キタガワのブログ

島根県在住のフリーライター。ロッキン、Real Sound、KAI-YOU.net、uzurea.netなどに寄稿。ご依頼はプロフィール欄『このブログについて』よりお願い致します。

10月のブログの裏話

こんばんは、キタガワです。


もう11月。寒い季節になってコタツで寝ることも増えてきました。良くない。夏服を冬服に移行するときが来たなと。


さて、以下からは恒例のブログの裏話をしたいと思います。


それではどうぞ。

 

ずっと真夜中でいいのに。

ずとまよの『秒針を噛む』を聴いたときは本当に驚きましたね。そのときは興奮からか、一瞬で書き上げたのを覚えてます。


この記事は、僕自身のモチベーションを上げてくれたきっかけになった記事だと思っていて。音楽の文章を送るサイトがあって、そこに投稿していることは以前書きましたが、それが全く書けなくなってたんですね。実はけっこうボツを喰らったりしていて。


なので『音楽の文章を書く』という作業自体から、長い間離れてたんです。この記事は、そのやる気を再び甦らせてくれました。


この記事、載りまして。そのときにまた火がついて、また本格的に書きたいなという気持ちにさせてくれました。感謝したい記事ですね。


『てちが出るから』と観た映画でしたが、かなり面白かったですね。てち、女優もいけるじゃんと。原作通りだったけど良かったですね、実写。


この映画がどうしても観たかったんですけど、僕の住んでる地域にはひとつしか映画館がなくて。しかもそこは数日前に喧嘩して辞めたところで。まー行きづらかったですね。


その嫌いな人がいない時間帯を見計らって行きました。


本当はもっと観たい映画あったんですけど、全然行けなかったですね。辞めたバイト先って行きたくないじゃないですか。しかも僕は円満退社じゃなくて、人間関係がこじれて辞めてるっていう。まあ地獄でした。

崎山蒼志くん

初めてプチ炎上しました。ツイッターではリプライが何通も届くし、ブログへ直接コメントもありました。


別に彼を批判してる記事ではないんですけど、見方によればディスっぽくなるのかなと。反省半分、何でだよという気持ち半分です。


ちょっといろいろ恐怖感を覚えた記事でしたね。多勢に無勢といいますか。彼を褒め称える人が多すぎて、少しでも違う意見を言おうものなら排除するみたいな。そんな感覚がありました。もしこれが崎山くんじゃなくて米津玄師とかだったら、僕殺されてたんじゃないかと。


正直メンタルが折れました。初めてディスが飛んできたのもそうですけど、元々心が弱い人間なので、たったこれだけの炎上で文章が書けなくなってしまって。


でも今後気を付けようとも思いました。本当に文章って大事で、強い存在なんだなと改めて思った次第です。


言論統制

↑の影響で文章が書けなくなって。それでも何か書かんとと思って、無理矢理書いた記事です。


ブログって怖いです。ディスも飛んで来るし、メンタルがやられるし、でも書かなければ閲覧者は減っていく。


だからこそ書かないと行けませんでした。数日間放置してたので、これ以上空けたらマズいなと。このとき心から書きたいと思ったことは、やっぱり「ディスられたことに納得いかねえぞ」という怒りでした。


総じてこの月はいろいろとメンタルが落ちてましたね。


レモンサワー

流行りに乗っかろうと思って書いた記事です。あとは文章のリハビリを兼ねて、いつもの面白い文章を書きたいと思ったのもあります。


これ、かなり美味しかったです。でもブログ内では書いていませんが、結局1日で全部飲んでしまって。


冒頭で「900円で何日も飲めるよ!お得!」という趣旨の内容にしてしまったので、「全部飲んじゃった!結果的に損!」になってしまうこのオチはボツにしました。


でもマジで美味かった。金があるときにまた買おうかなと。


KREVA

このアルバム、衝撃的でしたね。いつもは「盛り上がるぜお前ら!」みたいな曲ばかりを出す彼が、かなり落ち込んだアルバムを出すっていう。


あとは『キタガワ=ロック』というイメージがあると思ったので、ここらで「ヒップホップも聴くんだぞ」っていうのを書きたいなとも考えてました。「存在感はある」の歌詞、頭をグルグル回ります。恐ろしい。


書いたあと「まあとりあえず音楽投稿サイトにでも送るか」と送ってみたところ、めちゃくちゃなアクセス数を獲得しました。これに関しては全く予想してませんでした。ありがとうございました。


ロスト・バケーション

サメ映画。個人的にはハズレでしたが、紹介だけはしとこうかと。


本文でも述べましたが、やっぱりサメ映画難しいんですよ。もう『ジョーズ』と『ディープブルー』でやり尽くした感がある。だからこそ砂漠にサメ、空からサメ、機械のサメ、頭がふたつあるサメとか出てくるわけです。


