の裏に割り方がちゃんと書いてあった。これはありがたい。


さて、これを見る限りでは

①氷はたっぷり
②炭酸水は冷やす
③自分の好みで割れ

というようなことが書いてあったのだが、あいにく氷は一個もないし、炭酸水は常温で買ったし、割り方はクソ適当にしてしまった。最悪の出だしである。


梅沢富美男に知られたら数時間説教されるレベルで申し訳ないことをしたと思う。本当すいません。


さて、実際に飲んでみることにする。普段は居酒屋やバーに入り浸っている人間である。ちょっとやそっとじゃ満足しないぞと思いながら、飲んでみた。

 

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……めっちゃうまい。


マジで店のレモンサワーの味がする。それも、本物のレモンが入っているような上等な店の味。レモンの風味はガツンと効いていて、けっこう酸っぱい。それでいて後味はすっきりしているので、スッと鼻から抜けていく印象。


そして何よりも嬉しいのが、『自分で調節できる』という点。例えば居酒屋では、大学生バイトが適当に割ったようなクソ薄いレモンサワーを飲まされることがよくあるが、これは自分で割れるので最高。


濃い味にするもよし、飲みすぎたときは薄めにも調節できる。徹頭徹尾、自分の好みに合わせた味にできるのである。神か?


あっという間に炭酸水1本が消滅した。

 

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この時点でベロベロに酔っぱらっており、HIKAKINの動画で笑い転げるほどヤバい状態なのだが、『レモンサワーの素』はまだ半分ほどしか減っていない。単純に700円の半分、350円は飲んだ計算になる。たったこれだけでベロベロに酔えるとは。ありがたい話である。


書くのを失念していたが、この『レモンサワーの素』、アルコール度数は25%である。そりゃ酔うわ。


さて、意識もなくなりつつあるが、ここからは炭酸水を変えて臨みたいと思う。

 

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次はこちら。ウィルキンソンレモン味。


レモンとレモンをぶつけるという、いわば禁じ手をしようというのだ。2乗のうまさとなるか。それとも磁石のS極とS極のように反発し合うのか。さあどうなる。

 

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飲んでみる


うまいなー。うまいっす。当たりですこれ。


変なもので、トニックウォーター混ぜたような味がします。レモン同士を合わせるの、こんなにうまかったんですね。これには梅沢富美男もビックリでしょう。


さあ、まだ『レモンサワーの素』は残っています。あと2回はいける。……ということは、これ1本で合計6回は至福の時を過ごせるということだ。


気になった人、ぜひ。買ってみてください。


ちなみに僕は2日酔い確定です。ありがとうございました。

 

 


※今回の記事はキタガワの主観的な表現が多く含まれており、全ての人に当てはまるわけではありません。

※今回の記事はベロベロに酔った状態(家中をエヘエヘと笑いながら壁にぶつかって進むレベル)で執筆したものです。ご了承ください。