キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』感想(ネタバレなし)

こんばんは、キタガワです。


あなたはQueenというバンドを知っているだろうか。


彼らは1971年から活動をスタートしたロックバンドである。現在に至るまで海外ロックシーンを第一線で牽引し、The Whoらと共に当時の最重要バンドとしても語られる存在である。


そんなQueenを語る上で外せないのが、絶対的フロントマンであるフレディ・マーキュリーの存在だ。高い歌唱力はもちろん、特異なステージングも評判を呼び、彼は伝説のシンガーとなった。


しかし彼はもうこの世にいない。彼は45歳の若さでこの世を去ったのである。

 

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……Queen最大ヒット曲のタイトルが冠された映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、フレディがイギリスに生を受けてから死すまでの全記録であり、同時に、究極のライブ作品でもある。


派手な服装や傍若無人な立ち振舞いのイメージが先行し、Queenの顔となったフレディ。しかしそれとは裏腹に、常人には想像も出来ない苦悩を抱えていたのも事実。そんな彼の人生が『We Will Rock You』や『We Are The Champions』といった歴史的名曲と共に肯定される様は、観る者の心を震わせる。


この映画に関しては、特に今までQueenに触れたことのない、若い人たちに観てほしいと思う。


『Bohemian Rhapsody』などは40年以上前の曲ではあるが、現代に生きる若者にも十分刺さる破壊力を秘めている。ボカロ。アニソン。チャート上位のJポップ……。もちろんそれも良いが、たまには過去の遺産に耳を傾けてみるのも、乙なものではないか?


あなたは映画観賞後CDショップで、ベストアルバムを握り締めているに違いない。今なお語り継がれる伝説のロックバンド、『Queen』の入り口として、全人類に推奨したい映画だ。

 


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