なんかサメ映画はネタになりつつありますね。観ますけど。


ケーキバイキング

友人に誘われたケーキバイキング。滅多に行く機会もないので当日は友人に「これでひとつブログ書く」と明言しておりました。


なので大量の写真を撮ることができ、満足のいく出来になりました。友人ありがとう。


ケーキバイキングは初めての経験でしたが、楽しかったです。男だけで行くもんじゃねえなとは思いましたが。


あと気まぐれで書いた『スイーツ・デビルくん』ですが、なかなか気に入ってます。あの子でラインスタンプとか作れないですかね。詳しい方教えてください。


100記事

100記事達成記事。記念すべき記事ではありますが、やはりと言うべきか、明るいだけの内容にはなりませんでしたね。まあこれも僕らしさなのかなと思います。


自分についての内容は今まであまり語ってこなかったので、このタイミングしかないかと思って書きました。あのとき書いたことは全部本当で、嘘偽りはありません。


ネット上の『100記事達成!』みたいな記事って、どれも収入の発表とか続けるコツとか、アドバイス関係が多いんです。それが嫌で。アクセス数を稼ぐためのやり方で理にかなってるんだろうけど。あとは全く違うアプローチで書きたかったのもあります。自分本意と言われたらそれまでですが。

 

沢田研二ドタキャン

『分からなくもない』んです。やっぱり。お客さんがいないの、かなりメンタルに来ますから。


あのときは大丈夫かと思いましたが、そのあとは順調にツアーを続けておられて、素晴らしいと思いました。


沢田研二さん、最近は往年の名曲はやらないんですね。今回のライブ中止もそうですが、唯一無二のベテランになってる感。


ぼくりり

彼のツイートは、今年最大のブチギレ案件でした。本気で嫌いになってしまって、ずっと聴いてたCDも聴かなくなって。


でも本文中でも触れているMUSICA(ムジカ)という雑誌を読んで、少し考えが変わりました。皆いろいろ抱えながら生きてるわけで、発散出来ずに溜め込んでる人ばっかりだと思うんです。


それをドカンと発散させた結果が『説教ババアうざすぎワロタ』だし、『辟易』なんじゃなかろうかと。何か怒れなくなっちゃいましたね。誰しもそんなときあるしっていう。


今では少しずつCD聴けるようになってきました。本当に少しですけど。ラストアルバムは聴こうかなと思ってます。


セブンズ・ボス

1日2本コーヒー飲む生活してると、ほぼ制覇してるのもあって、どうしても同じコーヒーばかりになってしまって。


なので新商品が出たらとりあえず買うんですけど、『セブンズ・ボス』に関しては面白そうだなと思って記事にしました。


本来は全地域のコーヒー買ってレビューするのが正しい方法だとは思いますが、いかんせん無理なので。カフェイン過多で寝れなくなっちゃうし。なので2本だけ飲みました。許してほしい。


10月某日

ノンフィクションです。『何でもない日常を面白く描く』というのはずっとやりたかったことで、今でも模索してるんですけど、なかなかうまくいかないですね。

書いてる途中でわけわかんなくなっちゃって、結局途中で尻切れトンボな感じで終わってしまって申し訳ない。オチも弱いし、微妙な出来かなあ。


amazarashi

あと2週間に迫ったamazarashi武道館。その前に突如として発表されたのが、このアプリでした。


実際にインストールした人なら分かるけど、ヤバいですよ。ライブでもこのアプリを使っていろいろやるらしい。すげー。


さて、そのアプリ内の小説を要約したのがこの記事なんですが、かなり内容が難しいんですよ。そんなときにとあるフォロワーさんから『難しい』という感想を直接いただきまして、それならブログで要約してみるかと思い立った次第です。


あと5個くらいは、この小説の要約で記事が書けそうです。文章をひとつひとつ打つのだけがめんどくさいですけど。

武道館楽しみです。また泣くのかな。どうせ泣くんだろうな。


あいみょん

何で売れたんですかね、あいみょん。ファンとしては嬉しいんですけどね、理由が分かんないんで。


「しねー!」と叫んでいた過去のあいみょんと、今のあいみょん。メジャーに行って路線は少し変えたものの、やっぱりどれもいい曲なんですよ。


もし紅白出たら面白いですね。でも出そうだなあ。


同い年の人が頑張ってるのを見ると、こっちも頑張らないといけない気分になりますね。


広島の友人

飲んだ話。昼飲みもなかなか良かったです。あまり酔えなかったけど。


ちなみにこの後は、音ゲーやらマリオカートやらで遊びました。改めて島根県は遊ぶところが少ないなと実感した次第です。

 

 

さて、いかがだったでしょうか。10月の裏話。


今月はまあまあ書いた気がします。だんだんライフワークになってるのかなと思う一方、書くのが辛い時期もけっこうありましたね。何も浮かばないし、書こうとも思わない時期が。


何とか絞り出して書いたのがちらほらあるんですけど、あまり面白くなかったりして。悩んだ日も多かったです。


11月はどうなるんでしょう。とりあえず2つライブに行くのは決まっているので、それについて書くのと、あとは先日行ってきた旅行なんかも書ければと思います。


それではまた。

友人と島根県のバーに行った話@エスパーク

こんばんは、キタガワです。


いつの間にか酒を飲むことがライフワークのひとつと化している。元々酒好きではあったのだが、最近は特に拍車がかかっているような気がしないでもない。


酒自体も強いものに変え、本数も増え……。現在ではアルコール度数9%の酒を2本飲まないと落ち着かないレベルに達してきた。


普段はスーパーで購入しており、毎回「年齢確認お願いします」と免許証の提示を求めてくるおばちゃんがいるのだが、ついに先日「あ、いいですよー」とスルーされてしまった。あのおばちゃんの牙城を崩したのだ。僕は相当数の酒を買っていることになる。


