キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

【ライブレポート】ツユ『貴方を不幸に誘いますね』@Zepp Tokyo

こんばんは、キタガワです。

 

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去る8月29日に行われた『貴方を不幸に誘いますね』オンライン配信。この配信ライブは、オンライン配信日から数えて約1か月前の7月30日に行われた『貴方を不幸に誘いますね』Zepp Tokyo公演の模様を編集を施して記録したもので、ツユ公式ツイッターにて「この試みは今回が最初で最後かも知れません」と綴られていたことからも分かる通り、これまでMVが軒並み爆発的な閲覧数を記録している反面、ライブ映像についてはほぼ公開してこなかったツユにとっては初の配信となる。故に今回の配信ライブはファンがこれまで膨らませていた「ツユのライブはどのようなものなのだろう」との想像を具現化させる、一大イベントとして位置していた。


ライブの本編が流れたのは、公開開始から数十分が経過した頃。それまで流されていたのは、ツユの発起人であり大半の作詞作曲を務めるぷす(Gt)と、“やっぱり雨は降るんだね”や“あの世行きのバスに乗ってさらば。”といったツユのMVイラストの大半を担当しているおむたつのラジオ形式でのトークだった。各々のツイキャスで個人の配信としての経験はあれど、こうして1対1のトークが公開されるのは初。ここでは主にぷすとおむたつの出会いと関係性について時折脱線しつつ肩肘張らない内容で展開された。


ふたりの出会いはおむたつがファンアートとして自身のツイッターアカウントで投下した初音ミク10周年のイラスト動画。偶然目にしたぷす(当時はじっぷす名義でボカロPとして活動)がその中に自身が作詞作曲した“アサガオの散る頃に”が取り入れられていたことと、動画の完成度の高さに心奪われ相互フォロー。その後は大きな合流もないまま時は流れ、2019年にぷすはツユを結成。“やっぱり雨は降るんだね”の楽曲の世界観に合致するMVを制作することが出来るイラストレーターを探していたところ、かの動画を制作していたおむたつに思い当たり、直接的なコンタクトをしたという。おむたつ側もよもやの交渉に驚きつつ、試しに考え得る最高額(おむたつ曰く約10万円)を提示したところぷすがよもやの了承。その本気度の高さを感じ取ったおむたつが快諾する形で、ツユの代表作“やっぱり雨は降るんだね”MV制作に至ったとの裏話が明かされた。


その後もぷすがMVにおいてイメージカラーを重要視する話や納期の話、メンバー各自の役割分担の話など続いていくが、中でも印象的だったのはぷすのあまりにストイックなその制作姿勢だった。おむたつの提出されたイラストに対して「眉毛の位置を2度変えてほしい」など1ミリ2ミリ単位、場合によっては1ピクセル単位でリテイクの指示が来ることもザラにあったそうで、それだけに留まらずSNSの運用の仕方といった、自分自身をより強く目立たせるための活動についても様々なアドバイスをくれたという。おむたつ本人も当初は一切の妥協を許さないぷすについて一種のやりづらさも感じていたそうだが、ぷすのアドバイスを反映させた結果多くのポジティブな事象が頻発するようになり、今となっては信頼と尊敬に繋がっていると嬉しそうに語っていた。今回のトークではおむたつとぷすのみだったけれどこの短時間のおむたつとの会話だけで、おそらく同じくツユのクリエイターであるAzyuN、メインボーカルを務める礼衣(Vo)、そして今回のライブのサポートメンバーである中村圭(Ba)、樋口幸佑(Dr)、あすきー(manipulator)他様々な関係者にとってみてもぷすは同様に強い向上心を持った人物として位置していることは、はっきりと知ることが出来た。


一連のトークの後には画面が遷移し、“やっぱり雨が降るんだね”の緩やかなオフボーカルバージョンに雨音が溶ける会場BGMをバックに開演を待つZepp Tokyoに。BGMが鳴り終わると暗転し、真っ暗な会場の向かって左側に位置するmiroにひとつピンスポが落とされる。開幕はニューアルバム“貴方を不幸に誘いますね”の1曲目に位置していたインスト楽曲“強欲”で、今楽曲の作曲も務めたmiroはまるでミュージカルでの絶望的シーンで流れるような物悲しさを覚えるピアノ演奏でもって、緩やかに会場を暖めていく。

