まず、経緯を書きます。
昨日3月2日、Fear,and Loathing in Las Vegasの水戸LightHouse公演がありました。
本来事前に発表されるはずの対バン相手の名前は、公演まで1週間を切った状況でも、伏せられていました。
そしてライブの日。……日付が変わった頃、ベガスのホームページにて、対バン相手が『WANIMA』であることを公式に発表。
WANIMAといえば、紅白歌合戦にも出場し、ライブは軒並みソールドアウトとなる大人気バンド。ツイッターではライブ参加者の歓喜のツイートで溢れ返る一方、チケット譲渡希望の声も多く寄せられました。
(ちなみに僕は、ただツイッターでエゴサーチをしていたいちファンに過ぎません。ライブにも行けませんでした)。
で、ほんの30分ほど前です。「昨日のライブどうだったのかなー」と軽い気持ちでツイッターを見た僕の目に飛び込んで来たのは、「WANIMAのファンはおかしい」、「ベガスかわいそう」など、悲観こもごものツイートの嵐でした。
いろいろと調べてみると、炎上の原因は
『WANIMAのファンがWANIMAのライブ終了後、ベガスを観ることなくライブハウスから出た』
『WANIMAのライブでダイブした人に対し、「WANIMAのライブはダイブ禁止です!」と言って殴ったファンがいる』
『WANIMAとベガスのライブ、双方の盛り上がりに差がある』
といったものでした。真偽の程はわかりませんが。
そして、その中でも多くの注目を集めていたツイートがありました。それは
『WANIMAの出待ちのファンが多すぎる』
ということ。
このブログでは、あえてその方々のツイートを紹介することはしません。が、酷いものでした。総勢100人以上のファンが会場を取り囲み、寒空の下、WANIMAの3人が出てくるのを待っている。ある種、異様な光景を言わざるを得ません。
これらの事柄に対し、僕の意見……というか思っていることを書きたいと思います。他意はありません。
僕が言いたいことはひとつです。「それ、WANIMAサイドが見たらどう思うのか?」ということ。それだけです。
フリーで活動しているバンドならいざ知らず、WANIMA、ベガスなどメジャーで活躍するバンドは、少なからずマネジメントがされています。
そして、何か問題が起きた場合。所属会社は、何かしらの対策をする必要があるのです。
例えば、物販で何も買わず、メンバーとの写真だけを撮るファンが多ければ『グッズ購入者以外の写真撮影禁止』。
例えば、ダイバーで怪我をした人がいるならば『ダイブ全面禁止。した人は退場』。
より良いライブを目指すため、全員が楽しめる空間を作るため。……というのは建前で、所属会社は『バンドに悪いイメージが付かないように』、様々な対策を講じます。
そして、僕が話を聞いてきた中でですが。それらの発表をしたバンドは、本当に悲しい表情をしていました。
僕は要は、WANIMAのそんな顔、見たくないんです。
だから最初に述べたように、ファンには節度ある楽しみかたをしてもらいたいと思っています。
ダイブをするなら怪我させない、とか。出待ちはやめる、とか。転売なんてもっての他。
自分の愛するバンドのことを、一番に考えましょう。そして、僕らの行為が、バンドにどういうイメージをもたらすか考えましょう。一度誤った行動をしてしまったら、次から正せばいいのです。それが何よりの応援になります。
そうすれば、バンドは最高のライブで僕たちを楽しませてくれるはずです。
長文乱文失礼しました。そして、このブログを読んで気分を害されたWANIMA、ベガス双方のファンの方々がいらっしゃれば、申し訳ありませんでした。