さて、そんな僕だが、絶対にやらないと決めていることがひとつある。それは『昼に酒を飲むこと』だ。


昼に酒を飲むと、いろいろとマズい。世間体や金銭面の問題もあるが、一番は『アル中まっしぐら』という点だろう。昼も夜も飲んでいると常に酩酊状態になってしまう。こうなると駄目だ。日中眠くなるし、シラフになっていること自体にストレスを感じるようになる。


だからこそ酒を飲み始めた20歳から4年間もの間、『酒は夜だけ飲む』と決め、自分を戒めていた。


そんな長い戒めが解かれた日が、今日であった。厳重に封印していた僕の中のアルコール悪魔が、ついに顔を出したのである。


今日は広島に暮らす友人が島根に遊びに来る予定だった。彼は大学時代の友人であり、僕が一人暮らしをしていた頃は『家にいない方が珍しい』ような存在であった。


僕が地元に戻ったことで、必然的に彼とは疎遠になった。お互い仕事が忙しく、僕が広島に行っても会えなかったり、逆に彼が暇なときに僕が仕事だったりして、卒業後はほとんど会えなかった。


広島と島根との関係で避けられないのは、距離の問題。どう足掻いても片道3時間はかかるし、金銭的にも安くはない。


なもんで、なかなか会えない日々が続き、最近ではたまに電話をする程度の関係になった。


さて、そんな中での今日である。突然彼から「島根に行く」との連絡があったのだ。目的は『僕に会うため』。たったそれだけのために、貴重な休みを使ってくれるとのことだった。しかも日帰り。


僕は心からの感謝と共に、『これは最高の日にしなければならない』と思った。あと何回会えるかもわからない。限られた時間ではあるが、目一杯楽しもうと。

 

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10時。待ち合わせ場所に現れた彼は、大学時代と変わっていなかった。服装も、髭を剃らない癖も、全てそのままの状態で1年が経っていた。


まずは彼の要望を聞いてみる。「どこいく?」、「何したい?」との質問に対し、彼は「何でもいい」と答えた。


思えば彼は相当のイエスマンであった。とりあえず久々の再会を祝し、行き付けのバーに入ることにした。

 

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当ブログでも何度も紹介しているエスパーク』という名のバーである。真っ昼間に入店したことはなかったものの、店員の方いわく「昼飲みもOK」とのことだった。


駅前で真っ昼間に酒を飲む。まるで都会の人間のようなシチュエーションに、気分が高まる。時折「俺はこんな時間に何をしているんだ」という思いにも駆られるが、考えないようにする。もう一度書くが、このときの時刻は朝の10時である。

 

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1杯目はスプモーニという酒をいただく。カンパリとグレープフルーツ、そしてトニックを割ったカクテルだ。見た目は鮮やかで、味わいもサッパリ。1杯目にしては良いチョイスをしたと思う。互いに水のように流し込んでいく。写真は撮り忘れたので、以前来て頼んだときのスプモーニを載せておく。


僕自身は日常的に酒浸りの生活もしていることもあり、酔いは軽め。対して友人は常に笑顔を浮かべていた。

 

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2杯目は島根県ではお馴染みの日本酒『李白』。まろやかな味わいで、喉へと滑り込んでいく。しかしどれだけ飲みやすかろうが、所詮は日本酒である。アルコール度数が高いため、これをきっかけにへべれけになっていった。


ふたりで入るバーでは酒を酌み交わしながら会話をするのが定石であるが、この日のテーマは『仕事』。彼は愚痴や相談というより、仕事の内容について淡々と語るスタイルで話を進める癖があった。その大半が電話越しで一度聞いた内容ではあるのだが、繰り返して聞く。バーの雰囲気も相まって、苦にならない。

 

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3杯目はビターオレンジシャンディガフやレッドアイなどと同様、ビールとジュースを半々の割合で割る酒である。初めて頼んだ酒ではあるが、名前の通りビール+オレンジで割るらしく、甘さと苦さが混合した味わいであった。


ここで、彼の顔がトロンとし出したことに気付く。


はっと思い出す。大学で4年間過ごして分かったことだが、彼は酒にめっぽう弱かった。ほろ酔い1缶で歩けなくなり、にも関わらず何杯も飲もうとするものだから、過去に何度も苦労させられた経験があった。


この時点で、僕は自身の過ちに気付いた。彼が再びバスに乗って帰るまで、残り数時間はある。これほど飲んだ状態では、歩くこともままならないだろう。


東京や大阪といった都会ならまだしも、ここは島根県。変わった行動をする人などほとんどいない、和やかな田舎町である。


千鳥足でニコニコした人間が駅を歩く……。こんなのはただの地獄絵図である。どんな目で見られるか分からない。最悪の場合、警察に連行される可能性さえあった。僕のその想像を裏付けるかのように、警察署は目と鼻の先にあった。


