キタガワのブログ

島根県在住。極力誰とも関わりませんので悪しからず。目標は音楽ライターであり、ブロガーではありません。

居酒屋で頼む酒の順番は、何が一番正解なのか

こんばんは、キタガワです。

 

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近しい間柄の友人には筒抜けだろうが、僕はかなりの酒好きである。


まず休肝日はほとんどない。年間通して350日くらいは飲んでいるだろうか。おそらく近所スーパーで売っている酒は全て制覇しているし、更に最近ではジンやウォッカを購入し、ジントニックを自分で作ったりもするほどだ。


僕にとって酒とは、夜時間を快適に過ごすための潤滑油なのだ。辛いことも紛らわせるし、何より気分が高揚し、自分だけの時間を謳歌することが出来るからだ。特にライフワークであるブログを執筆する際は、必ず酒を傍らに準備し、チビチビやりながら書き進めているほど。


さて。今回は『酒の順番』について書き進めていきたい。飲みの場においては、通ぶれる注文というのが絶対にある。変な噂も立てられず、なおかつ上司に「おおっ!」と思われる注文が。


今回はそんな注文を、僕個人の注文の観点から殴り書いていきたい。興味のない人はブラウザバック推奨。


僕の飲み会での1杯目はまず、生ビールと決めている。


現代はかつての市場と違い、酒に寛容な時代となった。終始酒を一滴も飲まない人もザラで、中には開口一番「カルアミルクください」という人さえいる。昔よく聞かれた「みんなもちろん生だよね!」というセリフなんかは、今ではほとんど聞かれなくなった。


しかしながら、やはり今でも『一杯目は生』という偏った文化は存在すると思うのだ。頼みやすいし、最もポピュラーだ。今の酒の楽しみ方は多様化しているとは言え、特に年を重ねた酒好きの心の内では「とか言いながらみんな生っしょ?」という秘めた思いがあるのである。


かつて博多華丸・大吉の漫才で「乾杯に焼酎はないばーい!」と突っ込むネタがあったが、あれこそ今の酒文化を象徴する一言だろう。何だかんだ、いちゃもんを付けたがる人はいるのだ。だからこそ無難に、最初に生を頼んでおけば外れはないのである。


やはり一杯目のビールは格別だ。疲れた体の奥の奥まで染み渡る爽快感は、決しておこちゃまには分かるまい。ビールサーバーで注ぐジョッキ生。料理と相性抜群な味わい……。完璧である。全ての始まりは生ビール。これが鉄則だ。『生が飲めません』という人は、この時点で「んん?」と思われること請け合い。特に頭の固いハゲたおっさんからには。


2杯目はカクテルを飲むことが多い。


これに関しては大概、ここらで「そろそろもっと爽快感ある飲み物が欲しいなあ」と何の気なしに考えるからである。油っこい食べ物で埋め尽くされたテーブルの相方が常にビールでは、味気ないというものだ。折角居酒屋に来たのだから、普段家では飲めない酒を注文したいところ。


特に『酸味の効いた飲み物』を注文するとしたら、生でいい感じに喉が潤った今しかない。


生を飲み干した時間帯でもって、飲み会というのはトークの場になりやすい。真面目な話にしろ、お笑い系の話にしろ。全員がほろ酔い状態になった今では、チビチビやりながら話を聞き、うまいこと会話の流れを誘導するテクニックも問われるところなのだ。


そのためここで頼むのは、爽やか系の酒がベター。カシス系なんかも良いだろう。総じてあまり強すぎない酒が求められる。


欲を言えばカンパリ系がベストか。カンパリという酒は、かなりの爽やかさを有する酒として知られている。ビールの口になった状態を一瞬でリセットできるし、なおかつほろ酔い状態でもちゃんと話を進行できるカンパリは、最高の一手なのだ。


生とカクテルを飲み干したときには、酔い潰れる人も散見される時間帯になってくる。自分自身もいい感じに酔えて、フワフワしてくることだろう。ここからはラストスパートだ。


最後に選択するのは、ズバリ日本酒である。


これは僕個人が一番日本酒が好きというだけなので、人によってはウイスキーや焼酎でも良いだろう。ここで重要なのは『ある程度強い酒を頼む』ということだ。


酒というのは、知識の有り無しがはっきり分かれる分野である。例えばコーヒーなんかがそう。キリマンジャロはどういう豆なのかとか、ラテとモカの違いとか。適当に頼んでいる人としっかり見極めている人というのは、酒好きには分かるものなのだ。


だからこそ、3杯目の注文は大事だ。生→カクテルの流れに関しては、いわば居酒屋の教科書通りの注文と言っていい。そのため3杯目に何を頼むかによって、酒に詳しいかそうでないかという判断が間接的に下される。


そんな中での強い酒の注文は、間違いなく「こいつ……できる!」と思わせる最適解。これにより「私は酒飲めますよアピール」と「そんじょそこらの奴等とは違いますよ」感を同時に出すことが可能なのだ。上司から「君イケる口だねぇ」と言われるタイミングも、おそらくここだろう。


ちなみに日本酒の銘柄を指定したり、ウイスキーのチェイサーに水ではなく炭酸水を選ぶと、更に通ぶれる。もしあなたが初心者の場合なら、日本酒は獺祭あたりを頼むと飲みやすいはず。「チェイサーは炭酸水で」に至っては、バーのマスターでさえうなる最強の手段。敷居は高いが、チャレンジする価値はあるだろう。


この後まだ飲み会が続くようなら、まあ好きなように頼めばいい。人間の集中力は、だいたい40分くらいだと言われている。3杯目が終わる頃には、もう各自の注文なんてどうでもよくなって来ているだろうから。もう一度生ビールに戻るのもいいし、まだ見ぬ酒を探求するのもいいだろう。


……ここまで出来れば、飲みニケーションはバッチリのはずだ。波風立てずに穏便に。かつ通の雰囲気も醸し出せる。おそらくこの飲み会の後には、あなたの周囲は良い噂で溢れ返っていることだろうと思う。


もしも隣に若い女の子がいたならば、落ちること間違いなしだ。意中の女の子に対しては、この後更に畳み掛けることも可能だ。


「今度の日曜日、行き付けのバーあるんだけど行かない……?」

「まだ飲み足りないな……。君の家で第2ラウンド、どうかな……?」


甘く囁く低音ヴォイスを繰り出せば、もう女子のハートはメロメロである。


……僕はそんな経験ないですけど。