こんばんは、キタガワです。
まずはこんな底辺のブログにお越しいただいて、ありがとうございます。おそらくあなたは『死にたい』や『辛い』といった、ある種のネガティブな検索をした結果、ここに辿り着いたのだと思います。
今回の記事は、そんな悩めるあなた方に送るものです。いや『いわゆる鬱と呼ばれる方に向けて』、といった方が正しいでしょうか。
少し僕の話をさせてください。
僕は以前、鬱を患っており、ネガティブなワードで検索をする時期がありました。知りたいのは、『同じような病気を持っている人がどんな生き方をしているのか』。……いわゆるネガティブな意見です。
別に解決策やポジティブになる方法なんて求めていませんでした。今辛い思いを、数分間でも忘れられたらそれで十分だと思っていたからです。極端な話、自分よりも辛い経験談を見ることで「自分はまだここまで酷くはないんだ」と自己を高めるための方法でした。……要は自分より立場の下の人間を探していたんです。クズですね。
しかし表示されるのは『ネガティブなあなたに贈る名言○選!』や『ネガティブなときはこれで気分転換!』といった明るい話題だけ。次第にそんな記事ばかりを上位互換するGoogleに、不信感や苛立ちを覚えるようになりました。
そして何度も検索していくうち、『ネガティブな言葉を調べてもポジティブな記事しかヒットしない理由』を発見しました。今回はそんな話をしたいと思います。
もしあなたが同じような境遇の人の意見を聞きたい、あるいはネガティブな人たちとコミュニティを築きたいと思っているならば、申し訳ないのですが、そういった行為はやるだけ無駄です。
なぜならそういったワードを検索したところで、ポジティブな記事ばかりが上位に表示され、あなたと同様の気持ちを持った人が書いた記事は、下に埋もれていくからです。
結論はただひとつ。Google側が『役に立つ』とされるものしかトップに表示しないから。これが答えであり、僕が冒頭に「検索するだけ無駄」と書いた理由です。
例えば『死にたい』という言葉に関しては
・死にたいときにポジティブになれる方法
・死にたいと思ったらこれをやれ!オススメ趣味10選
・ベストセラー小説○○は、死にたいときに読むべし!
『疲れた』という言葉に関しては
・疲れたときのリフレッシュ法10選
・仕事に疲れた?そんなときは○○をしよう!
・人間関係に疲れた人の取るべき行動はこれ!
……こういった記事が上位互換される傾向にあります。そして上記のタイトルは全て、読者に何かしらの知見を与えるものです。『死にたい』、『疲れた』と思って調べた人に対し、根本的解決策を見出だし、読者に情報を与えます。
結果それらはGoogleに評価され、死にたい、疲れたといった検索の『役に立っている』。なら検索上位に表示しよう!となるわけです。だからこそ明言したい。ネガティブなワードは、検索するだけ損であると。
ではどうすればいいのか。答えはひとつ。ネット上のネガティブな検索では、多くを期待しないこと。これに尽きます。
『ネガティブな言葉を調べるな』とは言いません。しかし望ましい結果が得られない可能性が高いのであれば、過度な期待は禁物です。調べれば調べるほど、前述したポジティブな記事ばかりが先行して逆にストレスが増えることもあり得るので。
調べれば調べるほど、ネガティブな人間には辛い世界だなと痛感する次第です。これはもしかしたらGoogle側からの『ポジティブになれ』というお告げなのかもしれませんね。
……ちょっと何を書いているか分からなくなってきました。ネガティブな時期にブワーっと書き殴っていたんですが、オチが何も思い付かないです。すみません。
それでは。ネガティブ人間に幸あれ。