キタガワのブログ

島根県在住。文筆。rockinon.com外部ライター等。

Radiohead史上最大のヒットソングにして長年封印されてきた“Creep”は、何故演奏を拒まれ続けたのか?

こんばんは、キタガワです。 ロックの殿堂入りを果たし、ひとたび楽曲をリリースすればチャート1位確実のロックバンド・レディオヘッドというバンドについて、認知していない人は世界広しと言えどほとんどいないだろう。そして彼らの代表曲が1992年に発売さ…

2年ぶりの開催に漕ぎ着ける『コーチェラ・フェスティバル 2022』のラインナップが凄すぎる

こんばんは、キタガワです。 コーチェラ、2年ぶりに帰還す……。アメリカ最大の大型フェスティバルにして、最も社会的還元度も高いとされるコーチェラ。ご存知の通り昨年・一昨年度は新型コロナウイルスの影響によるRiverside郡、地元保険当局からのお達しによ…

伝説的ロックバンド・ゆらゆら帝国のカオス過ぎるアルバム群をまとめてみた

こんばんは、キタガワです。 デビュー当初から全く変わらずロックの第一線を走り続け、2010年に突如姿を消した3人組バンド・ゆらゆら帝国。もう解散したのは10年以上前のことなので、若者にとっては知らない人も多いはずだが、彼らの名前くらいはほぼ認知さ…

オミクロン株の恐怖からのライブ参戦断念に考える、地方都市暮らしのライブキッズ

上司に「行きたいところがあるのでリフレッシュ休暇取ります」と宣言し、チケットも宿も確保した某日。まさかチケットを確保しているにも関わらず、またもライブを断念する日が来るとは思ってもみなかった。……新型コロナウイルス・オミクロン株の爆発的な感…

でんぱ組.incのこれから。〜根本凪の脱退に寄せて〜

こんばんは、キタガワです。 根本凪についてのお知らせhttps://t.co/G2TnuTr3l9 — でんぱ組.inc (@dempagumi) 2022年1月11日 https://dempagumi.tokyo/ 「根本凪についてのお知らせ」……。公式から投下された第一報をじっくり読みながら、ふと自分の心がやけ…

suzumokuの音楽がもしもこのコロナ禍に鳴り響いていたら、我々はどう思うのだろう

こんばんは、キタガワです。 辛いことばかりの世の中である。コロナ、低賃金、人間関係。その他様々な気苦労が絶えない日々を過ごしていると、どうも『楽しい毎日に時たま辛いこともある』という理想形の真逆とも言える生活にズンと落ち込む人は決して少なく…

真っ昼間から酒を飲む俺を子供が笑っている

広島の大学時代、僕の生活は音楽と共にあった。沼に片足を突っ込んだのはもうかなり前のことだし、今も変わらず音楽愛は強い自負はある。ただ大学時代は特に音楽に関しての執着が強かったために、それ以外をほとんど見ようとしていないレベルの依存ぶりだっ…

オミクロン株の急拡大で、正直なところ2022年のライブシーンはどうなるのか?

こんばんは、キタガワです。 そろそろ出社しようと身支度を始めた某日の朝、けたたましく流れたニュース速報に思わず声を上げてしまった。出演者がキャッキャと笑う画面の上部に表示されたのは『沖縄県600人以上感染の見通し』というその内容とは似ても似つ…

The Lathums(ザ・ラザムス)が世界的に売れる時代になれば洋楽シーンは変わると思う

こんばんは、キタガワです。 YouTuber、小説家、イラストレーター……。物作りを生業にしている人々は基本的には皆「売れなければならない」という使命感にも似た十字架を背負っているものだ。ただ『売れる』に至るまでの道のりは険しく、今でも多くのフリーラ…

三が日とノープラン

11時。けたたましいアラームが鳴り響き、僕はモソモソとベッドから起き上がった。久方振りの休日だったので本来であれば昼過ぎまで寝ている筈なのだけれど、こうして珍しく昼前に起きたのは当然、理由があった。 この日は年末年始で地元帰省しているという小…

