キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

次第に全貌が明らかになりつつある『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』、現在の豪華出演者発表の全て

こんばんは、キタガワです。

 

兎にも角にもロッキンである。……何が?もちろん、日々の興奮の第一が、だ。日本最大のロックフェスまであと数ヶ月。ライブキッズの皆様の中にも毎日昼12時から発表される出演者発表に釘付けになっていたことと推察するが、やはり発表のたびにツイッターのトレンドに名前が食い込むことも考えると、ロッキンは邦ロックの夏フェスとしては頭ひとつ抜きん出ていることは誰の目にも明らかと言える。


先日の発表をもって第1弾出演アーティストが確定した『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』。改めて、本当に素晴らしい布陣である。更なる興奮の底上げについては公式HPに詳しいが、ここからは現時点までに確定している各日のラインナップからいろいろと予想していきたい。まずは初日8月6日。この日はどちらかと言えばポップに寄ったアーティストが勢揃いで、クリープハイプや[Alexandros]といったメインステージほぼ確約のバンドを筆頭にサウシー、ビーバー、ミセスらがガッチリ脇を固める。もちろん新進気鋭のアーティストも豪華で、YOASOBI、yama、リョクリャカなどここ数年で我々が日常的にその歩みに触れてきたアーティストも多数。秋山黄色と須田景凪の肉体的パフォーマンスや、Lucky Kilimanjaroの優雅な調べに身を任せるのもまた一興だ。

YOASOBI「群青」Official Music Video - YouTube

 

続く2日目は、取り分け『今観るべきアーティスト』が多数出演する要注目地帯だ。本格的にライブ活動を再開したKANA-BOON。新曲リリースも話題のKing Gnu。今年中の解散が確定事項となっているBiSH。公開予定の映画主題歌を含めタイアップ続々決定のmilet……。具体的な『今観るべき』要素は様々だが、きっと何年後かに「あの時ロッキンで観ていて良かった」と思い出に浸る瞬間が何度も起こる、そんな素敵なラインナップである。フェス常連組のフレデリックもアルバムリリース的にもそのセットリストに注目が集まりそうだし、全国ツアーを終えた頃合いのフジファブリックも、ハッピーなサウンドで魅せるmiwaも、淡く痛い思い出を吐き出すように歌うTETORAも楽しみ。この日は是非とも、注目のポイントと自身の好みを上手く照らし合わせながら会場を練り歩きたいところ。

BiSH / オーケストラ[OFFICIAL VIDEO] - YouTube


少しばかりの休憩日の後、ある意味では新たにスタートする3日目。こちらは現時点ではロック色の強いラインナップが全体を占めているのが特徴であり、9mm、10-FEET、フォーリミ、ブルエン、マイファス、ホルモンら大舞台が似合うバンドがギュッと凝縮。涙も汗も、多くの水分が体から流れる最高の1日になりそうだ。他にも数年前とのセットリストの変化も注目したいsumika、独自の浮遊感で唯一無二の世界観を形成するTempalay、『あなた』への恋心を儚く歌うSSW・優里にも期待大。総じて体の芯から肉体的に熱くなれるメインステージか、ポップ路線を攻めてみようと試みることの出来るネクストステージかを自由に選べる、こちらも楽しみの尽きない1日になること請け合い。例えば「フォーリミ行った後Tempalay観よう!」とその場の雰囲気で決められるフェスが、日本でいくつあるだろう……。

04 Limited Sazabys『swim』(Official Music Video) - YouTube

 

ここからは折り返し、4日目の出演者をピックアップ。この日は発表当日大きな反響のあったワンオクをはじめオーラルやベガス、ヘイスミ。一方でOKAMOTO‘S、ベボベらジャンルレスな音楽探求を繰り返してきたバンド。果ては音楽性も風貌も歌詞も規格外、これまでの音楽シーンを塗り替える確信犯・-真天地開闢集団-ジグザグも起用した盤石の体制で行われる。ACIDMAN、G-FREAK FACTORY、FOMARE、Lenny code fiction含め、言わば敢えて音楽性を分けた稀有な1日になりそうな予感がする。一見第2弾発表で更なる充実を図るように思いきや、例年今後発表される前日・翌日の出演者にもよるけれど、サプライズ的なコラボで今年一番の盛り上がりになる可能性も秘めた、良い意味で掴みづらい1日。残るスタミナを考えつつ、未だ見ぬ音楽への興味を実現させる重要な1日になりそうだ。

ONE OK ROCK - Wonder [Official Video from "Field of Wonder at Stadium"] - YouTube


そして最終日、5日目である。サンボマスター、ポルカ、モンパチ、ヤバT……。おそらくはメインステージに君臨するバンドたちの面々は、まさしく「このフェスを最高の締め括りにしよう!」とするロッキン側の声が聞こえてくるほど圧倒的だ。アニメ主題歌がバズり中の神サイ然り、紅白出演も記憶に新しいDISH//然り、今や作品の枠を超えてロックバンドとして力強い存在となったRAS然り、今注目のバンドも熱い。個人的にはストレートに思いの丈をぶつけるMr.ふぉるても期待したい。加えて昨年・一昨年とやむなく中止となった関係上、よもやの大物アーティストの起用の可能性も大。今後の発表も含めて、今の段階でも何かとてつもない1日になりそうな予感がするのがこの最終日。体力が尽きるまで最後まで盛り上がって、有終の美を飾ろうではないか。

サンボマスター / 花束 MUSIC VIDEO - YouTube

 

ここまでザッと現時点までの発表アーティストをピックアップしてみると「この第1弾発表でも大満足なのでは?」と思える程の豪華さで、改めてロッキンのブッキング面の強さを実感。しかも驚くべきことに今後まだまだ発表を控えているというのだから、楽しみは尽きない。繰り返しになるが、今年のロッキンは新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた昨年度、一昨年度の思いを引き継ぐ、とても運命的な代物だ。確かに参加者の我々としては出演アーティストに多くの注目が集まるのは当然として、特に今年はその裏側にある涙ぐましい努力も察しながら、来たる興奮を想像したいところ。……「音楽を止めない。フェスを止めない。」フェスの総合プロデューサーである渋谷陽一氏はずっと、全国の音楽ファンの心を代弁し続けてくれた。そんな強い願いに応えるためにも、今こそ我々は最高の笑顔という行動で答えなければならない。長らく待ち望んだ伝説の日は、もうまもなくだ。