キタガワのブログ

島根県在住。音楽ライター。酒浸り。

映画『鑑定士と顔のない依頼人』感想(ネタバレなし)

こんばんは、キタガワです。


つくづく思うのだが、男はみな馬鹿である。生まれつき遺伝子レベルで刻み込まれていると感じるほど、皆一様に馬鹿である。


一方で、女性は計算高い一面が伺える。男のように短絡的な思考をしているわけでもないから、感情の起伏や思いが分かりづらい。……あくまで一個人としての意見だが。


だからこそ男女の関係は、男同士や女同士と比べて、かなり難しいものだと思うのだ。

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今回紹介する『鑑定士と顔のない依頼人』の主人公もそういった馬鹿のひとりである。


地元では知らぬ人のいないほど有名な鑑定士。自宅の豪邸には大量の絵画が並べられ、金も地位も名誉も手に入れている。ただひとつ、彼の人生に女の姿だけは、一度としてなかった。


そんな彼の元に、ひとりの依頼人が現れる。『顔のない依頼人』という題の通り、一切素顔を明かさない。連絡手段は電話だけ。依頼書への記入や捺印も「そこに置いておいて」と鑑定士を帰宅させ、後日そこには記入した状態で置かれている。他人だけではなく、自身の使用人すら顔を見たことがないという。


そんな謎の依頼人に、主人公は次第に心惹かれるようになっていく。頭の中は彼女一色で、仕事もまともに手につかない。いつしか彼は「一目でいいから顔を見てみたい」という気になる。主人公はあるとき、扉を閉めて帰宅したふりをしながら、物陰に身を潜める。個室の鍵を開けて女が出てくる。その顔は絶世の美少女だった……。


……とまあ、こういったストーリーである。ちなみに上記のシーンはまだストーリーの序章にすぎず、後半からは思いもよらない展開を見せる。


この紹介だけを見ると「え?ラブストーリーもの?」とも思うだろうが、この映画のジャンルはズバリ『ミステリー』である。最後の最後のオチに向かって突っ走っていく様子は、片時も目が離せない。


必ずや、あなたの心に残る作品になることを約束する。この映画を見らずして、ミステリーは語れない。