 

ツユ - デモーニッシュ MV - YouTube


となれば次曲は当然あの楽曲だろうという大方の予想通り、miroのピアノがぷつりと途切れた隙間を縫って《ちょうだいな ちょうだいな》との不穏な礼衣の歌声が響き、爆音が鼓膜を支配する。実質的なオープナーとして鳴らされたのは『貴方を不幸に誘いますね』2曲目に冠されているリード曲“デモーニッシュ”だ。ステージよりも一段上部で歌声を響かせる礼衣の姿にまず驚いたのだけれど、それもそのはず。よく見るとステージは三段のピラミッド状で形成されており、少し分かりにくい表現で申し訳ないが一番下の段の左に樋口、右に中村。そこから一段上に上がって左にmiro、右におむたつ。そしてピラミッドの頂点部分に礼衣。我々からは視認不可能なステージバックにあすきー。楽器隊の背後にはLEDパネルがこれでもかと敷き詰められ、礼衣のみ背後と前面にLEDパネルがセッティングと、その形態は今までに観たどのアーティストよりも特殊で、心底驚く幕開けだ。


“デモーニッシュ”はニューアルバムのタイトルにもある《貴方を不幸に誘いますね》との歌詞からも分かる通り、多くの裏切りを経験したとある人物が悪魔と契約し、自身を貶めた人間に復讐を果たすストーリー。開幕としてはあまりにダークな楽曲ではあるものの、思えば鬱屈としたテーマを痛快なギターロックに落とし込むことこそがツユの真骨頂だ。メンバーの姿はその色とりどりのMVにより姿が半強制的に隠されている礼衣のみならず、楽器隊全員に黒い証明が当てられている関係上シルエットしか分からないし、上手から吹き出すスモークも作用してミステリアスな雰囲気が会場を多い尽くしている(以下の公式ツイッター動画参照)。もはや言うまでもないが、集まった観客も一様にサイリウムを掲げたり体を揺らしたりと楽しそう。「一体ツユはどんなライブをするんだろう……」とワクワクしながら会場に集まった観客たちにとって、これほど嬉しい開幕はないだろう。

 


今回のライブはタイトルにもあるように、自身2枚目となるフルアルバム『貴方を不幸に誘いますね』収録曲を全曲披露することに加え、記念すべきデビューアルバムにしてツユの名刺代わりとも言えるファースト『やっぱり雨は降るんだね』から人気曲も数曲ドロップした、アンコール含め全22曲の大盤振る舞いのセットリストで展開。加えて、全曲でステージの各所にセッティングされたLEDパネル、及び紗幕スクリーンにMVが制作されている楽曲はMVを投影する形を取っており、MVと共に認知度を広げるていったツユらしい試みで視覚的にも楽しい印象を与えていたことについても特筆しておきたい。


ライブはその後しばらくは『貴方を不幸に誘いますね』収録曲を順に披露。人当たりの良い少女がふいに訪れる過去という名の闇に呑まれてしまう“過去に囚われている”、辛い労働を強いられる日々に死んだ心で挑む“奴隷じゃないなら何ですか?”、存在価値を自問自答し続ける“ルーザーガール”……。その全てに痛烈なメッセージが込められているのみならず、その性急さも相まって興奮は一瞬たりとも途切れることはない。アーティストのリリースライブはともすれば既存曲は盛り上がる反面、新曲は少しばかりテンションが落ちてしまう場面というのもある程度は仕方のないことだが、この日は大半の楽曲がライブ初披露となるにも関わらず何年もの間定番曲として位置しているような素晴らしい盛り上がりで、皆思い思いに楽しんでいることが画面越しにも伝わる、素敵なシーンが続いていく。

 

