キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

『SUMMER SONIC 2022』第1弾発表以降、現時点で分かっていること

こんばんは、キタガワです。

 

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今年のサマソニの第1弾出演アーティストが発表されてから、数日。現在でも過熱度は日増しに高まっていて、自分の好きなアーティストを要望する声がTL上でもよく聞かれるようになった。ただ、そこはサマソニ。サマソニと言えば公ラジオやテキストなど、公式発表以外の媒体で重要な情報が明かされるのも恒例となっていて、それこそ昨年のスクリレックス出演キャンセルやEDM化などもそうだが、いち早く情報を入手したファンからまたサマソニファンに伝わって……という流れも珍しくなかったために、今知られている情報が最もスピード感のあるものとは決して言えなかったりする。そこで今回は先日発表のあった『Festival Junkie Podcast』でのクリエイティブマン宣伝部長・平山氏による発言も踏まえながら、現時点までの情報をピックアップし、来たる第2弾出演アーティスト発表に向けてざっくりと整理をしていきたい。

 

open.spotify.com


さて、2022年2月21日現在において断片的に分かっていることは主に3つ。それは出演アーティストの一部、レギュレーション、フェスの在り方である。第一に我々が最も期待を寄せている出演アーティストについては、上記の公式アナウンス画像を参照してもらいたいのはもちろん、今年はかなりロックとポップに寄せていること、そして第2弾出演アーティストは日本人アーティストが中心になることが平山氏の口からラジオ内で発表があった。確かに、日本人の我々からしても今世間的にブレークしているヒップホップ以上にロック&ポップは馴染み深いので、とても嬉しいところ。更にはまさかの若きマネスキンが大規模な会場に抜擢される可能性だったり、セイント・ヴィンセントが同系統のアーティストにおそらくは挟まれるのだろうといった初公開の情報も含めて、今後も大いに楽しめそうだ。


もうひとつ、未だコロナ禍に憂う我々的に気になるのがレギュレーション……つまりはどういった人数を入れてステージは何個で、とする計画に関してだが、こちらはクリエイティブマン清水氏が公式ホームページで発した「完全復活を目指します」との一言にも表れている通り、限りなくコロナ禍前と近い形で開催を考えているとのこと。おそらくこの表現は声も出せて、収容人数も100%、かつソーシャルディスタンスも取らずアルコール提供もやりたいという決意の現れだろうが、もちろん今後の政府発表によって変更することも検討されている。そして今回ラジオで語られた内容としては東京5ステージ、大阪3ステージ。加えて前日の深夜に行われるサマソニ前夜祭の開催も示唆していた(サカビアンの出演の可能性も)。そもそも海外のフェスはもう既に様々な制約を撤廃している訳で、ここまで厳重な開催を余儀なくされているのは日本だけなのだ。完璧に元通りとまでは行かなくとも、どうか大半の人が腹落ちできる折衷案を模索してほしいと願っている。


最後に、フェスの在り方について記しておこう。サマソニとしての開催が約3年ぶりであることは上に記した通りにしろ、昨年クリエイティブマンは多くのフェスが中止を余儀なくされる中で、海外アーティストをしっかりと招集し『SUPERSONIC』を大成功に収めている。長らく鎖国状態が続いてきたこの難しい状況下で海外アーティストを来日させたのは初だったが、来日するアーティストに漏れなく3日間の自主隔離協力を仰いだことからか、世間的な大きな問題もなく終幕した。故に「この教訓をサマソニにも反映させよう」というのが今年のサマソニで、感染対策にしろ何にしろ、我々観客サイドに寄り添った形になることは確実なので安心。クリエイティブマンは常々『サマソニによる洋楽市場の大切さ』も語っているけれど、この2年間洋楽アーティストがほとんど来日しない状況は異常事態で、逆に言えばこのサマソニがなければ本当に洋楽市場は窮地に追い込まれる。そうした意味でも、是非とも大成功へと突き進んで欲しいところだ。

 

The 1975 - People (Reading + Leeds 2019) - YouTube


ここまでつらつらと語ってきたが、正直「フェスに対して何を求めるのか」という部分に関しては人それぞれ違うものだろう。それこそフジロックなどは自然的な環境そのものが評価されていて、毎年絶対に参加するとされる『フジロッカー』と呼ばれる人も生まれている。ただサマソニはどちらかと言えば成功は出演者に左右される傾向が強いフェスだと思っていて、その発表如何で参戦意欲が変わるのは否めない。そんな中で何故ここまで今年のサマソニを推すのかと言えば答えはひとつで、純粋に豪華すぎるのである。ヘッドライナーのThe 1975とポスティは言わずもがなだけども、母国に数十年ぶりにトロフィーを持って帰ったマネスキンだったり、マイノリティーをぶっ壊したミーガン・ジー・スタリオンだったりと、各国で取り合いになるアーティストが勢ぞろい。これが1万ちょっとの破格の値段で、しかも多数楽しめるのはやはりサマソニだけなのだ。


だからこそ、サマソニには大いなる期待をせずにはいられない。簡単な道程ではないのは重々承知だが、それでもだ。吹けば飛ぶような洋楽の灯を再び灯せるのは、何をおいてもサマソニ以外には考えられないのだから。