試しにトイレまで歩かせてみる。視点は定まらず、テーブルにぶつかり、カウンターにぶつかり。最後には倒れるように自席へ戻ってきた。嗚呼、神よ。


昨日の時点で「イオンに行こう」、「食べ歩きしよう」などと考えてはいたのだが、これを以て不可能と相成った。今日は一日、ここで過ごそうと決めた。

 

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こんな状態になってまでも、彼の酒への探求心は留まることを知らない。続いてはスパークリングワインを頼みだした。ちなみに彼はワインが飲めない。人は酔うと味覚を失うようだ。僕はテキーラサンライズを頼む。


プライバシーの関係上、顔にはモザイクをかけてはいるが、彼の口角が1枚ごとに上がっていくのが印象的。龍が如くであれば「お客さん飲み過ぎですよ」と強制ストップをかけられるレベルである。


ここで僕は強制ストップをかけた。これ以上はヤバい。以前13杯飲ませた際、二日酔いならぬ五日酔いをしたと聞いた。明日には仕事を控えている身であるし、このあとバスに乗って帰らなければならない。やむ無し。ストップだ。


体を支えてお会計。体が鉛のように重い。肩が外れるかと思った。

 

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外に出ると、ピッカピカの晴天だった。時刻は13時を回ろうとしていた。真っ昼間の13時にベロベロのふたりが、駅前で必死になって歩いているこの状況。どうやっても目立つ。頼む。通報だけは止めてくれ。


通りすがった子どもがこっちを見ている。「君はこういう大人にはなっちゃダメだぞ」と、テレパシーで伝える。


通りすがった高校生がこっちを見ている。カメラを向けるな。ツイッターフェイスブックに上げるのは勘弁してくれ。


この後のことは、皆さんのご想像にお任せする。いろいろすいませんでした。あとIくん、明日仕事頑張ってください。

あいみょんが売れた理由が全くわからない

こんばんは、キタガワです。

 

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あいみょん、売れたなあ。昔からのファンである身としては、喜びと寂しさが入り交じった複雑な心境である。まあ、竹原ピストルKANA-BOONのときもそうだったんだけれども。


あいみょん、前から売れると思ってたんすよー!」と言うのは簡単だが、彼女のブレイクはそんな単純な話じゃない。


僕は未だに、あいみょんが売れた理由について、全くわからないでいるのだ。


例えばRADWIMPSのように映画主題歌がバズったとか、DA PUMPのように踊りやダサさにスポットが当たったとか、そういうわけでもない。


あいみょんはおそらく、口コミで人気を得た存在なのだろう。


僕が彼女を知ったのは、もう数年前になる。当時全く無名だった彼女の路上ライブ。そのとき歌われたとある楽曲が、いつまでも耳から離れなかった。


その楽曲こそが今の彼女の代表曲のひとつ、『貴方解剖純愛歌~死ね~』である。

 


あいみょん「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」LINEで作ったリリックムービー


〈あなたの両腕を切り落として 私の腰に巻き付ければ〉

〈あなたはもう二度と 他の女を抱けないわ〉

〈あなたがもしも他の人と手を 繋いでるのを見たら 指を食いちぎるわ〉

〈足を引き裂き歩かせやしない 唇を縫い 私だけのキスを 味わえばいいの〉


この曲を聴いたとき、リアルに鳥肌が立ったのを覚えている。歌詞の内容もそうだが、張り上げるように全力で歌い上げるあいみょんの声でもって、「本当にやるんじゃなかろうか……」という恐怖がビリビリと伝わってきたからだ。


ライブ終了後も、身の毛のよだつ歌詞が頭にこびりついて離れなかった。路上ライブでここまで心を蹂躙されたのは、生まれて初めての経験だった。


思えば当時の彼女の楽曲は、かなり赤裸々でリアルな表現が多かった気がする。「胸の谷間なら私にくらいあるわ」と怒る『お互い様やん』、母に隠れてセックスをしたがる『いいことしましょ』など。そのどれもが「たかが路上ライブっしょ」と軽い気持ちで聴いている聴き手の脳内にダイレクトアタックしてきた。


ライブが終わると、多くの人だかり。皆口々に「すげえ」と声を漏らしていた。それが数年前。


……で、最近のあいみょんである。


売れた売れたと聴いてはいるが、「どうせ歌詞が丸くなってメジャー路線で売れたとか、そういう感じだろ」と思っていた。


とりあえず、最新の楽曲『今夜このまま』を聴いてみる。

 


あいみょん - 今夜このまま【OFFICIAL MUSIC VIDEO】


〈だんだん息もできなくなって 心の壁も穴だらけで〉

〈制御不能 結構不幸? 自暴自棄です〉


エッグい。何これ?本当に同じ24歳なの?どんな恋愛経験してきたんだ。こちとら童貞だぞこの野郎。


『丸くなった』なんてとんでもない。むしろ破壊力が増している感がある。あいみょん節は未だ健在である。


ということは、これらの歌詞が一般層に完全に受け入れられたというわけだ。何がきっかけかはわからないが、とにかく。西野カナなど恋愛を歌う歌手は多くいるが、彼女は新たな『恋愛曲』の第一人者として君臨したのだ。


ライブはソールドアウト続出。CD売り上げも恐ろしいことに。これ紅白もあり得るのでは?

