キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

誕生日を迎えて回顧する、4年目の夢追いとブログ運営について

こんばんは、キタガワです。


最近「どうしようかな」と漠然と思考する日々が特に増えてきた。これは、そう。言うなれば諦めの気持ちに近い。お笑い芸人なりミュージシャンなり、様々な業種の所謂『夢追い人』と呼ばれる人々が夢を諦める場面を見るたびに「何で引退なんかしちゃうんだよ」と感じていたが、夢を追い続けて4年が経ち、未だ箸にも棒にもかからない生活を繰り返してきた今なら分かる。おそらくそうした人々はあと1年頑張れば何かが起こるはず、駄目だったけどもう1年あれば、来年が本当に最後と死中に活を求めるような日々を必死に続け、ある時遂に息絶えたのだと。そして今の僕も同じく、デッドラインはもう眼前にまで迫っているのだろう。


僕は今日、またひとつ歳を重ねた。そこに嬉しさなどは微塵もなく、ただ「今年も何も起こらなかった」との絶望と「おそらく今後も何も起きないだろうな」とする半ば諦めの気持ちが心を覆い尽くしている。友人は皆正社員になり、そのうちの何人かは結婚した。まるで自分だけが除け者にされているかのような暗闇は、一体いつ終わるのだろう。寄稿依頼を嬉々として報告したり、書いた文章が評価されたり、生きてて良かったと心から感じる日は今後来るのだろうか。来るとすれば、それはあと何年後のことなのだろう。その確証が得られない現実が、今はとてつもなく怖い。


絶望の思いに囚われるその根幹的理由はたくさんあるけれど、やはりこの4年間、やれることは全てやった感覚があることが大きいように思う。実際質より量、量より質の両方を試した自負はあるし、プロライターの文章の研究もしたし、今年に入ってからは30社近くのメディアに自分を売り込んだり、ライブの主催者に「是非書かせてください」と直接メールを送ったこともある。そしてそれらは全て、芳しい結果は得られなかった。後は残すところ過激なタイトルで誘ったり、ブロガー等に媚を売ったり、フォロワー数を伸びるためにいろいろやったり等自分のプライドを捨てるだけだが、それだけは未だどうしても出来ないというのだから、ほとほとチンケな野郎である。


今の自分の状況を改めて、何ら隠さず正確に記していこう。まずは当ブログについては結論から書くと、現在の日々の閲覧数は約2年前の閲覧数の半分以下まで落ちている。具体的には1日のアクセス数は200~250といったところで、収益化した場合の収入で換算すると1日あたりおおよそ0.2円になる。1ヶ月で6円の超高額収入が得られるブログなど、日本中探してもほとんどあるまい。なおこれでも総記事数は450そこそこで月に15本程度更新している身なのだけれど、このアクセス解析から見るに大半の記事はほぼ読まれていないという悲しい現実も浮き彫りになってくる。ともあれ継続は力なり。結局は書き続けるしかないのだけれど、それこそ何千文字で書いた記事に1いいねも来ない日々が4年間も続くと正直辛いものはある。


次は音楽文。これに関しては本当に有難いことに過去5度ほど受賞させてもらった自分にとって大切な投稿媒体だったが、今月(8月31日)で投稿受付終了、来年にはサイト閉鎖及び全投稿記事の抹消が決定した。個人的にはこの音楽文閉鎖の報が決まった瞬間から、今後どこに焦点を向けて記事を書けば良いのか皆目分からなくなってしまった。実際音楽文というサイトは運営会社のみならず、音楽ライターを募集している多くの会社がチェックしている可能性も大いにあるため、この1年間は受賞どうこうと言うよりも「どうか自分の存在に気付いてくれ」との存在証明の場として活用していたのだが、幸か不幸か、僕はこの音楽文に人生をベットし過ぎたようである。まだ最後のチャンスは残されてはいるが、来月……つまりは投稿が一作出来なくなってしまう時点で自分の何かがポッキリ折れてしまう気がしてならない。加えて、音楽文は周知の通り、特にここ最近は報道等で運営側にいろいろなことが外野から言われていて、素人が書いたものを掲載するのみならず、賞金もチャンスも与えてくれる温情はとても有難いものだったが、確かに運営側には何らプラスにはならないよなと再認識。辛いことも山ほどあったが、総じて感謝しきりだ。


そして寄稿依頼についてだが、これも1年半前から進展なし。前述の通り、これでは駄目だと今年3月あたりに思い付くままに約30社に応募してはみたのだけれど25社からはそもそもメールの返信すら来ず、そのうち2社からはわざわざお祈りメール(「何かあればその時はよろしくお願いします」程度のもの)が届き、他2社は3000文字以上で原稿料250円で頼みます。依頼はラインでお送りするのでライン教えてくださいという法外な情報が届き、残す1社に関しても秘匿情報もあるため詳細は省くが、結果話が全てなかったことになったのは心底閉口した。正直この30社応募である程度知名度のある媒体には送った感覚があるため、その全てに拒否された時点でライターとしての未来はないのではと考えるようにも当然なる。


……以上、結果として今の自分は1年前や2年前より、明らかに状況は悪くなっていると判断して然るべしだろう。既に年齢的にも夢を追うより現実を見なければいけない歳になってきたし、流石に4年間夢を追っているのであれば少なくとも何か現在進行形で結果を出していなければまずい。一度自暴自棄になって「YouTuberにでもなるか」というようなことを僕は以前ツイッターで呟いたけれど、あれはいろいろなことに疲れた果ての最後の手段として考えていて、それこそ会社の知名度を上げるために行われた前沢勇作のお金配りや、DJ活動を伸ばすために行われたレペゼン地球の配信のように、『キタガワ』という人間の文章を読まれるためにはもう今までにやっていない何かにチャレンジする以外にないのでは、と考えた末に出たものだった。ブログも駄目。音楽文も駄目。仕事を探しても駄目で記事を量産しても駄目なら、他のことで文章に繋げた方が良いのではと……。期待を裏切られ続け、もはや自分でも自分が分からなくなりつつある。YouTubeは出来る限りやりたくないが。


ただ悩みに悩んで改めて分かったのは、僕は趣味であろうと何だろうと文章だけは一生書き続けるし、それ以上に音楽への愛は変わらないということだった。……上手くは行かないだろうと思っていた道は、4年が経ち『ここまで上手く行かないとも思っていなかった道』に変わりつつある。今年は何か依頼なり注目度なり、何かしらの素敵な出来事が起きますように。今はその希望的未来のために、書き続けます。