キタガワのブログ

島根県在住。極力誰とも関わりませんので悪しからず。目標は音楽ライターであり、ブロガーではありません。

キングオブコント2019の感想を書き散らしたい

こんばんは、キタガワです。

 

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先日、キングオブコント2019(KOC2019)が閉幕した。毎年のことではあれど、特に今年は過去に例を見ない非常にハイレベルな戦いであったように思う。


大会ルールは前年度と同様。ネタ時間は4分に延長され、審査員の顔ぶれや審査スタイルといった大会において最重要となる項目にほとんど変化はなかった。


しかしながら個人的に書いた昨年のKOCの記事中でもボロクソにこき下ろした『決勝進出者完全シークレット』の試みは、今回もなぜか継続されてしまった。前回記事でも『シークレットがリークされてシークレットの存在意義が消失した』件について触れてはいたのだが、今回も本題に入る前にこの『決勝進出者完全シークレットはなぜ害悪なのか』という点について、少し語らせてもらいたい。


そもそも出演者を隠すメリットというのは、お笑いファンにも視聴者にも、ネタを披露する芸人たちにも一切存在しない。それどころかデメリットの方が圧倒的多数を占めている。

 

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以前のKOCにてさらば青春の光の東ブクロは、大会当日が弟の結婚式の日であると説明した上で「当日まで決勝進出者がシークレットだったので、行けない理由も伝えられずに弟の結婚式に参加できなかった。納得のいく説明が出来なかったんです」と語っていた。更には『決勝進出者シークレット!』と銘打っておきながら全出演者をシルエットで映し出したことから、その輪郭や立ち振舞いからほぼ全てのコンビが分かってしまうハプニングさえあった。


にも関わらず今回も同様に、決勝当日から遡って1週間も前には、全ての決勝進出者がインターネット上でリークされてしまった。一説によるとななまがりのメンバーや製作が口を滑らせてしまったという噂が流れてはいるが、とにかく。KOCは2年連続で『丸見え状態のシークレット』を世に送り出してしまったのである。


そして何よりも、このシステムは準決勝で敗退した芸人にとってあまりにも酷だと思うのだ。

 

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今回の決勝当日の16時から17時にかけて、チョコプラ長田やジェラードンかみちぃ、ザ・マミィ酒井といった芸人が、こぞって決勝進出を示唆する発言をSNSで発信したことを、読者貴君はご存知だろうか。そしてそれらのツイートを、KOC公式アカウントが幾度もリツイートしていたことも。


……結果として、そんな呟きを行った彼らは決勝に進めなかった。決勝は9月21日。そして準決勝は9月6日に終了しているので、おそらくは9月7日には芸人全員が『誰が決勝に進み、誰が敗退しているか』を知り得ていることになる。


これがどういうことかと言えば、『敗退したことを分かった上で、制作会社から呟きを命じられている』ということに他ならないのだ。


考えてもみてほしい。一生懸命に練り上げたネタ。試行錯誤を繰り返したネタ。寝る間も惜しんで作られたネタ……。そんなネタで敗退して絶望する彼らに、制作会社に大会当日までのお膳立てを要求されるのである。これは芸人を侮辱する行為であると同時に、傷口に塩を塗るような悪魔の所業だと思うのだ。


だからこそ僕は声を大にして言いたい。頑張る芸人を侮辱し、更にはシークレットと意味合いすらもはや存在しないこのシステムは即刻廃止すべきであると。もし来年も変わらなければ、三たび当ブログでボロクソに語りますので、どうぞよしなに。


長々と語ってしまった。以下、各ネタの感想です。

 

 

うるとらブギーズ

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全国区ではほぼ無名のうるとらブギーズ。初の決勝進出かつトップバッターとして、底力を見せ付けた。ネタは『一緒に喋っちゃう人』。


大前提として、こうした一度限りのお笑いの戦いでは爆発力がひとつの点数の核となる。爆発力とはつまるところ『笑い声の大きさ』であり、この一時の爆発力に比例して、その後の展開に笑いが起こりやすくなる。


そんな中、彼らは事前説明の途中に一緒に喋りだす冒頭の10秒後には、完全に流れを掴んでいた。本来であれば同様の内容を繰り返すため尻窄みする後半にかけても他の観客に話題を切り替えたり催眠術にかかるなどして、飽きない工夫が随所に張り巡らされていたのも大きなポイント。


更にうるとらブギーズの稀有な点としては、歴代のKOCの中でトップバッターとしては圧倒的に点数が高かったこと。平均点の底上げのみならず、後半にかけて同点のコンビが複数存在したのも、団子状態になったのも、全てはうるとらブギーズが完成度の高いネタを1発目に披露したからだ。