ツユ - 太陽になれるかな MV - YouTube


『やっぱり雨は降るんだね』からの楽曲も負けてはいない。開幕から7曲目の手順で満を持して投下されたのは背景をほとんど黒く塗り潰された“太陽になれるかな”で、それまで背景を青や黄色といった寒色系、暖色系を主としていたMVにまた違う雰囲気が差し込まれる。ツユの歌詞はある意味では抽象的であり、これまで披露されてきた楽曲で例えるならば“過去に囚われている”では絶望の闇が襲い来る場面が描かれてはいるもののその実、闇の正体について言及はされていないし、《あのね わたし ルーザーガール》と劣等さを俯瞰した口火を切る“ルーザーガール”も、何がきっかけで自身を卑下するのかも不明瞭だ。無論そうした表現に徹する理由については、楽曲を聴いたひとりひとりが独自の解釈で補完してほしいというぷすの思いに他ならないが、そんな中“太陽になれるかな”は題材が間違いなく恋愛模様であること、またネガティブな自分を指して『太陽=前向きな人間』になりたいという切望が描かれている。時折マイクを意図的に震わせることでまるで今にも泣きそうな主人公の思いを体現するように歌声を震わせ、MVに命をも宿す役割を担う礼衣には心底圧倒された次第だ。


その後は『貴方を不幸に誘いますね』楽曲はもちろん“梅雨明けの”、“ナツノカゼ御来光”、“アサガオの散る頃に”といったかつてぷすがボカロP・じっぷすとして作詞作曲した楽曲も展開し、前半部よりバリエーションに富んだラインナップで進行。唯一完全なるノンフィクションをテーマにした意欲作“忠犬ハチ”の終了で感動的な拍手が包み込むと、この日何度目かのmiroによるピアノのインタールードが鳴り響く。ステージを覆い隠す紗幕がゆっくりと降りる中、そのピアノはどこか聞き覚えのあるメロディーを奏でており、その瞬間思わずハッとする。……あれは、そう。“あの世行きのバスに乗ってさらば。”のサビ部分だ。

 

ツユ - あの世行きのバスに乗ってさらば。 MV - YouTube


ツユの数ある楽曲の中でも極めてハイスピードな“あの世行きのバスに乗ってさらば。”で描かれているのは、端的に言えば少女の自殺願望である。ただ一言に自殺と言っても、思い悩んだ末に行うようなものではおそらくなく、言うなれば淡々とした自己消滅願望の意味合いが強い。そしてそれはある一定の心的弱者にも深くリンクするものでもあって、別段死にたいほどに辛い出来事があったわけではないけれども日々希死念慮、もしくは消滅願望にも似たやるせなさを抱いてしまう人間は少なからずいて、“あの世行きのバスに乗ってさらば。”の主人公はそうした人間の代弁としての役割も果たしているように思うのだ。事実MVでは死の恐怖を微塵も感じさせず、満面の笑顔で終点たる『あの世』を目指してバスに乗り込もうとする様が描写されていて、その少女にしても計画的にというよりはかねてよりのふいに偶然肥大化した時、偶然『あの世行きのバス』が運行していただけのような気もするほど穏やかだ。そうした高い難易度とストーリー性を孕んだこの楽曲を、礼衣は息継ぎもそこそこに言葉を捲し立て、MVの少女……もとい精神的弱者のある種急いた感情をぷすが速弾きで体現。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノというバラバラの要素のピースがカチリと嵌まる展開の連続に、思わず飛び上がりそうになる興奮が体を支配しているのが分かる。


この場に集まった大半がツユと出合った契機となったであろう運命の一曲たる“くらべられっ子”、涙が枯れるほど思い悩んでしまう少女に焦点を当てた“ナミカレ”、圧倒的な情報量で聴く者の耳を蹂躙した“泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて”と続けば、いつしかライブはクライマックスに。本編の締め括りとして選ばれたのは『貴方を不幸に誘いますね』最終曲として位置しながらも、発売直前までタイトルが唯一明かされていなかったシークレットナンバー“終点の先が在るとするならば。”である。

