キタガワのブログ

島根県在住。音楽ライター。酒浸り。

ブログ運営を辞める人、辞めない人の差

こんばんは、キタガワです。


先日、ブログ開設からちょうど2年の歳月が流れた。しかしながら2年前と特に変化があるわけではない。相も変わらず記事を執筆し、チョコチョコと更新し続ける日々である。


けれども変わっていないのは自分自身だけの話だ。思い返すとこの2年間、読者登録をしていた人間や相互フォローで境遇を分かち合ってきたブロガーが、引退する場面を目撃する機会が増えてきたようにも思う。


正確には「引退します!」とはっきり公言して辞めていく人間というのはごく稀。大半の人間は何の音沙汰もなく蒸発し、いつの間にか見掛けなくなる。


個人的な一例を挙げるとすれば、当ブログの読者数は26人(2019年11月20日現在)となってはいるものの、その中で定期的に記事を更新している人間はほとんどいない。ギリギリ生き延びているブロガーでさえ1週間に1回程度、思い立ったようにポツポツと更新するのが実状である。


さて、そんな訳で今回は『ブログ運営を辞める人、辞めない人の差』と題し、何故ブログを挫折するひとが多いのか、実際の僕の実例を元に紐解いていきたいと思う。


今回の記事がブログに夢見る盲目な人間や、今現在ブログ運営に悩んでいるブロガーにとって、何かしら考えるきっかけになれば幸いである。

 

結果が出ない(お金・閲覧数)

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ブログというのは世間一般的に『稼ぎやすい』と思われがちな行動のひとつだ。だがそんなハッピーエンドを吹聴しているのはブロガー・ピラミッドの頂点に君臨する者のみで、実際は『ブロガー』と名乗るだけで底辺を這いずっている人間の方が圧倒的に多い。だからこそ安易な気持ちで手を出すと、早い段階で必ずや理想と現実のギャップに打ちのめされることだろう。


基本的にブログを始める人間というのは、2種類しかいない。自己承認欲求の極めて強い人間か、アフィリエイト等で収入を得ようと画策している人間である。


しかしながらそもそもブログというのは、当然の如く読まれなければ話にならない。とどのつまり、ある程度有名になって初めて、ブロガーとして認められるのだ。


ここで一旦、収入面の話に移ろう。ブログの収入というのは、YouTuberといった媒体とは違って非常にシビアである。YouTuberは動画を再生した瞬間に強制的に広告が表示されるため、1再生につき100%の収益が確約されるが、ブログは記事中の広告をクリックされて初めて収益が入る計算。よってただ単に閲覧者が多いブログであっても、収入が比例することは絶対的にない。


事実僕はこのブログを2年以上に渡って続けている身だが、この2年間での収入は僅か1万円足らず。そう。2年で1万円である。日当で換算すると1日あたり13.6円だ。カイジの地下帝国ばりの超低賃金である。


約2年、がむしゃらにブログ運営を行ってきた僕でさえこの有り様だ。ずぶの素人である人間がブログを開設したとて、日常生活の足しに成り得る収入を得られるはずがない。だからこそ、ブログ開始前にブログに対する夢や理想が大きければ大きい人ほど、挫折するスピードも早い。


自己顕示欲の強い人間に至っては、更に悲惨な末路を辿ることとなる。ブログは総じて「好きなことだけ書きます!」では話にならない。流行にひたすら敏感に、かつ読者にとってためになることをしっかりとした文字数と文章構成でもって、それらを量産する必要があるのである。


開始時こそ「やったるぞ!」と意気込んで毎日更新を心掛けても、1ヶ月もすれば「俺何やってんだろ……」と落胆と寂寥に飲まれること請け合い。ブログのみならず何でもそうだが「楽に金が手に入る」などという世迷い言は全部嘘であるか、運よく大成した一握りの人間の感覚だ。凡人が信じてはならない言葉である。

 

そもそもブログをやるべき人間ではない

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続いて提唱したいのは『そもそもブログをやるべき人間ではない』というもの。


繰り返すが、ブログ運営は継続すれば継続するほど、自身が事前に思い描いていた理想と現実のギャップに苦しめられる。だからこそ、結局のところは『ブログをやるべき人間』か『そうでないか』の2択に収束するのが必然なのだ。


『ブログをやるべき人間』というのは、要するに『ブログをやるしか脳がない人間』のことを指す。あなたが映画よりもゲームよりも、食べ歩きや友人と酒を飲んで談笑することよりも、自身がやりたい最優先事項として『ブログ』がある人間なのであれば、絶対にブログをやるべきである。もちろんブログ運営を続けるうち、数々の困難も待ち受けている。だがそれに勝る思いとやる気があれば、どんなことでも立ち向かっていける。おそらくは今有名になっているブロガーは全員がそうした人間であるだろうし、だからこそブログをやっている。


後者の『そうでない人間』は、端的に言えば『別にブログをやってもやらなくてもどちらでも良い人』だ。日本に生きる99%の人間はこの部類に入る。


……だからこそ安易にブログを始めた結果挫折し、諦めた大半の人間は、その中間に位置する行動をとる。つまりは『有耶無耶』である。


大っぴらに「ブログ辞めます」と公言して辞める人間が少ないことを冒頭で語ったが、考えてみれば簡単だ。中間の行動を取る人間は、テレビゲームやアプリ等と同様で「ちょっと飽きちゃったな」、「ちょっとやる気が出ないな」といった思いのままズルズル行ってしまい、最終的には積みゲー状態となっているのだ。


おそらくそうした人にとっては、ブログは特にやるべき行動ではなかったのだろう。そうした人はゲームや飲み会などの『タノシイ行動』でもって、勝手にブログの代替を図れば良い。どれだけ意気込んで金を稼ごうと思ったとて、自分の心の底から『ブログ』という文字が埋もれてしまった瞬間、ブロガーとしての精神的な道は絶たれてしまったも同然である。

 

終わりに

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ここまでいろいろと語ってきたが、僕個人としては知っている読者や知り合いがブログを辞めようが諦めようが、特に何も思わない。むしろブログをせずに生きていけるならその方がいいし、辛い思いをしながら惰性でブログ運営を続けるくらいならスッパリ辞めて、FXなりゲーム実況なり、稼げそうな新たな道を模索した方が有意義なものとなるだろう。


正直自分自身も、何故こんなにも金にならないブログを2年間に渡って続けてきたのか、その理由については分からない。しかしながらただひとつ確かなことがあるとするならば、『ブログに過度な期待をしていない』ためではなかろうかと思う。


ブログ開設当初こそ糸をピンと張り「頑張ろう!」と一心不乱に記事を書いてきたが、その過程で理想を打ち砕かれ、ブログ以上に大切なものを見付け、今では日常的執筆活動の場としてブログを活用し、フラットな気持ちで向き合っている。だから続けられるし、やり甲斐もある。


一度貴方の脳内で問いかけてみてほしい。「一生ブログ書く自信はありますか?」と。もしも少しでも悩んだりたじろいでしまったら申し訳ないが、貴方はブログ運営に向いていない。そんな貴方を必要とする別の道がどこかにあるはずなので、それを探すことに時間を使ってほしい。


言葉は悪いが、ブログを継続して行うことの出来る人間というのは総じて社会不適合者、またはクレイジー野郎である。


今回の記事で現実を知り「ブログ辞めよう」と思った人。今までお疲れ様でした。それとは対照的に「それでもブログやりたい!」と思った人。多いに歓迎する。共に辛酸を舐め、泥を啜り、底辺の中の底辺で頑張っていこうではないか。エイエイオー。