 

一体何があったのかは皆目わからないが、とにかく、あいみょんは売れた。


知らない人はぜひ聴いてみてほしい。ちなみに個人的なオススメは『生きていたんだよな』です。僕はこの曲で泣きました。

 


あいみょん - 生きていたんだよな 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

【第一章】amazarashi小説『新言語秩序』を分かりやすくする

こんばんは、キタガワです。


先日amazarashiの公式サイトにて、『新言語秩序 amazarashi武道館公演』という謎のアプリの配信がスタートした。


残り1ヶ月を切った日本武道館公演。どうやら彼らはこのアプリを使って、ライブ中にある実験的な試みをするつもりのようだ。


さて、ここからが本題だ。このアプリ内で現段階で公開されているのは、秋田ひろむが執筆した『新言語秩序』と名付けられた小説のみである。


僕は思った。この小説には深い意味があるに違いないと。


実際、小説を読み進めていくと『朗読演奏実験空間 新言語秩序』という奇妙なタイトルの隠された意味を知ることが出来る。


断言するが、今回の武道館ライブはこのストーリーを沿った形で進行することは間違いないし、同時にこの小説の内容を知っているかいないかで大きく変わってくるものだとも思うのだ。


だが、太宰治や寺山修司の影響を受けた秋田ひろむの文章は、読み進める上では少々難解な部分もある。普段活字に触れていない人にとっては、解釈にかなりの時間を要するだろう。


なので今後は、小説『新言語秩序』について、分かりやすく直して紹介していこうと思う。


難解な部分は読みやすく、かつ分かりやすいよう工夫してみる所存だ(もちろん検閲は解除済み)。


そして最後には、僕自身が感じた部分について、簡単ではあるが持論を述べたいと思う。

 

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第1回目となる今回は『第1章』を取り上げる。


それではどうぞ。

 

 

C区の町はぼんやりしている。


それは初めての船乗りが進む、終わりのない海。そこから『希望だけを抜き取った』くらい、ぼんやりしている。


普通の商店街の裏に、居酒屋がたくさん並ぶ街があった。そこの橋の下のトンネルに、私が憎むものがあった。


それは落書きだ。


例えば『日本死ね』や『セフレ求080』や『愚連隊参上』や『HOPE』や『終末は訪れる』などと書かれた、落書きだった。


これらは全て“テンプレート逸脱”*1なので犯人を見つけて処分したいところだが、それは無理だろう。だが私たちが知りたかったことはわかった。


”言葉ゾンビ”*2共の協力者が、この街にもいるのだ。それは許せない問題だ。


インターネット上で好き勝手暴れているだけならまだいい。特定が簡単だし、警察による再教育も簡単だ。


だが、言葉ゾンビ共の活動に影響を受けた者たちがインターネット上ではなく、自身の住む街や周辺でこういった“テンプレート逸脱活動”を行い始めたということは、それだけ“熱心な活動家”*3が、またひとり誕生したということだ。


私はスマホで写真を撮り、すぐさま“新言語秩序”*4の調査係にメールする。


落書きを象徴するように、その言葉は大きく書いてあった。


『言葉を取り戻せ』


言葉は人をダメにする。時に傷付け、時に違う考えへと動かしてしまう。


人間は言葉で作られる。


母が赤ん坊に語る言葉。教師が生徒に言う言葉。友達との会話。テレビ、ラジオ、本や音楽。ビデオゲームやインターネット。そういうものの積み重ねで人間性は作られる。


私にしたってそうだ。母に怒られ、父にレイプされた。クラスメイトや教師たちにいじめられた。汚い言葉によって心をズタズタにされた者は、それにふさわしい人間になった。


いつか仲間に言われたことがある。
「実多はまるで言葉の潔癖症」だと。


私に言わせれば、彼などは汚い言葉を口から垂れ流すだけのゾンビだ。彼のような人間が私たちの心をズタズタにしようとするのだ。何気ない日常の中で。路上で。インターネットで。


調査係からメールが返ってくる。
「実多さんお疲れ様。特定完了です。言葉ゾンビの希明で間違いない。やはりC区にいるようです」
いつも通りの返信。

足元でアリがのたうち回っていた。私が体を踏み潰したので苦しがっていたのだ。こんな苦しそうな動きを、昔見た気がする。


そうだ、思い出したくもない。


父親に散々レイプされて、何十回目かの夜だった。もう私には少しの怒りしか残されていなかった。私はその怒りを結集させたハンマーを、彼の勃起した××へと振り落とした。


彼はのたうち回った。そのすきに顔面を目覚まし時計で殴った。何度も。
その時の彼はいっそ殺してくれという苦しい表情だったのを思い出した。なのでアリを一気に踏み潰した。


目覚まし時計は壊れたけれど、おかげで私はようやく目が覚めたのだ。


私は言葉を殺さなければならない。


[了]

 

 

 