 

終点の先が在るとするならば。 - YouTube


“終点の先が在るとするならば。”は先述の“あの世行きのバスに乗ってさらば。”でバスに乗り込んだ少女が天国に逝った後、その自身の行動の是非について思案する内容となっている。そして結論、少女は緩やかな自殺と称すべき『あの世行きのバス』に乗車したことを天国で、心から後悔している。何故なら《後悔をしているから 早まったあの私みたいに 貴方にはなってほしくなくて》とのラストの一文からも汲み取れるように、辛い人生をドロップアウトしようと考えた少女が辿り着いた終点の先である天国は、自分ひとりしかいない空間でただ時を過ごすだけの虚無だったからだ。もちろんこの楽曲で綴られるのは想像し得る限り最悪のバッドエンドであって、救いはない。そしてそれは今回のライブのタイトルであり、セットリストの大半を担っていたアルバム『貴方を不幸に誘いますね』の物語の悲しき帰結さえ意味する。自ら悪魔と契約し不幸に陥れる“デモーニッシュ”に始まり、自身が死ぬことで他者と、更には自分自身をも不幸に叩き落とす“終点の先が在るとするならば。”……。あまりに計算し尽くされた、強いメッセージ性も込められた本編であったと言えよう。


暗転後、自然発生的に巻き起こったアンコール。「ありがとう」の一言さえないミステリアスな雰囲気を保ちつつ、1曲目はツユの記念すべきファーストソング“やっぱり雨は降るんだね”をドロップ。青を貴重としたカラー。梅雨を意識したイラスト。日常的な憂鬱を対外的に吐き出す姿勢……。この日の楽曲とMVが一体となった“やっぱり雨は降るんだね”で描かれたのは、現在までのツユのイメージそのものでもあった。未だ紗幕はかけられておりMVがそっくりそのまま投影されているのはこれまで通りだが、ラスサビの始まりと共に紗幕が取り外されたことでこの日初めてツユの全体像が明らかとなったのも驚きのひとつで、実際に会場に足を運んだ人ならばこれまで薄ぼんやりとしか見えていなかったメンバーのその服のデザイン、表情まで見ることが出来たに違いない。

 

ツユ - やっぱり雨は降るんだね MV - YouTube


“やっぱり雨は降るんだね”が終わると、開口一番「どうも、ツユでーす!」と元気に言葉を発したのはツユの首謀者・ぷすだ。彼はその後、お馴染みのマシンガントークで約15分間に渡って自身の思いについて語ってくれた。それはこの場で全て文字化出来ないことを心底もどかしく思うほどに、ぷすという人間の生き様、姿勢を強く感じさせるものだった。


ぷすは元々10年以上前にボカロPとして活動。その後歌い手として転向し、現在はそれらの活動の活動を全て引退した上でツユを結成している……というのは、彼の名前を調べればまず出てくるプロフィールだ。しかしながら我々から見れば順風満帆にも見えるこれらの音楽活動についてぷすはこのMCで「ふわっとした感じ」「迷走してた」と回顧しており、本当はボカロPでも歌い手でもない、生身のグループの作曲者として陽の目を浴びたいという気持ちが長らくあったという。転機となったのは2019年。ヨルシカのn-bunaによる“ただ君に晴れ”やみきとPの“ロキ”、ずっと真夜中でいいのに。で作曲を務めたぬゆりの“秒針を噛む”など、流行歌を制作したボカロPが多く存在した結果ボカロPがまた注目され始めたのもこのときだった。「今だったらもう1回チャンスがあるかもしれない」「もう1回音楽で勝負したい」と考えたぷすは、それまでの歌い手やボカロPとしての活動を突如引退、ツユ結成を決意し、メンバー集めに奔走することとなった、というのが一連の流れとしてあったそうだ。

 

 

