キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

[前編]PS4版・プラチナトロフィーが簡単に取れるゲーム12選

こんばんは、キタガワです。


僕は生粋のゲーマーである。思い返せば今までの人生で、ゲームを触っていない日など一日でもあっただろうか。かつては『ゲームクリエイターになる』とまで豪語していた時代もあったほど、ゲーム脳のバカ少年だった。


中でも専らプレイするのはPS4ゲーム。そんなPS4には『トロフィー』という機能が実装されている。トロフィーとは各ゲーム会社が定めた実績を満たすことにより、どれだけやり込んでいるか一目で分かる存在だ。


今でも世界中のPS4ユーザーは、このトロフィーの総数によってゲーマーか否かを判断することが多い。トロフィーが多いほど英雄視され、トロフィーが少ないと「まだまだだな」と思われる。そんな罪深い存在が、トロフィーなのである。


そのため、誰もがトロフィーを追い求めるのだ。しかしもちろん簡単には取れるはずもなく、オンラインが主流となった今では『獲得率0.1%』というものもザラにあり、トロフィーコレクターたちを困らせている。


だからこそトロフィーコレクターは考えるのだ。「簡単にトロフィーを獲得できるゲームはないか」と…。


さて今回は、そんなトロフィーについての記事となる。僕個人が実際にトロコンまでプレイした数あるソフトの中から、比較的簡単にプラチナトロフィーを取得できるゲームを12本集めてみた。


長いので前後編に分けて紹介したいと思う。この記事が日本に存在する『隠れトロコンマニア』に少しでも刺さるものとなれば幸いである。

 

 

ぎゃるガンヴォルト

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DL限定ソフト。PSN内ではセールも定期的に行われており、最近では70%OFFの150円で買えたりしたことも。トロフィーの観点からも金銭面からも、いろいろとお得なソフトである。


ゲームはカプコンの名作『ロックマン』の丸パクりとも言える内容。難しい操作は必要なく、簡単かつ面白い。更にはステージは短時間で終わるため、総プレイ時間もかなり少ないはず。


このゲーム、一周目をクリアした時点でほとんどのトロフィーが獲得できる。あとは取り零した部分をチョチョっとやるだけですぐに100%達成となる。


ちなみに続編である『ぎゃるガンヴォルト バースト』も同様に、コンプ余裕の内容となっている。「時間がない……でも取りたい……」というコレクター気質な人にはピッタリのソフト。純粋に良くできているゲームなので、息抜きにもピッタリ。

 


【公式】ぎゃるガンヴォルト バースト 紹介映像

 


GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動

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かつてのゲームアワードにて、モンハンを押し退けてトップに君臨した伝説のソフトである。


このゲームの売りはフワフワとした浮遊アクション。「ウロウロしてるだけで楽しい」というのは、ゲームのひとつの完成形だろう。数多のゲームをプレイした人でも唸ってしまうほど、圧巻の完成度を誇る。


GRAVITY DAZEのトロフィーは、個人的には「何か知らんけど気付いたら100%行ってた」という理想的なものだった。一見難易度が高く見える『○万個のオーブを獲得せよ』『ミニゲームを全て最高評価でクリア』には関しては、実際はワールド内にトロフィー設定よりも遥かに多くのオーブが点在していたり、数回やればコツが掴めるものばかりだ。


続編も出ているのだが、こちらは若干面倒に感じるかも。よって無印のGRAVITY DAZEがオススメ。プレイステーションが誇る名作を、ぜひプレイすべし。

 


『GRAVITY DAZE』プロモーションビデオ

 

 

NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4

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「だってばよ」でおなじみ、ナルトくんのゲーム。PS2から続くナルティメットストームシリーズの最終作であり、千手柱間とうちはマダラの闘いから原作のラストまでが描かれる。


NARUTOシリーズの集大成とも言える作品となっているため、使用可能キャラクターは実に116体。「これささぞかしオンライン対戦させるんだろうな~」と思ってしまうのだが、実際オンライントロフィーはひとつもない。


トロフィーの大半を占めているのは『ストーリーモードSランククリア』というものである。ストーリーモードの戦闘は計数十回あるのだが、それらの戦闘ひとつひとつをSランククリアするごとに、何かしらのトロフィーがもらえる仕組み。


問題はSランククリアがかなり面倒なこと。Sランククリアの基準となっているのは『喰らったダメージ数』。要はノーダメージに近い形で敵を倒せばSランクなのだ。しかしこの設定があまりにハードで、『飛び道具を1発食らったらほぼアウト』という鬼畜設定である。