……いかがだっただろうか。やはり簡単にしようとすると、かなり希薄な内容っぽく感じるなと。これに関しては僕の力不足である。


今回の第一章は、主に世界の現状と、主人公である実多の紹介について書かれている。


まずこの世界は、僕たちが暮らす日本とは全く違う環境にある。


大きな部分は「自由に言葉が使えない」こと。強い言葉や、国の意に反した言葉が口に出せない世界なのだ。


例えば「こんにちは」。これは大丈夫。だが「ちわーっす!おーい馬鹿野郎」などと言った瞬間、処罰される。


例えば「朝」、「昼」、「晩」。これは大丈夫。だが「朝ってクソ起きるのめんどくね?マジざけんなよ」と言ったらアウト。


要はソ連や北朝鮮のイメージ。少しでも国の意見に歯向かったら殺される。みんな絶対服従。それの言葉バージョンと言っていいだろう。


そして主人公の実多は、そんな『強い言葉を使う人たち』を許せない人間。なんというか、かなりの悪役である。だからこそ味方と連絡をして、『日本死ね、セフレ求、HOPE(希望)』と書いた人を見つけ出して殺そうとしているわけだ。


なぜ実多がそんな性格になったのかは、幼い頃に多くの傷付いた経験があるからだ。イジメ、暴言もあるが、特に酷かったのは父親の性的虐待。これらがきっかけで実多は『汚い言葉』を嫌うようになり、それらを使う人間は全員抹消するつもりでいる……。


ここで第一章は終わりだ。第二章では、さらなる情報が語られることになるのだが、それはまた今度。


近いうちに第二章を更新したいと思います。それでは。

 

→第二章はこちら

→第三章はこちら

→最終章はこちら

→日本武道館公演レポートはこちら

*1:人を傷付けるような自由な言葉

*2:あえて自由な言葉を使おうとする人

*3:ネットへの書き込み、ゲリラライブなど、自由な言葉を使うための行動

*4:自由な言葉を取り締まる集団

10月某日~失念~

こんばんは、キタガワです。


その日は休日だった。


本来ならば起床の後、即座に着替えを済ませ、カフェや書店といった店に何の気なしに向かうのだが、その日はベッドの上から長い間動けないでいた。


そう。僕はこのとき、今日行うはずだった何らかの予定を全く思い出せないでいたのだ。


間違いなく、昨日の時点では覚えていたはずだ。「どうしてもやりたい」。そう強く思っていたのだけは覚えているのだが、いかんせん内容が思い出せない。こんなことなら、昨日の夜にノートにでも書いておけばよかった。


しかし、今頃後悔しても後の祭りである。僕はこの何をするでもない拷問の如き時間を、無為に過ごす以外なかった。


外でぶらつきながら思い出そうとも思った。しかしその内容次第では、外出すべきではないのかもしれない。何よりも一番怖いのは、向かった先と目的地が逆だった場合だ。もしそうなれば、自宅から向かうよりも面倒だ。


かくして僕は、貴重な休日をベッドの上で過ごすことを決めたのであった。


ウンウンうなっていても思い出せないのは明白なので、スマホをいじって“そのとき”を待った。2ちゃんねるにアクセスしてみたり、普段やらないアプリゲームをやったりしてみるが、一向に思い出せない。結局1時間もしないうちに飽きてしまい、手持ち無沙汰に陥った。


と、そのとき。突然僕の頭に稲妻のような勢いで、とある内容を思い出したのだ。そう。そうだ。これだ!これ……だ……けど……?


思い出したのは、「歯医者に電話する」というものだった。間違いなく記憶から消していた事柄ではあるのだが、これじゃない。


まさか『第2の失念事項』があったとは思ってもみなかった。開かない鍵をピッキングし続けた僕の頭は、どうやら別の鍵を開けてしまったらしい。それはそれで嬉しいが、ちょっと違う。


思い出したものは仕方ないので、歯医者に電話をかける。すると、あっさり次の治療の予約がされた。これでひとつ解決だ。


だが一番大事な部分は、全く思い出せないでいる。僕は次第に腹が立ってきた。何でこんな真っ昼間にベッドで突っ伏しているのだと。俺だっていろいろやりたいわと。


怒りで頭が支配されていると、考えも働かないものだ。とりあえず、YouTubeで適当な動画を漁ってみることにした。意味もなくユーチューバーの動画を見たり、すべらない話を聞きながら時間を潰す。その姿はさながらニートのようだ。そんな自分の姿を俯瞰しながら、また苛立ってきた。


数十分後、頭の中で何かが弾けた。


完全に思い出した。ああ、そうだった。


僕は急いで着替え、自転車に跨がった。目指すは赤い看板だ。


かなりの距離を走った。到着したときは、日が傾きかけていた。目の前には、マクドナルド。


そう。僕が今日やりたかったことは、『新商品のレビュー』であった。


マクドナルドには『三角チョコパイ』という商品がある。確か昨日、公式ツイッターか何かで『第2の三角チョコパイ』が出るという情報を見たのだ。


近頃ブログのネタ探しに飢えていた僕はこれ幸いと、『そのふたつのチョコパイの食べ比べをするブログ』を書くつもりでいたのだった。


かなり時間は遅くなってしまったが、これでひとつネタが生まれる。僕は早速注文しようとした。すると、店員から予想だにしない返答がされた。


「そちら、明日発売です」


一瞬耳を疑った。明日発売?いや、そんなはずはない。僕はスマホを開き、マクドナルドの公式ツイッターに飛んだ。スマホの充電はあと僅かだった。


すると、こんな画面が表示された。

 