そうして持ちうる10年間の力を全て注ぎ込んだツユのファーストソング“やっぱり雨は降るんだね”。当然背水の陣の思いもあり自身はあったものの、そのうち半分程度は「“やぱ雨”が駄目だったらどうしよう」との不安も占めていたという。そんな折、ツユ結成日である2019年6月12日に動画がYouTubeにアップされると、ぷすに思わぬ人物からDMが届く。それはぷすが多大な影響を受けつつも、かつて才能の差に絶望したこともあると語る現在ヨルシカのメインコンポーザーを務めるn-bunaで、「お前はインターネットのそこらで燻ってる人間じゃない」と激励されたという感動的なストーリーを、時折声を震わせながら語ってくれた。彼がMCの締め括りとして高らかに宣言したのは「これからもツユは最高の曲を作って、盛り上げて行きます!」との決意で、その声には様々な経験を積んでZepp Tokyoに立っている自負と、今後も遮二無二に奔走するとの思いが強く宿っていた。

 

ツユ - ロックな君とはお別れだ MV - YouTube


そして「凄い思い入れのある曲なんで、聴いてください」と語って雪崩れ込んだ正真正銘のラストナンバーは“ロックな君とはお別れだ”。《いつだって其処に憧れて/でも芯が折れていたから/全部 中途半端になって》や《いつだってダサい姿晒して/ロックじゃないね ロックに生きたいね》というフレーズから、個人的には楽曲を聴いた時点で悩める少女が観測するストレートなパンクロックのイメージを抱いていたが、ぷすの強い人生回顧のMCを聴けば、この楽曲で歌われている内容はかつてのぷす自身についてではないかとまた違った深意さえ感じられ感動的に映った。なお最後の曲ということもあり、メンバーも皆良い意味で力の抜けたパフォーマンスに終始していて、紗幕が廃されたことで観客との双方向的な関係性もよく見え、とても楽しそうだ。終盤ではヒラヒラと服をはためかせながら前のめりな歌唱を繰り広げる礼衣が《君が居たから僕は此処に立っている》と他方向への感謝を放ち、ライブは終了。ひとりずつステージの袖にはけ、最後までステージに残っていたぷすが最後に「必ずもっとデカいことやります!」と叫び、約2時間のライブは幕を降ろした。


ツユ初の試みとなった今回の配信ライブ。それはツユ全体の結束力を見せ付けるのみならず、ツユは何故結成2年という短い期間で無所属ながらも絶大な人気を獲得しているのか、その根元的な理由も強く感じさせる代物であった。


……本来アーティストというのはリリーススパンや動員減少に伴い、グラフ的にはグネグネと歪に曲がったものになるのは必然。しかしながら彼らは活動してから現在に至るまでその勢いは加速の一途を辿っており、逆にツユにそうした『下火になる瞬間』が一切なかったことについては、少なからず疑問があったのも事実。翻って、ツユのブレークはファン誰しもに刺さる楽曲を制作するのはもちろん「売れるためにはどうすれば良いのか」という市場予測、また「やるからには文字通り死ぬ気でやらなければ」との仕事人ぶりを徹底してきた結果成し得たものであると痛感した。そこには最後のMCでも語られていたように、多くの挫折を経験してきたぷすなりの貪欲な思いが関係していることはもはや言うまでもないし、誇張ではなく本当に命をかけて活動しているが故なのだろう。留まることを知らない快進撃が続く、命を燃やしながらロックを鳴らす新世代ユニット・ツユ。彼らが音楽シーンの終点に辿り着くのは、そう遠くない未来かもしれない。


【ツユ@Zepp Tokyo セットリスト】
強欲
デモーニッシュ
過去に囚われている
奴隷じゃないなら何ですか?
ルーザーガール
雨を浴びる
太陽になれるかな
テリトリーバトル
かくれんぼっち
梅雨明けの(じっぷすセルフカバー)
風薫る空の下
ナツノカゼ御来光(じっぷすセルフカバー)
アサガオの散る頃に(じっぷすセルフカバー)
秋雨前線
忠犬ハチ
あの世行きのバスに乗ってさらば。
くらべられっ子
ナミカレ
泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて
終点の先が在るとするならば。

[アンコール]
やっぱり雨は降るんだね
ロックな君とはお別れだ