結果、平均点が東京03以来初となるトップバッターから最終決戦に進出した稀有なコンビとなった。収録後は早くも『アッコにおまかせ』や『サンデージャポン』への出演が確約されたうるとらブギーズ。ブレイクなるか。

 

ネルソンズ

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ネタ番組に引っ張りだこ。今脂がのりきっているお笑い界のホープ、ネルソンズ。ネタは『秘密を暴露する友人』。


KOCの1週間前に、メンバーのひとりである青山フォール勝ちがKOCと同じTBS系列の番組である、その名も『笑いが無理なら体張れ』にて右肩を骨折。全治8週間の大怪我を追った。そんな中での決勝進出となり、お茶の間のファンはどうなることかと不安で一杯だったことだろう。


しかし結果的には全力のパフォーマンスに終止し、怪我の影響を一切感じさせない4分間を演じきった青山に、賛辞を送りたい。天晴れ。


肝心のネタについては、全体的にワチャワチャしていたという印象が強い。何度か見返してみると高いレベルで練り上げていて面白さを感じられるのだが、どうしても所見は『3人がステージ上を動き回って絶叫している』といった印象に留まってしまい、重要なセリフ部分もよく聞こえない場面が多かった。加えてほぼ全ての笑い部分を和田まんじゅうが担っていることも、ひとつの敗因なのかなとも思う。


色々上から目線で述べてしまったが、決して悪いネタではない。むしろかなり面白く、もしも劇場で観たら絶対に笑ってしまうだろう。あまり点数が振るわなかった理由は、やはり今大会が全体的にレベルが高かったからだ。


個人的には同じ島根県出身ということで、大いに応援しているトリオでもある。是非来年も決勝で見てみたいと強く願う次第だ。

 

空気階段

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借金まみれのクズキャラとして話題の鈴木もぐらを有する吉本コンビ。ネタは『タクシーの客』。


空気階段と言えば綿密に練り上げられたシナリオ仕立ての展開が特徴で、ゆっくりとした助走を経て後半に畳み掛けるようなネタを得意とする。


よって冒頭はどうしてもスロースターターにならざるを得ないのだが、この点が『KOC決勝』という舞台ではマイナスの影響を及ぼした気がする。やはり普段空気階段を知っている人が観る空気階段のネタと、ほぼ初見の人が観る空気階段のネタには大きなズレがあると思うのだ。個人的にはここ数年のお笑いの中でも抜群に面白かったのだが、審査員には響かなかった様子。


トランペットにヘチマが填まった人やポイントカードのくだりを散りばめて飽きさせない工夫が凝らされていたのは良かったし、何より序盤の『シートをリクライニングにする』場面が非常に面白かった。あれは普段の鈴木もぐらを知っている人なら爆笑したと思う。


何というか空気階段のネタは、普段からシナリオ仕立ての作品が好きな人(小説や映画を観たりアドベンチャーゲームをよくプレイする人)にはめちゃくちゃ刺さるが、そうした媒体に普段触れない人には冗長に見えるのかなと感じた。空気階段が下位で幕を閉じたのは納得いかない。くそう。

 

ビスケットブラザーズ

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関西の番組ではいくつかの出演を果たしているものの、未だ全国的には無名。Wikipediaに名前も載っていないニューカマー、ビスケットブラザーズが決勝進出。ネタは『全て思い出した』。


まず序盤はコテコテの関西弁かつ、良い意味では昔ながらの、悪い意味では古臭い展開で進行。しかしながら中盤での突拍子もなく「全て思い出した!」と叫ぶ流れから状況は一変。意味不明ながら何故か面白い、独自の空間を作り出していた。


シナリオはさほど寝られているわけではなく、正直「なぜふたりは巡りあったのか」という理由も不明瞭なままで謎な場面も多いのだが、勢いでズガンと突っ走るストーリー展開はなかなか。


おそらくは交互に言葉を口にするシーンと「全て思い出した!」との言葉がある種のパワーワードとして笑いの基盤となっていたとは思うのだが、個人的には十二支や春夏秋冬、チャイムの音を交互に語る場面は「ここで笑わせてやる」という魂胆が透けて見える感覚があり、面白かった時間中に一瞬素に戻ってしまった箇所があったのは残念。


しかし同時にビスケットブラザーズは、ハマる人にはめちゃくちゃハマるコンビだとも思うのだ。キャラクターに入り込むようなネタが好きな人には堪らないだろう。ともあれ普通に面白かったので、他のコントも積極的に観てみたいと思った。

 

ジャルジャル

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コントの鬼、ジャルジャルがKOCに舞い戻ってきた。ネタは『野球部』。


実はKOCには、公式規定に記載されていない暗黙の了解が存在するのをご存知だろうか。その暗黙の了解とはズバリ、『準決勝で披露したネタを必ず決勝で披露しなければならない』というものである。


