こんばんは、キタガワです。
最近ローソンに立ち寄る機会が増えてきたのですが、とある商品が気になって仕方ありません。
その商品こそ今回紹介する、『スーパーストロング』であります。
『ローソンのみで販売している酒』と言うだけでも注目度が高いのですが、この酒の特徴は何といっても、表面にデカデカと書かれた『12%』の数字。
これおかしくないですか?ほぼ全ての缶チューハイは、どれだけ高くても度数は9%なんですよ。これはスーパーでもコンビニでも同じです。
悩みを忘れさせてくれると噂の合法麻薬的商品である『ストロングゼロ』でさえ9%。にも関わらず12%て。大丈夫?人死ぬんじゃない?
「これは酒好きとして買うしかねえ!」ということで、買おうと決意した次第です。しかし僕は毎日家で酒を飲んでいるとはいえ、ここまで高い度数の酒を自宅で飲むのは始めてです。レジに置いた瞬間には「マジで俺はこれ買うんか……?」と恐怖を感じ、手が震え出しました。初めてタールが高いセブンスターを買ったり、高級店でご飯を頼むのと同じような心境です。まあ買いますけど。
さて、そんなこんなで買ってきました。コンビニで見かけてから数ヶ月、やっと手中に納めることができました。何だかヤバい雰囲気が立ち込めています。
ちなみに仕事があまりにもハードだったため、帰宅して気付いたら別の酒1本空けてました。何やってんだ。
いざ実飲。ついにアルコール度数12%(さっき6%の酒飲んだけど)の壁を越えるときが来たのです。酒好きとして、これを乗り越えれば新たな高みを目指すことが出来るに違いありません。俺はやるぞ。
臭いは完全にストロングゼロのそれ。ほろよいや氷結とは違う、アルコール感の強い臭いが漂ってきます。
……一口飲んだ感想は、「ストロングゼロじゃん」でした。まあ『スーパーストロング』と書いてあった時点でお察しなんですけど、これはほぼストロングゼロです。強烈なアルコール感と取ってつけたようなグレープフルーツの味が、絶妙なバランスで嫌悪感を抱かせます。ストロングゼロもそうなんですけど、味はうまいかマズいかで言ったらマズいですね。
しかし飲み続けているうちに、ある変化が起きていることに気付きます。そう、酔いの回りが早いんです。それもとてつもなく。
少し歩こうとすると壁にぶつかるし、薄ら笑いを浮かべてるし。鼓動もどんどん早くなっていきます。それに伴ってテンションも爆上がり。気付けば銀杏BOYZを聴いてヘドバンしてました。なんで?
気を付けてほしいのが『絶対に一気飲みしてはいけない』という点。これ一気飲みしたら、たとえ象でも卒倒すると思います。それくらい危険なので。やるなら氷入れてチビチビ飲むのがオススメです。それだったら百歩譲って買ってもいいかな、といった印象。
30分かけてゆっくり飲みました。別に悪くはなかったですね。こうしてゆっくり飲めるなら、喜んで飲みます。安いし。
しかしながら危険性も孕んでいると思っていて。興味本意で手を出すと痛い目見るのは明白。ちなみにこの酒を飲むべき人は、以下に該当する人です。
・ウェイ系大学生
・翌日休みで、倒れるまで飲んで大丈夫な人
・酒が異常に強い人
・一気飲みして、気絶するように爆睡したい人
・金がないけど酔いたい人
・ヤバい人
それ以外の人は基本的には飲まない方がいいと思います。ワイワイ飲もうにもすぐ眠くなってしまうし、一人で飲んだら何するかわかんないし。いろいろな意味で、あまりオススメしません。
聴けばアルコール度数9%のストロングゼロでも、1本丸々飲めばウイスキーのショット(40度)を3杯くらい飲んだ計算になるらしいじゃないですか。そう考えたら、12%のこの酒を全部飲んだらどうなるかわかりますよね。最悪アル中で死にますよ。
僕はまた飲んで見ようかなと思います。何故かって?アル中だからですよ。