キタガワのブログ

島根県在住。目標は音楽ライターであり、ブロガーではありません。

サメ映画『ロスト・バケーション』感想(ネタバレなし)

こんばんは、キタガワです。


たまにサメ映画を観たくなることはないか?あるよね?あるはず。ありますよね。あるだろ。


あの非現実的な環境と手に汗握る緊張感は、決して現実では得ることが出来ない。しかし、気軽に観れるものでもない。予算や何やらの関係から、ドラマやテレビ番組で日常的に目にすることは、まず難しい。やはり多額の資金をもってして、破格のスケールで作らなければリアリティーは生まれない。


おそらくサメ映画に詳しくない人でも、『ジョーズ 』という作品はご存知だろう。正直、サメ映画はあれと『ディープ・ブルー』の2作でほぼ完成しきっている感がある。


ではなぜ僕らはサメ映画を観ようとするのか。無論、それは『ジョーズ』と『ディープ・ブルー』を超えるような、もしくは匹敵するような作品に出会いたいからだ。

 

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今回借りてきたのは2016年公開の作品『ロスト・バケーション』である。


サメ映画における人間の状況というのは、主に2パターンに分かれる。『陸に辿り着けない』か、あるいは『閉じ込められている』か。それ以外となると、砂漠にサメを出現させたり、空から降ってこさせたりといったようにイロモノ化することがほとんどだ。


今回紹介する『ロスト・バケーション』はそれらのパターンで言うと、『陸に辿り着けない』という状況下にある。所持品はカメラのみで、大海にたった一人きり。


しかし岸までの距離は200m足らずしかなく、時間もわかる。サメは1体。歴代のサメ映画と比較すれば、恵まれている環境ではあると思う。にも関わらず、恐怖心を感じる工夫が随所に散りばめられており、怖さが減退することはない。


今作は『ディープ・ブルー』といったアクション性の高い作品とは真逆で、ひたすらスローペースな展開が続く。直接的な怖さではなく、全体の雰囲気的な恐怖を感じたい人にオススメだ。


しかし、この作品も『ジョーズ』、『ディープ・ブルー』には遠く及ばないと感じた。個人的なアレで申し訳ないけれど。サメ映画は数多く製作されているが、40年が経った今でも『ジョーズ』が一番の知名度と人気を得ていることを考えると、やはりサメ映画を作るのは難しいんだろうなと改めて思った。


まあいろいろ書いたが、人が死にまくったり拳銃をぶっぱなしたりするサメ映画が多い昨今、こういうスローな作品もたまにはいいかなと思った。


でもやっぱり一番は『ディープ・ブルー』かな。うーん。

 


『ロスト・バケーション』特別映像