キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

【ライブイベントレポート】ダンガンロンパ『10周年イベント 超高校級の大同窓会 夜公演』@ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン

こんばんは、キタガワです。


配信先にアクセスしてタイトルを観た瞬間、改めて「もう10年も経ったのか」と感慨深い気持ちになる。……そう。この日開催されたのは、スパイク・チュンソフト社から2010年にリリースされた『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』から始まり、以降次々とシリーズ化してきたゲーム『ダンガンロンパ』の通算10周年を記念したファンイベント。なおイベントは昼夜2部公演で行われ、新型コロナウイルスの関係で会場に足が運べない人向けに生配信・ライブビューイングも実施された。

 

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https://www.danganronpa.com/10th_anniversary/


今回のイベントをこれから記す上でまず理解しておかねばならないのは、ダンガンロンパの大まかなゲーム内容だろう。ダンガンロンパは端的に言い表すならば所謂デスゲームものの作品で、大山のぶ代演じるモノクマに超高校級の才能を持つ高校生たちが学園に閉じ込められる場面から幕を開ける。モノクマは「この学園から脱出する方法はコロシアイをするしかない」と告げ、以降は様々な動機付けから殺人事件が起き、その犯人をおしおき(処刑)する……つまりはチャプターひとつにつきほぼ犠牲者が2名以上出る衝撃のストーリーで話題を浚った。


加えてとてつもない豪華声優陣が集結していること、キャラクターと接するたびに興味を引く背景が語られたりすることも素晴らしく、詳しい詳細は省くけれども『大好きなキャラクターが次のチャプターで死んでしまう』という絶望の流れが購入者の間で多発。故に「どうか○○だけは死なないでくれ!」「黒幕は○○!?」「誰が生き残るの?」と誰もが想像出来ない展開のオンパレードが口コミで広がり、結果としてシリーズ累計500万部を記録するバケモノ作品となったのだ。 

 

ダンガンロンパ1・2 Reload PS4版プロモーションムービー - YouTube 


筆者が配信で視聴したのは夜公演。出演者は順に緒方恵美(苗木誠・狛枝凪斗役)、井上喜久子(東条斬美役)、豊口めぐみ(江ノ島盾子役)、松風雅也(葉隠康比呂役)、荒川美穂(ソニア・ネヴァーマインド役)、日笠陽子(霧切響子役)、小清水亜美(澪田唯吹役)ら生死関係ないメインキャラクターが勢揃いし、ファンに向けて深い感謝を伝えた。なお以下のライブレポートには当然ながら、本編のネタバレ要素が大量に含まれている。特に今後ダンガンロンパをプレイする予定のある人にとっては明らかにタブーなテキストだらけの関係上、ここでブラウザバックを推奨されたい。


海外ファンによるコスプレ画像とファンアートがスクリーンに流れ続けるファンイベントらしい画面を眺め続け、定刻になると暗転。すると“モノミ先生の教育実習”の音楽に乗せてモノミ(モノクマの妹。CV:貴家堂子)が今回のライブの注意事項をアナウンスすれば、希望ヶ峰学園の学園長であるモノクマ(CV:TARAKO)がダンガンロンパ10周年の感謝を語る。正直ファン的には「お前のせいで大好きなキャラが死んだんだぞ!」という気持ちもあったりするが、それは置いておいて。最後は「でもここまで来れたのは、全部ボクのおかげなんだよね!」とモノクマらしい毒々しさで締め、ゲームのオープニング曲“DANGANRONPA”が荒々しくも鳴らされた。

 

スーパーダンガンロンパ2 プロモーションムービー02 - YouTube


“DANGANRONPA”を演奏してくれるバンドメンバーは福田淳(G)、岩瀬聡志(Key)、目木とーる(G)、TABOKUN(B)、青山英樹(Dr)ら名プレイヤーたちと、ダンガンロンパの楽曲全般を作曲したことでも知られる高田雅史(Key)。特に高田のキーボード(シンセサイザー)のサウンドは極めて大きく設定されており、これまでサントラで聴いてきたものより遥かにライブに振り切っていて面白い。バックにはこの日のために制作された固有の衣装つきの登場キャラが映像で流れ続けていて、いわゆる『推し』のキャラが登場した瞬間に色が変わっていく観客のサイリウムも実にシュールだ。