KOCの歴史において、これについてはほぼ例外はないと言っていい。だが今年はそのルールを二組のコンビが破る……というより『破らざるを得ない状況』に陥った。その一組は青山フォール勝ちが腕を骨折したネルソンズ。そしてもう一組はジャルジャルだ。


ジャルジャルは決勝のネタのみならず、その後の最終決戦のネタに関しても準決勝とは全く違うネタを披露した。そう。彼らは要するに、『決勝に駒を進めることができたほどにバカウケしたネタを放棄して別ネタをやった』のだ。


しかもこのネタで最終決戦に進んだのだから恐ろしい。毎日YouTubeチャンネルにネタを上げ続け「ネタは8000本ある」と豪語する彼らは、やはりコントの鬼であると言わざるを得ない。


そんな中選んだ決勝ネタは『野球部』。「ある一定の距離まで離れると違う言語に聞こえる」という着眼点はノンジャンルなネタを量産するジャルジャルらしくもあり、距離の長さを使ってボケを連発する終盤も完璧だった。


結果見事3位に食い込み、最終決戦に駒を進めた。ジャルジャルは日本におけるコント師の中では、間違いなくトップの実力を持っている。そのことを名実ともに証明した形か。

 

どぶろっく

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「もしかしてだけど~」で一世を風靡したのも今や昔。現在では『一発屋』とも揶揄される存在であったどぶろっくが、まさかの決勝進出。ネタは「村人と神様」。


「どぶろっくと言えば下ネタ」という予想を裏切る形で、とことんシリアスにスタートしたこのネタ。そして「歌ネタか、なるほど……」と思わせたところでサビで大爆発する展開は反則級ではあるものの、やはり面白い。


そのサビ部分である「大きなイチモツをください」のたったひとつのパワーワードは、今大会を大きく揺るがせた存在となった。個人的には2時間の放送中様々なネタがあったにしろ、最終的には「大きなイチモツをください」しか頭に残らないレベルの衝撃を受けたし、500点満点中480点というKOC史上最も点数が高かった(過去点数が高かったにゃんこスターでさえ466点)ことからも、おそらくあの場にいた審査員の衝撃はそれ以上だったことだろう。


しかしながらネット上では「つまらない」や「あれで笑うのは男だけ」との声もいくつか見られた。だがよくよく考えると、下ネタをあれほど使って嫌悪感を抱かせず、かつ笑いに昇華できるどぶろっくには天性の才能があることもまた紛うことなき事実なのだ。


『身の丈に合う』という言葉があるように、人は産まれながらにしてある種のレッテルを貼られてしまう。


例えば普段から鍛えている人が言う「格闘技やるんだ」と、ヒョロヒョロで眼鏡をかけた友人の「俺格闘技やるんだ」の一言では、大きな違いが存在する。前者は「やりそうだと思ってたよ」という反応になるだろうし、逆に後者は一瞬で一笑に伏し、馬鹿馬鹿しいと思われて終わりだろう。


クラスの隅で読書ばかりしている女子が突然「モデルやります」と宣言したらたちまち悪い意味で噂は広がるだろうが、逆に背が高く顔立ちも良い人が「モデルやります」と言えば、応援する声が圧倒的多数になる。


そうした点を鑑みて今回のどぶろっくのネタを観てみると、やはりどぶろっくでしか成し得ないネタであるということが良く分かるはずだ。「大きなイチモツをください」と叫んだ時、大半の人間に「さすがどぶろっく!やっぱり下ネタやりやがった!」と思わせた瞬間に、ほぼ勝ちは決まっていたようにも思う。天晴れ。

 

かが屋

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初の決勝進出。若冠26歳の新星がKOCに殴り込みを果たした。ネタは『待ち人』。


個人的に今大会、彼らのネタが一番面白かった。結果として点数は振るわなかったものの、「良いコントを見たなあ」と心から思える上質なネタであった。


『待ち人が来ない』という設定一本でゴリ押す手法は斬新ではあるが、実はなかなか難しい。そんな中かが屋は状況説明を極力省き、一貫して同じシチュエーションで4分間やりきったのだ。初めての大舞台でこのネタを披露したことは、称賛に値するものであると思う。


そして何より、賀屋の演技が凄い。このネタは表情が上手く作れるか否かでウケ方が大きく変わってしまうネタだとも思うのだが、あの本心から絶望したような表情でもって、面白さが倍々ゲームで引き上げられている。一見単調な展開にも見えるが、後半にかけては諦めて帰ろうとするシーンなどを挟み、飽きさせない工夫も凝らされていた。


ひとつ残念だったのは出番順。あれだけの爆発力を見せたどぶろっくの次に綿密なコントで勝負するのは、やはり酷であると言わざるを得ない。バナナマン設楽も語っていた通り、やはり「観客の爆発的な笑い」があれば、また違っていたと思う。残念。

 