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「あれ……?」


よく見ると、微妙に違う。『明日発売』は間違っていなかった。そこにははっきりと『10/26(金)発売』の文字が踊っていたのだ。


そう。僕は完全に勘違いをしていたのだ。頭の日付感覚が麻痺していたのか、『明日』を『今日』だと認識していた。100%僕が悪かった。


かくして僕は『ただ1日ムダに時間を潰し、マクドナルドに来ただけの人間』となったのだった。


僕は意気消沈し、今日一日の出来事をせめてツイッターのネタにしようと試みた。椅子に座り、スマホを取り出そうとする。


が、スマホを取り出した僕は驚いた。充電はあと2%しかなかった。


急いで文字を打つ。かつてないスピードで。散々な一日だった。このままだと『残念デー』で終わってしまう。これだけは投稿しないと気が収まらない。


文章入力画面には、投稿できる範囲ギリギリの文字が踊った。あとは『投稿』ボタンを押すだけだ。


するとスマホは僕を馬鹿にするかのように、充電切れのサインを出した。無情にも『電源を切っています』の画面が表示される。


「くそっ!くそっ!」


いくらタッチパネルを押そうが、時すでに遅し。画面は全く動かない。


ついに僕を嘲笑うかのように、目の前で電源が落ちた。


……運に見放され、時間に見放され、最後にはスマホに見放された。散々な一日であった。


こうなったのも、全てマクドナルドのせいである。僕はチーズバーガーを注文した。


今日一日の鬱憤は、こいつで晴らすことにしよう。こいつを倒せ(食べれ)ば、盛大な復讐と成りうるだろう。


しばらくすると、チーズバーガーが出来上がった。ムンズと掴み、椅子に座り直す。


こいつのせいだ、こいつが悪い。呪詛のような言葉を口にしながら、僕はチーズバーガーに歯を突き立てた。


「あー、やっぱチーズバーガーうめえや」


[了]

 

セブンイレブン限定コーヒー『セブンズ・ボス』を飲み比べてみた

こんばんは、キタガワです。

 

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先日セブンイレブンに行ったところ、気になるコーヒーを見つけました。名前は『SEVEN'S BOSS(セブンズ・ボス)』。全国のセブンイレブン限定で販売しているコーヒーのようです。


パッと見は普通のサントリーのコーヒーなのですが、よく見てみると各地域の部分に丸がしてある。


僕が暮らしているのは島根県。どうも中国地方で購入すると、『中国・四国』に丸がされるようです。


え、ってことは、地域によって味変えてるってこと?いやー、そんな面倒なことします?たかがコーヒーっすよ?と思って調べたところ……

 

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変えてた。


これ、地味に凄くないですか?万人に好かれるコーヒーって、なかなか作れないわけです。だからこそ何度も試行錯誤してやっと出来たコーヒーが、あの有名な『BOSSシリーズ』なわけで。


それを全国で味を変えるなんて、そんな手間かけるのサントリーさんくらいですよ。どんだけ時間かけてんだっていう。RPGで例えるなら、相手に合わせてパーティーをいちから考え直すみたいな感じ。すっご。

 

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味は3種類。『オリジナル』と『微糖』と、『ブラック』でございます。ちなみに僕の暮らしている地域では、こんな味になるみたいです。

 

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「これはコーヒー好きとして見逃せねえ!」というわけで、買ってきました(さすがに3本飲むと死んじゃうので、2本にしました。すいません)。


温くなるのも嫌なので、早速イートインコーナーで飲むことに。隣の女子高生の集団から「え……コーヒー2本ってヤバくない?」、「1本で良くね?」、「眠ったら死ぬ人かよ」という声も聞こえてきますが、無視していきましょう。

 

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まずはオリジナルから。


一口飲んで感じたのは、その甘さ。これ、他の缶コーヒーと比べてもかなり甘い。


消えずに長時間舌に残るような濃厚な甘さ。例えるなら生クリームを舐めた時のような感覚に近いです。癖になる味です。


いろんな缶コーヒーを飲んで来ましたが、ここまでガッツリ甘いのは初めて飲んだ気が。これ、多分コーヒー嫌いな人に飲ませても好かれる味だと思います。


甘めのコーヒーが好きな人は、ぜひ試してみてほしい。ちょっとこれ、ビックリしますよ。

 

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次は微糖。

 

朝専用缶コーヒーの味に近いかなと。何というか、甘さがかなり抑えられてます。


調べてみると、糖類50%オフだそう。なるほど……。


こちらはキリッとした締まりのある味で、喉に達した瞬間にスッと消えていく感覚。


でも砂糖は少ないけど、ミルク感は強く、苦すぎず甘すぎない、ちょうどいい塩梅をキープしています。食事と合わせても邪魔しない味わいかと。

 