“Beautiful Days”が終わると、ファン待望のアフレココーナーへ(以下声優名ではなくキャラクター名で表記)。まずは主人公である苗木が「その日ダンガンロンパ10周年パーティーに参加していた僕たちは会場で気を失い、目を覚ますと見知らぬ部屋に閉じ込められていた」と語り始める。このワンシーンはゲーム冒頭のストーリーを忠実に再現していて、違うのは学園の入学式ではなく10周年記念パーティーであることだけである。ふと苗木が黒板に目を向けると『闇鍋を完食しないと出られない部屋』と書かれていて、傍らには明らかに異様な色をした闇鍋が……。以降は多数の声優陣による『誰がこの鍋を食べるか論争』に発展していくのだが、冷たく拒否する霧切、男に食べさせようとする江ノ島、これが日本の文化なのだと完全に勘違いしたソニア、あまりの絶望に笑いが止まらない狛枝と、それぞれが闇鍋を押し付けあう様が噴飯もの。改めて考えればダンガンロンパ1・2・3のキャラクターがこうして一同に会するのは初。そんな作品の枠を超えたコラボレーションはとても楽しく、中でもクレイジーに笑い続ける狛枝に霧切が「この人、何か辛いことでもあったのかしら……」と冷静に突っ込む流れは、大きな爆笑を生み出していた。


それから紆余曲折あり、狛枝による「これを食べなければロックを語る資格はないんじゃないかな」という意味不明な理論に何故か論破されてしまった(バカとも言う)超高校級の軽音楽部こと澪田が、半狂乱状態で鍋を引っ掴んで食べ、一発退場。ただあと少しだけ闇鍋は残っている様子で、次は残りを誰が食べるかを議論スクラムさながらの本気度で話し合う時間に。そしてこの日が10周年記念イベントであること、当初はダンガンロンパの売上は芳しくなかったにも関わらず口コミで広がり結果通算で500万本を売り上げたことを伝えると、話は次第に1作目の主人公が食べなければならない流れに。トドメとなったのは霧切による「苗木くん。ここまで言えば分かるわね?」発言(本来であれば犯人を指名する際に使われる霧切の名ゼリフ)で、苗木が無理矢理闇鍋を食べて終了。なおその後に披露されたのが死体発見時→学級裁判の音楽であり、まるで苗木が死んだようにも思える流れは意図してのことだろうか……。

 

PS Vita 絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode 商品紹介映像 - YouTube

 

学級裁判のいつまでも続きそうな長尺アレンジに心を奪われていると突如暗転し、続いては予定が合わず、残念ながらこの日のイベントに赴くことが出来なかったダンガンロンパ声優陣からのメッセージが届けられたということで、前方のスクリーンを凝視するファン垂涎の時間に。まずは下野紘(王馬小吉役)がパッとスクリーンに現れると、終盤で恐怖の変貌を遂げたことからか結果としてダンガンロンパV3で2番目の人気となった王馬について触れ、台本を貰った時点から少しずつ下野自身の意見を監督に伝え、言葉の発し方など変化を続けながらあの表現が確立されたという裏話を語ってくれた。

 

下野からバトンを受け継いだ木村良平(百田解斗役)は、最終的にはとても重要なキャラとして位置した自身の演じる百田への思いを語ると「これから5年10年、20年と楽しんでもらえますように」と感謝を伝える。次なる内田彩(苗木こまる役)は、この日のVTRを含む出演者の中では唯一スピンオフ作品からの抜擢であることもあり、抜擢が決まった際の思い出を語った。どうやら内田は無印からプレイする程のダンガンロンパの大ファンであったらしく、苗木の妹役。しかもスピンオフの主人公と知った後に涙を流して喜んだエピソードを明かし、最後はゲーム内で何度も叫ばれる「しびれろ!」の一言を放ち、笑顔でVTRを締め括った。

 

「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-」PV - YouTube

 

次なるコーナーはこちらも声優イベントの恒例。緒方、井上、豊口、松風、荒川、日笠、小清水ら出演陣が全員集合してのフリートークである。司会進行を務めるのは松風で、先程の生アフレコの場面を思い返しつつ「皆さん闇鍋ってやったことあります?」と話を振る。手を上げたのは何と緒方ひとりで、話を聞くに緒方は大学時代に先輩後輩との集まりで経験し、その際は誰かがジャムを入れていたというまさしく『闇鍋』なエピソードを語る。そこから気付けば『闇鍋やるやらない論争』が女性陣の間で盛り上がってしまい、「あの……遠いところで(勝手な話を)やらないでください」と呟きながらひとりポツンと司会席に座る松風の姿が笑いを誘う。

 

トーク序盤から大盛りあがりを見せる中で突入した質問コーナーでは、『○○さんに質問したいこと』をテーマに事前に声優陣に募集した内容を直接答えていくことに。開幕を飾ったのは『荒川→豊口 「台本を貰った時のことを教えて下さい」』との質問(注:豊口演じる江ノ島は無印で2番目に死亡したキャラだったが、ラストで江ノ島は生存しており全ての黒幕であることが判明。そのシーンごとに性格が入れ替わる多重人格キャラで絶大な存在感を与えた)で、マイクを取った豊口は開口一番「(このキャラの)意味が分からなかったです」と一言。ちなみにゲームでは人格ごとに録音しているが、アニメでは全ての人格をその場その場で切り替えていたとのことで、内心「スタッフクレイジーだな!」と思ったとも。