よってSランククリアするには、QTEを全部正解するのはもちろんのこと、ノーダメージかつスピーディーに終わらせる必要があるのだ。考えてもみてほしい。「もうちょっとで勝てる!」という時にちょびっと飛び道具を受ければ最初からである。大いなるストレスとの戦いにはなるが、ストレス耐性が高い人ならいけるはず。


Sランククリアに手っ取り早いのは、奥義を連発すること。面倒な場面も多々あるが、何度もトライ&エラーを繰り返せば絶対に取れる。頑張ってほしい。

 


PS4「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」第4弾PV

 

 

Life is Strange

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個人的には数あるPS4のゲームの中で、ことストーリーに関しては最も秀でているソフトだと思っている。全PS4ユーザーにプレイしてもらいたい名作。


このゲームの主人公はカメラマンを目指す学生なのだが、街中を徘徊していると綺麗な風景や落書きに出くわすことがある。その際に画面上には『写真を撮る』というコマンドが表示される。この写真を1枚撮るごとに、1つトロフィーが埋まる仕組みだ。


中には『一度物を退けてからでないと写真が撮れない』といった特殊な撮影場所もあるのだが、それこそ攻略サイトを見ながらプレイすれば、1周目で簡単にプラチナトロフィーが狙えるはず。


ひとつだけ問題なのは、一度取り零すと戻って来られない点。例えば家に帰るシーンが挟まれた場合、それ以前の場所には二度と戻れない。よって「あっ」と気づいた際にはもう取れなくなっていた、ということもしばしば。周りをよく見てプレイしたい神ゲーだ。


なお、続編もトロフィーコンプはかなり楽。こちらは逆に、様々な場所に落書きをすることによってトロフィーを得られる仕組み。10代の美少女が次々と暴言を書き殴る様は必見である。

 


ライフ イズ ストレンジ: シネマティックトレーラー

 

 

イースⅧ -Lacrimosa of DANA-

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超高速アクションRPG。僕は勝手に『RPG界のソニック』と読んでいるのだが、言い得て妙だと思う。テイルズシリーズのほぼ倍速レベルで駆け抜けるスピード感は唯一無二。


ストーリーはTHE・王道とも言える作りで、驚きと感動が随所に散りばめられている。粗捜ししようにも見付からない。それほどに作り込まれている印象を受けた。


トロフィーに関してだが、基本的にストーリーを進めていれば自動的に獲得できる。僕は何も考えずにクリアした時点で90%を超えていたので、相当楽である。


しかし唯一問題がある。それは『悪夢を超えし者』というシルバートロフィーについてだ。


このトロフィーの内容は『難易度ナイトメア以上で真エンディングに行く』というもの。要はこのトロフィーに関してのみ、2周目プレイが必須なのだ。加えて『難易度ナイトメア』がかなり痛い。このゲーム、爽快感はあるのだが敵はまあまあ強く、体力がジリ貧になることも多い。そんな中ナイトメアでラスボスまで行くのは、けっこうキツいもの。間違いなく最大の鬼門と言えるだろう。


その場でじっとしていると体力が回復したりもするので、いろいろ工夫しながら進んでいってほしい。

 


「イースⅧ -Lacrimosa of DANA-」 プロモーションムービー

 

 

ウォーキング・デッド

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海外で今なお絶大な人気を誇るドラマ『ウォーキング・デッド』のゲーム版……なのだが、ストーリーはなんと原作をほぼ無視したオリジナルストーリー。にも関わらず完成度が高いので、没入感はドラマ以上。


前後編で取り上げるつもりの当記事だが、間違いなく一番トロコンしやすいのはこのゲームだろう。なにせ何も考えずクリアすれば、その時点で絶対にトロフィー100%になるのだから。


今作はマルチエンディングを採用しているため、生き残った人数や死者の数によって、ストーリーの結末がガラリと変わっていく。しかしトロフィーには全く関係なく、どんな結末を辿ろうが必ずトロコンとなるゆるーい作り。


クリアまでは10時間かからない。お手軽にトロコンできる最高のソフト。ストーリーも素晴らしいのでぜひ広まってほしい。なお続編も同様で、クリアの時点で絶対に100%になる。

 


ウォーキング・デッド プロモーションムービー

 

 

さて、いかがだっただろうか。


次回は後編。アンダーテールや428、Steins;Gateやひぐらし、スパイダーマンなどの名作ソフトに焦点を当てていくつもりだ。乞うご期待。

 

→後編はこちら