GAG

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長らくの準決勝敗退により涙を飲んできたGAGも遥か昔。今年は遂に3年連続の決勝進出となり、名実共にコント師としての地位を確立した。ネタは『お笑い芸人デビュー』。


映画でも小説でも何でもそつだが、『感情移入が出来るか否か』というのはある種の最重要ポイントとなる、観客投票制の大会ならいざ知らず、KOCは芸人が点数を付けて評価する大会であるため、今回のネタのようなリアルな芸人像は良い方向に作用したと言えるだろう。


とりわけ「お笑いって異常な世界やな」や「こんなに可愛いのにブスでいかなアカン」といったツッコミは大爆笑を巻き起こし、GAGの多少オーバーな世界観とも上手くマッチしていたように思う。


結果的にはジャルジャルと同率3位となりら惜しくも決選投票で落選というまさかの展開になってはしまったが、数々のコントを有するGAGのことだ。最終決戦でも戦えるネタはいくつかあったに違いない。たらればの話ではあるが、最終決戦でのジャルジャルの失速を観てしまった結果「GAGの2本目観たかったな」という思いに駆られた視聴者も多かったことだろう。


3度決勝に進出したKOCの大会において、GAGは今回が最も良い順位だった。このまま行けば更に良い順位に上がるのは必然だ。次回最終決戦に駒を進める可能性が最も高いのは、GAGなのかもしれない。

 

ゾフィー

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フリーで活動を続けていた(現在はグレープカンパニー所属)生粋のコント師であるゾフィーが、再び決勝の地へ。ネタは『謝罪会見』。


やっていることはごくごくシンプルで、『謝罪会見を腹話術で代弁する』というもの。しかしながら途中から人形が一人歩きしたりと三位一体で繰り広げられるコントは、もはやコンビのネタというよりはトリオである。見所はいくつかあったが、中でも「興奮して立っちゃうやつは馬鹿だ」、「おろおろおろ……おろー」のやり取りは面白く、番組前半においての平均点があまりに高すぎるあまり尻窄みにならざるを得なかった後半にかけては、一番の爆発ポイントだったように思う。


一般的にウケづらくなる終盤はホラー・サイコ展開にシフトすることで冗長なイメージを払拭し、最後まで飽きずに魅せる工夫が成されていた。若干裏声と地声の判別が付きづらく聞きにくい場面はあったりしたものの、おおよそ及第点か。


ボケの上田は1日1本のコントを書き上げており、そのネタ数はノート数十枚分に及ぶ。そんな彼らの努力が花開く場所こそがKOCであり、いずれ彼らが取るべき栄冠のような気もする。

 

わらふぢなるお

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GAGと同様、3年連続の決勝進出となったコンビ。ネタは『バンジージャンプ』。


着眼点こそ決して悪くはなかったが、点数発表時になるおが「やっちゃった!」と叫んだ通り点数は振るわず、結果的には最下位となってしまった。


当初こそなるおがバンジージャンプを飛ぶ飛ばないの話だったのだが、後半にかけてはふぢわらのサイコ路線にシフトして展開していたため、個人的には一貫性に欠けるというか、笑いの主軸をどちらに向けるかを見失っているような印象を受けた。


ただ何度も言うように、ネタは悪くないのだ。むしろ過去大会であればある程度の順位に食い込むことも出来たはず。それが出来なかった理由としては、やはり平均点が高すぎたためであろう。今回は残念な結果となってしまったが昨年は2位でフィニッシュするなど、彼らには分相応の力があることは確か。次回に期待したい。

 

……さて、ここまで決勝進出したコンビ、及びトリオのネタ紹介を行ってきた。結果的に最終決戦に進出したのは点数順にどぶろっく、うるとらブギーズ、ジャルジャルの3組。そして優勝したのはご存じの通り、どぶろっくである。


今大会は高得点の連発や同権決勝など、例年にないシーンも多かった。更にどぶろっくに関しては、1本目とほぼ似通ったネタを披露し、逃げ切りでの優勝となった。


にゃんこスターが記憶に新しいが、基本的にどんなコンテストでも1回観たネタと同じ系統のネタというのは、点数が伸び悩みがちだ。そんな中どぶろっくは、ダウンタウン松本の言葉を借りれば正に「どぶろっく貯金」が生きた形であり、同時に1回目の点数がそのまま最終決戦の得点に加算されるシステムは「初めにバカウケしてしまえば、最終決戦にも大きな影響を及ぼす」という良い意味でも悪い意味でも斬新な点数方式により、M-1やR-1とはまた違った大会であることを如実に表したものであったとも言える。


ともあれ、どぶろっくおめでとう。そしてTBSさん、今年も面白い番組をありがとうございました。次回はぜひシークレットは廃止しつつ、より良い大会にしていただくことを切に望んでおります。

 

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