uzurea.net様へ、新作映画『ぼくらのよあけ』のレビュー記事を寄稿しました。
これまでも当ブログでは『映画レビュー』として、個人的に鑑賞した作品のレビューを半ば勝手に行ってきました。実際その背景には「映画.comから依頼が来てほしい!」というような策略的な気持ちもあったのですが、あくまでブログは個人的なものなので。微妙な作品ははっきり「嫌い」と言えて、自分の好きなタイプの作品は好き。と良くも悪くも自由さがあったように思います。
翻って今回のレビューでは、内容も評価も完全にお任せしていただきまして。もちろん提供先に寄り添うことはしましたが、忌憚なく書くことの出来る環境を提供してもらえたのはとても嬉しかったです。今作はどちらかと言えば子ども向けの作品なのですが、今回は『大人視点で観た作品の印象』に重きを置いて書きました。何というか、大人になると子供向けのアニメからだんだん離れていくんですよね。例えばスパイファミリーや呪術廻戦は観るけど、別に機関車トーマスとかしまじろうはこの歳になって観ないよね、みたいな感じで……。ただ今作の依頼をいただいた際、設定資料などをざっくり読ませていただいたのですが、明らかに監督の意図が『人間の内面的な部分』にあることが分かったので。それなら「大人に向けたレビューをしよう」と思って書き進めました。
総合評価は今思えばかなり辛めにつけてしまった感がありますが、とても面白かったです。これは何回か記事中でも書いていますが、主人公・悠真側の視点で観た今作と、その突っ走る我が子を止めようともがく母親の視点と、AIロボット・ナナコの視点とで、人それぞれの評価が分かれるかなとは思います。個人的にはどの視点から観てもほぼ納得出来る形ではあったのですが、少しストーリー展開がうまく行き過ぎな感があるかなと……。ただ全体としてうまくまとまっていたので、ちょっと辛めにこの点数、という感じです。
気になった方はぜひとも。本当に素晴らしい経験になりました。いろいろな方に感謝感謝です。作品は10月21日より、全国公開中!
SFアニメ映画『ぼくらのよあけ』子供はもちろん、大人の心にも響く作品 ネタバレ無し試写レビュー - uzurea.net