個人的CDアルバムランキング2021 [10位〜6位]

こんばんは、キタガワです。 街中で、YouTubeで、友人との語らいで……。日々を生きていれば必ず新たな曲に出会う。それが音楽の素晴らしさであると個人的には信じて疑わない。それこそ一度自分の大好きなアーティストと出会ったきっかけを思い返してみてほし…

やっぱりどれだけ叩かれても紅白歌合戦は必要だ

こんばんは、キタガワです。 12月31日。世間一般的に大半の企業は仕事休みで、家族連れが家でしっぽりと過ごす中、いちアルバイトに休みはない。年末年始関係なくギチギチにシフトが組まれてるスケジュールもがむしゃらにこなし、更には年始めに向けての雑務…

精神的弱者にとっての2021年最大の発見、変態紳士クラブ“YOKAZE”の歌詞について

こんばんは、キタガワです。 「今年最も聴いた曲は?」と質問された時、決まって答えに窮する。日々様々な音楽を聴いている身としてはひとつに絞ること自体ナンセンスであるし、そもそも同じくらいの熱量を持って聴いた音楽だけで何十個もあるのだ。かと言っ…

来年を指し示す王将

「ただ今ご予約いただいたお客様優先になっておりまして。カウンター席ならすぐご案内できますがいかがいたしましょう?」 家族連れでごった返す店内を見て、思わずタイミングを誤ったと後悔する。……今日は12月29日、年末年始はゆっくり過ごすことが世間一般…

個人的CDアルバムランキング2021 [15位〜11位]

こんばんは、キタガワです。 音楽を聴く人、そうでない人の格差が急激に広がりつつある現在、「音楽の存在意義って何だろう」と考えることが時たまある。そもそも生活にとってさして重要ではないとされるそれを定義するのは野暮だけれど、ひとつ間違いないこ…

『M-1アナザーストーリー2021』を観て、錦鯉の優勝に改めて泣けてきた

こんばんは、キタガワです。 自分の暮らす島根県ではM-1が観られない関係上、隣県の広島に赴き、1泊1200円のホステルで観た去る『M-1グランプリ2021』。それまで爆笑しながら観ていたけれど、思わず錦鯉が優勝した瞬間に叫んでしまい、その後の優勝者インタ…

BiSHの解散発表に納得している人、していない人

こんばんは、キタガワです。 「BiSHは2023年をもって解散いたします。2022年、最高な年にすることをプロミスします。よろ。」……これまで解散速報がメディアにすっぱ抜かれるたびに嘘であってくれと願っていた情報が、遂に公式から発表されたのが去るクリスマ…

個人的CDアルバムランキング2021 [20位〜16位]

こんばんは、キタガワです。 ソーシャルディスタンス、マスク生活、日々増加する感染者数。思えば昨年の2020年は未曾有の混乱に翻弄され続けた1年だった。生活を下方修正しないためにどう動くのか、変わり果てた日常で何に重きを置くのか。趣味だ生き甲斐だ…

【お笑いライブレポート】M-1グランプリ2021 決勝体験ライブ@草月ホール

こんばんは、キタガワです。 錦鯉の感動の優勝で幕を閉じた、去る『M-1グランプリ2021』。当日の大爆笑と感動は、おそらくお笑いファンの大多数が録画している映像とYouTubeで公開されている公式動画を観れば一目瞭然だが、後日もうひとつのM-1グランプリが…

ライブという娯楽は本当に不要不急なのか?

松江駅から揺られること3時間。広島バスセンターへ到着した僕は、ロックバンドのシールが貼り付けられたキャリーバッグを降ろした。平日であるためか人は疎らで、外では遠路はるばる来た僕を歓迎するように、パラパラと小雨が降っている。……待ち望んでいたこ…

自叙伝『くすぶり中年の逆襲』から見る、錦鯉・長谷川と渡辺の貧乏生活とM-1優勝

こ〜んば〜んは〜!キタガワです。 紙吹雪が舞い散る中ひとり涙を流す長谷川を観て、思わずもらい泣きしてしまった。6017組という過去最多の出場者を集めて幕を開けた去る『M-1グランプリ2021』の頂点に立ったのは、長谷川雅紀と渡辺隆から成る結成9年目のお…

