1月1日、昼過ぎ。雪掻きの音で目を覚ました僕は、そこかしこにビール缶が散乱したベッドからゆるりと起き上がった。昨夜あれほど呑んだ割には二日酔いは軽い方で、久方ぶりの長時間睡眠も作用してか体調はすこぶる良かった。 自室の階段を降りると、休日の習…
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