 

続いては『日笠→井上 「元気のひけつを教えて下さい」』。これは井上のファンの間では有名な話なのだが、井上は永遠の17歳設定。更には自身が発起人となって立ち上げた『17歳教』の教祖でもあるらしく、日笠が「入りたいです!」と入信を希望すると、井上は「入信する最低条件はドモホルンリンクルが気になりだしたらよ」とやんわりフォロー。そしてアンチエイジングなどのトークも加わり収集がつかなくなった頃、緒方が「俺同じ感じで永遠の14歳って呼ばれてるんですけど……」とどんどん繋がり、最後は松風が「これ全世界の人が観てるんだぞ!」とピシャリと締めた。

 

この流れを受け継いで、今後は質問者と回答者が逆になった『井上→日笠 「先日どんぐりを拾ったことをLINEしてくれましたが、その後拾えてますか?」』。もうこれについては完全に個人個人の話であるためツッコミが飛ぶも、井上は「だって何でもいいって言われたから!」と至ってマイペース。すかさず松風が「井上さんは悪くないです!悪いのはこれ採用したスタッフなんで」とフォローし、その結末は日笠の「いやー拾えてなっすねえ」の一言のみで質問の回答とする。ただそこからも今まで通り「何でどんぐりの写真送ったんですか?」「東京でどんぐりって拾えるの?」「公園で見付けた」と様々に話は飛び、松風は「あの……ふたりは夢の国で暮らしてるんですか?」と猛ツッコミ。そして緒方が「マジレスしますと、どんぐりには約7割が虫が入ってて……あ、その虫で闇鍋すればいいのか」と上手くかわして終了。

 

最後の質問は『松風→全員 「自分の演じたキャラクターの誕生日覚えてる?」』。どうやらこの日11月27日はステージ上のとある人物が演じたキャラクターの誕生日らしく、観客も含めて一斉に指さし。答えは小清水演じる澪田で、小清水は「誕生日っすぅ!」と澪田の声を用いて感謝の思いを伝える(余談だが、この日の小清水は基本的に地声を使わず澪田の声で喋っていた)。ただしっかりと「ただ中の人は36歳だけどね!」とオチを付けるところは、流石声優イベント常連の小清水である。

 

 

そうして何故か井上の東条のコスプレがプロジェクターに映し出される抱腹絶倒の一幕(当日の画像は上記の本人のツイッターよりご確認ください)を経て、再びの動画メッセージへ。動画は2の主人公を演じた高山みなみ(日向創役)からスタート。改めて地声が某推理アニメの主人公と一緒なことに驚きつつ「ひとつのシリーズをここまで続けられるのは凄いことだと思います」と祝福の声を聞かせてくれた。続く沢城みゆき(腐川冬子&ジェノサイダー翔役)も10周年を祝福しつつ、二重人格であるふたりを演じるにあたり腐川は押し留めるイメージ、ジェノサイダーは発散するイメージで役作りに当たっていたことが初めて公の場で語られた。

 

日向と共に僅かな生き残り組に名を連ねた左右田和一を演じる細谷佳正も、同じく役作りに苦労したようだ。というのも当時の細谷は喉の調子がとても悪かった時期だったらしく、強く声を張り上げる形でキャラクター性を作る必要があったそう。他にも緒方と共に収録した『ダンガンラジオ』でとても緊張した話など、一般の我々には見えない裏話が楽しかった。続いては斎藤千和(朝日奈葵役)で、結果的には無印の生き残りとなった人物ながら、毎回配られる台本を読むたびに「あ!生きてた!」と感じていたというダンガンロンパならではの思い出を回顧しつつ、ドーナツ好きな朝日奈らしく「ドーナツさいこーう!」との一言でシメ。

 

そして最後は、TARAKO(モノクマ役)と貴家堂子(モノミ役)という大御所ふたりのメッセージ。こちらも高山と同様に「完全に地声がちびまる子ちゃんとタラちゃんだ……」と驚く中、TARAKOはモノクマを演じるにあたり「先輩から受け継いだプレッシャーで毎回汗をかいていた」という二代目ならではの思い(注:ダンガンロンパ1・2までは大山のぶ代が担当。2016年に大山が認知症を発症、芸能活動が困難になったことからV3よりTARAKOに変更された)を語り、対する貴家はあまり自分を出さないように徹底しているのか最後まで地声で話すことはなく、内容もモノミ通りに「〇〇でちゅ」との話し方で統一。まるで生徒に言い聞かせるように、感謝の思いを口にしていたのが印象的だった。

 