【ライブレポート】KANA-BOON『Re:PLAY TOUR 2021-2022』@広島クラブクアトロ

こんばんは、キタガワです。 「広島、ただいまー!」と叫んだ谷口鮪(Vo.G)の姿に、思わず笑みが溢れる。本当にKANA-BOONは、谷口は、元気に戻ってきたのだと……。谷口の体調不良により活動を休止したのが昨年の10月。復帰したのは今年の4月だから、KANA-BOO…

【ライブレポート】ずっと真夜中でいいのに。『果羅火羅武〜TOUR』@広島上野学園ホール

こんばんは、キタガワです。 本通りからアストラムラインに乗り、数分。アナウンスが白島駅への到着を告げると、それまで別々の場所で揺られていた人々が一斉に降車した。よく見ると年齢層は若く、各々『うにぐりくん』のキーホルダーや様々な色の缶バッジを…

【ライブレポート】Perfume『Reframe Tour 2021』@広島文化学園HBGホール

こんばんは、キタガワです。 Perfume Official Site ライブ終了後、「自分は一体何を観ていたのだろう」とふと考える。これまでは都市部で開催され、その都度多くの反響が寄せられていたPerfumeコンセプトライブ『Reframe』待望の広島公演。これまで多くのラ…

【ライブレポート】安部勇磨・中納良恵・原田郁子・向井秀徳アコースティック&エレクトリック『HIROSHIMA CLUB "Q"UATTRO 20th Anniversary "New Now" BABY Q 広島場所』@広島クラブクアトロ

こんばんは、キタガワです。 ここ数ヶ月間、広島クラブクアトロでは設立20周年を記念したライブイベントがいくつも企画された。The Birthdayやストレイテナー、四星球、10-FEET……。主に同会場への関わりが深いアーティストを中心としてブッキングされたこれ…

向井秀徳との疑似恋愛ストーリーを体験できる、CHAIの新曲“ACTION with ZAZEN BOYS”に酔え

こんばんは、キタガワです。 動画を再生した瞬間から最後まで、ここまで笑いが止まらないMVを観たのは随分久々なような気がする。前向きな精神性で海外人気も上昇中のポップマイスター・CHAIと、放浪的にロックを鳴らすNUMBER GIRLとZAZEN BOYSのフロントマ…

麻倉もも“ピンキーフック”にまぶされた、あざと可愛い表現について

こんばんは、キタガワです。 今やアーティストには第一義とされている音楽性はもちろん、多様性も広く求められる時代になった。パブリックイメージ、格好良さ、スタイル。いや、それは少し意味合いが違うかもしれない。人を惹き付ける力を持つ人物にはそれに…

どん詰まりの死にたい夜の中で

辛くて、逃げたくて、死にたくて仕方が無い人間の気持ちについて、推し量ることの出来る人間は少ない。「そんなこと考えんなよ」「相変わらず暗いな」と直接声を掛けてくれる人がいればまだ良い方で、実際はなあなあにあしらって本人に聞こえないように、さ…

Nintendo Switch Onlineに追加された『マリオストーリー』に、思った以上に涙腺を刺激された

こんばんは、キタガワです。 幼少期よりゲームに勤しむ経験をしてきた人間なら誰しも、ふと「あのゲームもう1回やりたいな……」と思ったことがあるはずだ。ニンテンドー64、ゲームキューブ、PS2、PSP……。今より画質もシステムも良くなかった関係上、今考えれ…

ザ・クロマニヨンズのヒロトとマーシーが綴る適当な歌詞の数々は、何故これほど心を揺さぶるのだろう

こんばんは、キタガワです。 ひとつ。ザ・クロマニヨンズを語るとき、その多くは甲本ヒロト(Vo)と真島昌利(G)の圧倒的な存在感に言及する。縦横無尽にステージを駆け回りながら、爆音の海を切り裂く歌声で魅せるヒロト。対して、THE BLUE HEARTS時代も含…