キタガワのブログ

島根県在住。音楽、映画、雑記等。目標はライター。

映画『アデル ブルーは熱い色』感想(ネタバレなし)

こんばんは、キタガワです。

 

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2013年公開のフランス映画。カンヌ映画祭でスティーブン・スピルバーグが大絶賛していて、当時パルムドール(今年は万引き家族が受賞)を受賞したアレである。当時いろいろと話題になっていた今作を、やっと観ることが出来たので感想をば。


この映画が話題になった理由は、大きくふたつ。


まずひとつは『レズビアン』に焦点を当てている点。


思えばエロ系映画は数あれど、レズビアンを題材にしているものはほとんどない。各国で同性愛についての法律が異なっているからというのもあるが、純粋に『映画として扱いづらい』のだろうと推測する。男からすれば感情移入しづらいし、同じ女性であったとしても、賛否は分かれるだろう。かなり人を選ぶ題材なのは間違いない。


そしてふたつ目の理由についてだが、これは明白。この映画は『18禁』なのだ。


18禁。18禁である。18禁の映画なんて日本国内でもほとんどない。例えば2時間の本編中18分半しか着衣シーンがない『愛の渦』であったり、バラバラ殺人の解体シーンを鮮烈に描写した『冷たい熱帯魚』であったり。18禁の映画といったら、エロいかグロいかのどちらかでしかないのだ。もしくはどっちもか。


さて、今作は明らかに『エロ』の部類に当たる。口にするのも憚られるようなシーンが多数。あまりにも刺激が強すぎて、クラクラきた。


主人公はひとりの女子高校生アデル。美しい美貌とミステリアスな性格で、クラス内の人気も高い。彼女は喫煙や飲酒、男友達との体の関係に手を出すが、一向に満たされない生活を送っていた。


そんな彼女と偶然すれ違ったのが、青髪の女性。アデルはその女性に一目惚れし、自身がレズビアンであることを自覚する。次第に友人間で『アデルはレズではないか?』という噂が広まり、居場所がなくなっていくアデル。しかしその女性との関係は深まっていく。……そんなストーリーだ。


これは女性にしかウケない映画だと思っている。『男と女は違う』とよく言われるが、こと恋愛に関しては、特に男女の差がはっきりと出るからだ。ゆっくりと感情が高ぶっていく様や、自信の思いと葛藤する場面は、どうしても男の僕からすれば理解しづらかった。「僕は分からないけど、女性だったら分かるのかな、この描写」といった印象。


あとは主人公、アデルの表情は必見。悩みを出すまいと尽力している顔であったり、本当は今すぐキスしたいんだけどしてもいいのか……?といった顔であったり。物凄いテクニックに驚かされた。


ぜひ世の女性に観てほしい作品である。18禁の中では比較的評価が高めの作品でもあるので、あまり18禁映画に触れたことがない人でも、あまり気負わずに観てもらいたい。ちなみに僕のようなファーストキス未経験、かつ童貞が観ると、精神が崩壊するので注意。マジでやめとけ。

 


映画『アデル、ブルーは熱い色』予告編