PSP スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 オープニングムービー - YouTube

 

その後は緒方ボーカルで披露される楽曲の数々に酔いしれながら、ライブは気付けばクライマックスに。舞台袖からカメラに抜かれてキャラクターならではのボーズ(井上は超高校級のメイドらしくホウキ持参)を試みつつ、順々に本日の振り返りコメントを貰うことに。先陣を切ったのは小清水で「時間が経っても、こうしてワクワクドキドキしていられるのは作品の力だなと。そして支えてくださっている皆様のおかげだなと思っています」とし、第3章で天国に行ってしまった澪田を思っての「みんなの心にいる澪田は不滅です!」の一言で、会場中の拍手を一身に浴びた。

 

続く日笠は、ダンガンロンパ発売当初はまだ駆け出しの20代……もとい井上有する17歳教で言えば17歳……であったことから、先輩たちとの共演に恐縮しながらのアフレコだったことを回顧。そして長らくファンに支えられて続いてきたダンガンロンパを見詰め「これから15周年20周年、100周年目指してやっていきましょう!」と力強いメッセージを飛ばしてくれた。その左側、荒川はオンラインで鑑賞している海外のファンに向け「私の演じるソニア・ネヴァーマインドは日本の文化を勘違いしているところがありますので、日本を誤解されないといいなと……」とソニアならではのコメントを伝え「またコロナが落ち着いたら日本に来ていただければと」と、まさしくソニアを彷彿とさせる深い御心で締め括った。

 

ダンガンロンパの象徴的黒幕を演じた豊口は「そういえばアニメって放送から5周年なんですよね。だからもっと祝うことあるんじゃないかなあ」とし、今回だけではないダンガンロンパのネクストイベントに期待を示しての「偉い人に届いてー!」との一言でフィニッシュ。そしておそらくこの日圧倒的な印象を与えたであろう、ホウキを手にした17歳の井上は端的に、ダンガンロンパへの思いを口にしながら「私は超高校級のメイドなので、これからもいろんなところを掃除しながら生きていこうと思います」と最後はキャラクター性抜群の言葉でバトンを繋いでくれた。

 

今回は司会進行役で頑張ってくれた松風。彼は自身が演じる葉隠について、投票の人気ランキングが圏外だったという衝撃の事実に触れ「皆さんとこれからも一緒に新しい景色、新しい空間を感じていきたいと思っています」と笑顔で語る(ちなみに葉隠の名ゼリフ「模擬刀の先制攻撃だべ!」はなしでした)。トリを飾ったのはもちろん無印ダンガンロンパの主人公である苗木、加えて2であまりにも衝撃的なトリックでゲーム界に名を残した狛枝を演じた緒方。最初は作品が口コミで広がり、それがアニメや続編制作に繋がり、こうして再び出会えたことへの感謝などこれまで声優陣が伝えてくれた内容を改めて語り、最後はまた来るであろうダンガンロンパイベントとコロナ収束を願いながら、深々とお辞儀。これにて『ダンガンロンパ10周年イベント 超高校級の大同窓会』は大団円を迎えたのであった。

 

『超探偵事件簿 レインコード』ティザートレーラー - YouTube

 

終演後、完全に終わりだと思われていた観客たちをよそに、スクリーンには本邦初公開の新作ミステリーゲーム『超探偵事件簿 レインコード』のPVが流れ出していた。PVにも記されている通り、この作品はダンガンロンパの脚本を手掛けた小高、作曲担当の高田らダンガンロンパ制作陣が集結した完全新作のゲームになっているとのこと。おそらく大半のファンはV3の驚愕のラストを見て「もうダンガンロンパスタッフのゲームは作られないのかな」と思っていたことと推察するので、この発表には感謝してもしきれないのだが、それはそれとして。 今回のイベントでも何度か「ダンガンロンパは口コミで広がって最終的に500万本を売り上げた」という話がされていたが、本当にダンガンロンパは特にミステリーゲームの歴史を大きく変えた大名作だと思っている。声優の豪華さから入った人、キャラクターの好みから入った人、はたまた『逆転裁判』や『善人シボウデス』のようなミステリー系統のゲームが好きな人……。その入り口は間違いなく様々だったろうが、やはりここまでユーザーを引き付けたのは第一がシナリオ、更にはそのシナリオに拍車をかける重要部として構成された音楽だったりキャラクターだったり、それら全ての複合体がダンガンロンパなのだ。そういえば、来年はダンガンロンパ2が発売されて10周年になる。となれば新たなイベントも企画される可能性も高いのではなかろうか。……絶望に勝つのはいつだって希望。であればダンガンロンパに心酔した我々こそが、その希望を実現させるべき存在だ。また新たな周年を祝えるよう願いながら、いつまでもその日を待ち続けていたい。

 

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