【結論】

IQが5くらいの感想で申し訳ないのですが、どっちもすごく美味しかったです。


缶コーヒーっていろんな種類があるじゃないですか。毎朝飲む人も多いし、飽きてる人もいると思うんです。


そんな中で発売されたこのコーヒー、画期的だなあと。飲む場所によって味が変わるし、今までにない風味や後味を感じられる。近々大阪や東京に行く予定があるのですが、ふいに「東京行ったらそこでも買ってみようかな」と思いましたからね。どう違うのか。


価格が安いのも嬉しい。消費税込みでジャスト100円で、経済的。


皆さんもぜひ買ってみてはいかがでしょうか。


以上、コーヒーの飲みすぎで目がギンギンなキタガワがお送りしました。今回はこの辺で。

はてなブログを100記事書いてわかった。死にたくなるね

こんばんは、キタガワです。

先日、はてなブログが100記事を突破しました。あまり嬉しい感情はなかったですね。どうせ誰も見ないだろうとは思っていたので。

とりあえず『100記事を突破』を目指して頑張っていたんですけど、それを達成した今、現実を目の当たりにすることが多くなってきたんですね。正直辛くなってきたというか。

『ブログは100記事書いたら何とかなる!』なんてことを、誰もが言うわけです。収入が出るとか、はてなスターがもらえるとか、読者数が増えるとか。でもそれは『ブログ 100記事』で検索したときに上位に出てくるような人間の発言なのであって、僕のような底辺でくすぶってる人間がやろうとしても無理なんですよ。それを実感しましたね。

なので今回は、ブログ100記事を突破した今の僕の現実について、洗いざらい語りたいと思います。あとは辛くなった理由も。成功者の情報、全部嘘まみれですよ。

①1日のPV数は200程度

どちらかと言うと少ない部類だと思います。誰もが通る道だと思うんですけど、最初はPV数が伸びないものです。それは分かります。

でも割に合わない。

こちとらひとつの記事に何時間も費やしてるわけです。例えば時給800円のバイトやったとして、目に見える結果が賃金として反映されてるわけじゃないですか。

それに比べて割に合わねえなっていう。ウンウンうなって、時間を割いて、やっと書いた記事で何も生まれない。

はてなスター1つ、読者数4

モチベーション、上がらないですね。これでは。

③他の人との比較

はっきり書くと、僕は鬱病です。完全に向いてないなと思います。だって人と比較する癖があるから。

そんな人にとって、ブログは地獄ですよ。

例えば適当に検索かけて、いろんな人のブログを見てみるわけです。で、クソつまんねえ文章なのにスターが50とか付いてる。ハラワタ煮えくり返りそうになりますよ。

たった500文字くらいの文章とか、どうでもいい話を延々垂れ流してるやつとか。で、それでたくさんスターもらって、収入得てて。

やっぱり、ブログもコミュニケーションなんですよ。他の人のブログを訪問してコメント残したり、スター押したり、読者になったり。

僕はそんな人に媚びへつらう人生が嫌で、ひとりでやれるブログに手を出したんです。でもやっぱり駄目だなと。俺は無理だなと。

他の人は100記事で読者数150とかね。スターたくさんとかね。死にたくなりますよ、こんなの。

アフィリエイトアフィリエイトアフィリエイト

僕が一番嫌になったのはこれです。ブログはアフィリエイトしないと駄目なんだなっていう。

アフィリエイトは、要するに広告貼り付けたりして、商品や商材をオススメしたりする文章を書くやり方です。反吐が出ます。

皆さんも見た経験ありませんか。『鬱病 自殺』で検索かけたら、親身にアドバイスしてくれるサイトがあったとして、その最後に「鬱病診断はこちら!」とか「治療は○○クリニックへ!」とかいう文言。

タイトルに「鬱を克服する方法10選!」とか「鬱の人の行動10選!」みたいな、検索されやすくてGoogle検索に引っ掛かりやすいワードばっか使うやつ。

あれ見た瞬間、鳥肌立ちましたね。良い商品の紹介とか、鬱の人への手助けとか言っといて、本当は全部そのブログへのアクセス助長や、金儲けのことしか頭にないんだっていう。

例えば、本当に死にたくて辛い人が見たいのって、そういうんじゃないんですよ。鬱の人が淡々と自分の気持ちを語るようなサイトや、皆で頑張ろうって励ますサイト、そういうのが見たいんです。

そこに金儲けが見え隠れした瞬間、辛さが増幅するんですよ。ふざけんなよと。

③で書いたような、読者数が多い人やスターが多い人は、それをやってる人です。それか、元々Twitterとかで人気がある人か。

僕は商品紹介や人の弱味に漬け込んだブログなんてやりたくはないし、媚びへつらったりもしたくない。単純に自分の書きたいことを書いて、評価されたい。それが社会をドロップアウトして、今なお底辺をさ迷ってる人間が行き着いた先なんです。

だから思ったんですよ。ブログで収入を得たり、名声を得るためには『自分を殺さないといけない』ってことを。そして、『俺じゃ駄目だ』ってこと。

すいません。自分でも何書いてるかわからなくなりました。メンタルがヤバいときにブログ書くもんじゃないですね。次回はまたふざけた記事書きます。申し訳ありませんでした。